LACOCO COLUMN

スキンケア
2025.12.2
【肌タイプ別】朝のスキンケアの基本は3ステップ!正しい順番とおすすめアイテムをチェック

朝のスキンケア、どこまでやればいいの…?と迷ってしまうことはありませんか。

化粧水や乳液をなんとなく使っていると、テカりや乾燥の原因になり、化粧持ちが悪くなることもあるんです。

そこでこの記事では、朝のスキンケアの正しい順番や必要なアイテムなど、快適&メイク崩れしにくい肌をつくるためのポイントをわかりやすく解説。

すぐに取り入れられる内容なので、ぜひ参考にしてください♩

朝のスキンケアで絶対にはずせない3つのステップ

朝のスキンケアは、肌のコンディションを整える大切な時間。難しいテクニックはいりません。まずは基本の3ステップとポイントをわかりやすく紹介します。

やさしい洗顔で朝の肌をリセット

朝の洗顔は、「寝ているあいだに分泌された皮脂や汗、ほこりを落とし、スキンケアの入りをよくする」のが目的。

皮脂を取りすぎてしまうと、乾燥やテカリの原因に。“軽め”の洗顔料で、肌をこすらず泡でなでるように洗うのがポイントです。

冷たい水ではなくぬるま湯で丁寧に流すと、メイクのノリもぐっとよくなりますよ。

化粧水で肌に水分をチャージ

朝の肌は、見た目以上に乾燥しています。化粧水で水分を補い、みずみずしい状態に整えましょう。

手のひらで包み込むように数秒押さえると、摩擦で肌にダメージを与えることなく、浸透しやすくなりますよ。

乳液/クリームで水分を閉じ込める

化粧水で補った水分を逃さないよう、乳液やクリームで“フタ”を。

朝はベタつかない軽めの仕上がりが理想。乳液やクリームを塗りすぎると、油分の膜が厚く残ってしまいます。

化粧下地やファンデーションが密着しにくくなり、ヨレやテカリの原因になるので注意してくださいね。

▶︎乳液とクリームの違いって?使う目的や使用感・選び方まで徹底解説!

朝のスキンケアのミニマムルーティン【肌タイプ別】

朝のスキンケアは、肌タイプに合った方法で整えることが大切。同じ「3ステップ(洗顔+水分補給+保湿)」でも、アイテム選びや使い方を変えることで、肌の調子やうるおいの保ち方が大きく変わります。

ここでは、「乾燥肌」「混合肌」「脂性肌/ニキビ肌」の3タイプごとに、おすすめアイテムと毎日ムリなく続けられる“ミニマムな朝スキンケア”をご紹介。

自分の肌に応じたスキンケアを取り入れて、気持ちよく一日をスタートさせましょう♩

乾燥肌:“重ねて抱え込む”うるおいケア

乾燥しやすい肌は、起床時から水分が不足しがち。まずは“水分をしっかり補う”こと、そして“逃さない”ことが重要です。

おすすめアイテム

低刺激・弱酸性の洗顔料:皮脂を取りすぎず、肌のコンディションをほどよくケア
セラミド配合の化粧水:高い保水力で乾燥しやすい朝の肌にうるおいをチャージ
軽めの乳液または保湿クリーム:とろみはあっても、油膜が重すぎないものが◎

おすすめミニマムルーティン

1.ぬるま湯で軽くすすいだ後、低刺激・弱酸性の洗顔料で泡をそっと肌にのせるようにやさしく洗います。泡を転がして汚れを浮かせるイメージで。
2.化粧水を手に広げ、包み込むように数秒プレス。コットンでこするより刺激が少なく、なじみやすくなりますよ。
3.乳液/クリームは“頬多め・Tゾーン控えめ”が鉄則。とくに乾きがちな部分は、手のひらや指先で軽く押さえて密着させると、うるおいを抱え込みやすくなります。

朝のうるおいが不足すると、一日中ごわつきやつっぱり感が続くことも。フェイスラインや口角の横など、水分が逃げやすいところは、少量をていねいに重ねるのがおすすめです。

▶︎乾燥肌さんのための徹底スキンケアバイブル|基礎化粧品の選び方や正しいケア方法を解説

混合肌:部分ごとに違うケアを取り入れてバランスを整える

Tゾーンはテカりやすいのに、頬は乾燥しやすい…。

そんな混合肌は、顔全体を同じように仕上げるとバランスが崩れがちに。部分ごとにケアすることが大切です!

おすすめアイテム

低刺激・弱酸性の洗顔料:乾燥しがちな部分を守りながらTゾーンの皮脂をオフ
ジェルタイプの化粧水:部分ごとのケアがしやすい、さらっとした軽い使い心地
軽めの乳液:油分が少なめで、肌のバランスを整えるタイプが◎

おすすめミニマムルーティン

1.ぬるま湯で軽くすすぎ、低刺激・弱酸性の洗顔料で泡を肌にのせるようにやさしく洗います。
2.化粧水は乾燥しやすい頬にはしっかりめに、べたつきやすいTゾーンは控えめに。手で包み込むようになじませるのがポイントです。
3.指先にとった軽めの乳液を、頬・口まわり・フェイスラインの「内→外」へすべらせるように薄く広げます。Tゾーンは、手に残った乳液を軽く押さえる程度で十分です。

部分ごとに整えることで、混合肌特有のムラを防ぎ、日中の崩れも起きにくくなりますよ。

脂性肌/ニキビ肌:軽さを優先してベタつきと刺激を抑える

脂性肌やニキビ肌は、皮脂が多く出やすいのが特徴。油分の多いアイテムを重ねると毛穴詰まりの原因に。

朝はさっぱりと整え、過剰な油分や刺激を避けることが大切です♩

おすすめアイテム

弱酸性のジェルタイプ洗顔料:皮脂や汚れはオフしつつ必要なうるおいはキープ
さっぱりタイプの化粧水:水分を補いながら、肌表面の負担を最小限に
ノンコメドジェニックの軽め乳液:油分を抑えてニキビのリスクを低減

おすすめミニマムルーティン

1.ぬるま湯で軽くすすぎ、Tゾーンを中心にやさしく洗います。両頬や口まわりを短時間で仕上げると、バランスを保ちやすくなりますよ。
2.化粧水を頬や口まわりにじっくり“入れ込む”ようにハンドプレスし、うるおいを丁寧に届けます。Tゾーンは軽く触れる程度でOKです。
3.乳液は指先に少量とり、乾燥しやすい部分にだけ「点置き→薄伸ばし」するのがおすすめ。皮脂の多いところは、手に残った分を軽くなでるだけにとどめましょう。

脂性肌・ニキビ肌は、朝の“油分コントロール”がポイント。さっぱり仕上げることで、日中のべたつきやニキビ悪化を防ぎやすくなります♩

▶︎脂性肌さん必見!正しい洗顔&スキンケアでテカリ知らずの素肌へ

朝のスキンケアで“やってはいけない”NG集

朝のスキンケアは、“何をするか”と同じくらい“何をしないか”も大切。うっかりやりがちなNG行動が続くと、肌のコンディションが乱れ、日中のベースメイクが崩れやすくなることも。

健康な肌とメイクの仕上がりが長時間きれいに続く状態を保つために、朝のスキンケアで避けたいポイントをまとめました。

摩擦の多い塗り方・こすり洗いをしてしまう

忙しい朝は、つい手早さを優先しがち。

でも、こすり洗いしたり、化粧水を強く塗り広げたりすると、赤らみやバリア機能の低下を招き、肌が乾燥しやすい状態に。日中に粉浮きや崩れが出やすくなることも。

“泡で洗う/押さえるように塗る”を意識すると、肌への負担を減らせますよ。

夜用の濃厚クリームを朝にたっぷり使う

夜用のクリームは油分が多く、保護力が高め。朝に使うと、肌表面に油膜が残り、ムレやテカリにつながって、ファンデーションがヨレる原因に。

ほんの少量にとどめるか、朝は軽めの乳液に切り替えるのが正解です。

次のステップを急ぎすぎる

スキンケアは、“なじませる時間”も大切。すぐに重ね塗りするとムラが出たり、肌表面がベタついたままになり、ベースメイクが密着しにくくなります。

数十秒おくことで肌が落ち着き、次のステップの仕上がりも安定しますよ。

▶︎毛穴落ちしない下地の塗り方とは?毛穴落ちする原因や下地の選び方も紹介!

毎朝のスキンケアは肌タイプに合わせて整えよう

朝のスキンケアでは、アイテムの数を増やすことよりも、肌タイプに合ったものを、適切な量、適切な方法で使うことが大切です。

キーワードは、 “必要なところに、必要なだけ”。毎日の積み重ねが、健やかな肌の土台をつくります。

ラココでは、スキンケアやメイクのコツなど、女性の美容の悩みを解決するヒントをお届けしています。肌のことや気になることがあれば、ぜひ気軽に相談してください♩