LACOCO COLUMN

スキンケア
2025.7.4
脂性肌でも崩れにくい!ベタつき・テカリを防ぐ日焼け止めの選び方と使い方をご紹介

「日焼け止めはベタつくし崩れやすいから苦手」
「テカリにくい日焼けってあるの?」
脂性肌の方にとって、日焼け止め選びは悩みの種。塗った直後からベタついたり、時間がたつとテカリや化粧崩れが気になったり…そんな経験はありませんか?
紫外線対策はしたいけれど、肌への負担や仕上がりの悪さが気になってしまう方もいますよね。
「でも大丈夫!」
脂性肌の特徴を理解し、肌に合った日焼け止めを選んで正しく使えば、サラッと快適に紫外線をブロックできます。そこで今回は、脂性肌でも快適に使える日焼け止めの選び方や使い方のコツをやさしく丁寧にご紹介します。

脂性肌の人が日焼け止めで感じやすい悩みとは?

脂性肌の方が日焼け止めを使う際、とくに感じやすいのが「ベタつき・テカリ・メイク崩れ」の3つ。皮脂分泌が多い肌に油分の多い日焼け止めを重ねると、さらに皮脂が浮きやすくなって時間がたつと肌がギトギトしてしまうことも。

また毛穴詰まりやニキビの原因になることもあり、日焼け止めを塗ること自体がストレスに感じてしまう方も多いです。これらの悩みは、日焼け止めの選び方や使い方を見直すことで、ぐんと軽減できるでしょう。

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脂性肌向けの日焼け止めの選び方

脂性肌の方が日中の肌ストレスを減らし、快適な紫外線対策をするには以下のポイントを押さえて日焼け止めを選びましょう。

【脂性肌におすすめの日焼け止めの選び方】

・軽い使用感のものを選ぶ
・ノンコメドジェニック処方を選ぶ
・皮脂吸着成分/テカリ防止成分配合を選ぶ

選び方①軽い使用感のものを選ぶ

脂性肌さんにとって大切なのは、重たくならない軽い使用感の日焼け止めを選ぶことです。

【軽い使用感の日焼け止め】

・ジェルタイプ
・ローションタイプ

皮脂が多い脂性肌には、水のようにサラッと伸びるジェルタイプや軽やかなローションタイプの日焼け止めがおすすめ。

これらのタイプは肌になじみやすく、皮脂と混ざっても崩れにくい傾向があります。つけ心地の軽さを重視することで、日焼け止めが「重たい」「苦手」というイメージも吹き飛ぶはずです。

選び方②ノンコメドジェニック処方を選ぶ

脂性肌は毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい肌質。そこで注目したいのが「ノンコメドジェニック処方」の日焼け止めです。

ノンコメドジェニック処方とは、毛穴を詰まらせにくく、ニキビの原因になりにくい成分で作られた製品のこと。すべての人にニキビができないわけではありませんが、肌トラブルを防ぎたい脂性肌さんにとっては安心感があるでしょう。

選び方③皮脂吸着成分・テカリ防止成分配合を選ぶ

皮脂によるテカリやメイク崩れを防ぐには「皮脂吸着成分」「テカリ防止成分」が配合された日焼け止めを選ぶのが効果的。

シリカやパウダー成分が含まれた製品は、肌の表面をさらさらに保って余分な皮脂を吸着してくれます。また、皮脂の分泌をコントロールする成分(ビタミンC誘導体など)が含まれているものもおすすめ。

こうした日焼け止めを選ぶことで、日中の化粧直しの回数も減ってストレスフリーになるでしょう。

脂性肌でも崩れにくい日焼け止めの塗り方と使い方のコツ

日焼け止めは、塗り方次第で持ちや仕上がりに大きな差が出ます。そこでここでは、脂性肌でも崩れにくい日焼け止めの塗り方と使い方のコツについてご紹介します。ぜひ、コツをつかんで実践してみてくださいね。

スキンケアを見直す

日焼け止めを塗る前のスキンケアが、実はとても重要なんです!

脂性肌だからといって化粧水だけで済ませると、かえって皮脂の分泌が活発になることも。保湿が不足すると、肌が「乾いている」と判断して皮脂を過剰に分泌してしまうからです。

保湿ケアのベタつきが気になる脂性肌の方は、軽めの乳液やジェルタイプの保湿剤を使ってみましょう。肌を適度にうるおしてから日焼け止めを塗ると、皮脂バランスが整って崩れにくいベースが作れますよ。

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化粧下地との相性を確認する

日焼け止めと化粧下地の相性が悪いと、ヨレやムラの原因になります。とくに脂性肌の場合は皮脂で化粧が浮きやすいため、日焼け止めの後に塗るベースメイクとの相性はとても大切。

そのため、油分が少なくてサラッとした使用感の下地や、皮脂崩れ防止機能があるタイプを選ぶと安心です。

塗る量とタイミングに注意する

日焼け止めは、適切な量を塗らなければその効果を十分に発揮できません。ただし、脂性肌の方は重ねすぎるとベタつきや崩れの原因にもなります。

多くの日焼け止めは顔全体でパール2個分が目安ですが、一度に塗らずに2回に分けて重ねる「重ね塗り」がおすすめ。さらにメイクの直前ではなく、日焼け止めを塗ってから少し時間を置くことで、肌へのなじみが良くなって化粧持ちもアップします。

【使用感別】脂性肌におすすめの日焼け止めタイプ

脂性肌の方は、好みの使用感に合わせて日焼け止めを選ぶのがおすすめ。ここでは使用感別の日焼け止めタイプの特徴をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

サラサラ感|ジェル・ローションタイプ

サラサラな使用感で選ぶなら、ジェルやローションタイプが最適!

軽やかなテクスチャーで肌にスッとなじむジェルやローションタイプの日焼け止めは、脂性肌さんの強い味方。水分ベースで伸びがよく、肌に薄く均一に塗れるのでべたつきが苦手な人にぴったりです。

塗った直後からサラッとした感触が続き、皮脂が浮きにくいのも嬉しいポイント。朝のメイク前にも使いやすく、快適なつけ心地が長時間続きます。

マットな仕上がり|パウダー入りタイプ

テカリやすい脂性肌の方には、パウダーが配合された日焼け止めもおすすめ。

肌の表面をさらさらに保ち、皮脂を吸着することでマットな質感を長時間キープしてくれます。パウダーが皮脂を吸着してくれるので、日中のメイクも崩れにくくなるでしょう。

崩れにくさ|ウォータープルーフタイプ

汗や皮脂に強く、崩れにくい日焼け止めを探しているならウォータープルーフタイプを選びましょう。

ウォータープルーフは水や摩擦に強い処方で、長時間外出するときやアウトドアシーンにもぴったりです。ただし、クレンジングが必要なものが多いので帰宅後はしっかりと落とすことが大切。肌にやさしいウォータープルーフ製品を選べば、脂性肌でも快適に使えます。

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注意!脂性肌の日焼け止め選びで避けたいポイント

脂性肌の方が日焼け止めを選ぶとき、避けたほうがいいポイントがあります。

【脂性肌の日焼け止め選びで避けたいポイント】

・油分が多すぎるもの
・香料やアルコールが強いもの
・クレンジングで落ちにくいもの

油分が多いと皮脂と混ざりやすく、すぐにテカリや化粧崩れの原因に。また、香料やアルコールが強すぎる製品は刺激になりやすく、肌トラブルを引き起こす可能性があります。

さらに落ちにくい処方は、洗い残しから毛穴詰まりやニキビの原因になることもあるので注意が必要です。肌にやさしく、必要な機能だけを備えたシンプルな処方を選ぶことが脂性肌には重要。

もしも崩れてしまったら?日焼け止めの塗り直し方法

日焼け止めって、日中どうしても崩れてしまうこともありますよね。そんなときは以下の方法で塗り直しましょう。

1.皮脂や汗をやさしくティッシュオフする
2.ミスト化粧水やあぶらとり紙で整える
3.日焼け止めを軽く重ね塗りする

メイクの上から塗る場合は、スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めが便利。肌に触れずに塗り直せてメイク崩れも防げます。直すときは無理にこすらず、やさしく重ねることがポイント!

脂性肌にあった日焼け止めを使って快適な紫外線対策をしよう!

脂性肌でも、正しい選び方と使い方を意識すれば日焼け止めによる不快感や肌トラブルを減らすことができます。軽い使い心地やテカリ防止成分を取り入れたものを選び、スキンケアやベースメイクとのバランスも整えることが大切です。紫外線は季節を問わず降り注いでいるので、自分の肌に合った日焼け止めでしっかりと守ってあげましょう。