脱毛はベストな間隔で受けなければ、十分な効果が得られない可能性があります。そこで今回は、脱毛の種類によって異なる脱毛期間について解説。通うタイミングをイメージしやすいスケジュールで紹介します!
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脱毛のベストな間隔は脱毛機と脱毛の種類で変わる

脱毛の間隔は使用する脱毛機や脱毛の種類によって変わります。ベストな間隔を知るためには、脱毛と脱毛機、毛周期の関係を知っておく必要があります。以下でくわしく解説しますね。
脱毛の間隔と脱毛機や脱毛の種類との関係
脱毛機には大きく分けて脱毛サロンなどで使われている美容脱毛機と、クリニックで利用されているレーザー脱毛機があります。美容脱毛機は幅広い波長の光が照射可能なのに対し、医療レーザー脱毛機は単一波長で出力の強いレーザーを照射します。
どちらの脱毛機にも、熱破壊式と蓄熱式という2つの照射方式があります。
熱破壊式は熱によって、発毛組織である毛乳頭や毛母細胞にダメージを与える脱毛方式です。照射した光やレーザーが、毛根の黒いメラニン色素に反応すると熱が作られます。この熱が毛根から発毛組織である毛乳頭に伝わると、タンパク質の熱変成によって発毛組織が本来の機能を失います。結果としてムダ毛が生えにくい状態に。
なおこの効果を得るためには、毛根が毛乳頭と密着していなければいけません。
蓄熱式はやさしい光を使い、毛を包む毛包に熱をためて毛穴の比較的浅い部分にある「バルジ領域」にダメージを与えます。バルジ領域は毛根に対して「毛を成長させて」と指令を出す役割を持つ組織。そのためバルジ領域にダメージを与えることができれば、ムダ毛が生えてくるのを抑えられます。
この方式では、毛根が毛乳頭に密着しているかどうかは関係ないと考えられています。
脱毛の間隔と毛周期の関係
毛周期は成長期、退行期、休止期という3つの段階を踏む、毛が生え替わるサイクルのことです。
・成長期…毛根の毛母細胞が活性化し毛が成長する期間(成長前期と成長後期に分けて考えられることもある)
・退行期…毛の成長が止まり、抜けるまでの準備期間
・休止期…毛が抜けて新しい毛が成長し始めるまでの期間
毛根が発毛組織と密着しているのは成長期のみ。つまり先ほど紹介した熱破壊式の脱毛の場合、成長期でなければ効果的に脱毛できないということになります。
これが脱毛の間隔のベストなタイミングに影響します。
脱毛の間隔は熱破壊式が2~3ヶ月、蓄熱式は1ヶ月がベスト

毛周期は部位ごとに異なりますが、成長期の平均的な間隔は2~3ヶ月程度。休止期も大体同じです。そしてこのサイクルは毛1本1本異なります。そこで医療レーザー脱毛機や美容脱毛機の熱破壊式を使う場合、次の成長期の毛にしっかりアプローチできるよう、2~3ヶ月ごとに通うのがベストタイミングとしているんです。
しかし蓄熱式の場合、毛根と発毛組織が密着している必要はないので、成長期にタイミングを合わせなくてOK。そのため蓄熱式は1ヶ月ごとに通えます。
毛の成長の仕方は個人差もあるので、脱毛の進み具合によって間隔を変えることもあります。気になる場合は、施術を受けるサロンやクリニックとよく相談してみてくださいね。
脱毛の間隔はあけすぎてもNG!ベストな間隔でスケジュールを作ってみました

脱毛の間隔をスケジュールにまとめてみました。間隔が開きすぎると最短期間で卒業を目指すことが難しくなります。特に熱破壊式の場合は、毛周期のタイミングが狂うので無駄打ちになる可能性も否定できません。計画的に通いましょう。
【春に始めた場合】

【夏に始めた場合】

脱毛の結果が出るまでの回数は、脱毛機の種類や個人差もあるため一概に言えませんが、6回~12回程度。仮に6回施術を受ける必要があるとすると、蓄熱式は半年で卒業できるのに対し、2~3ヶ月ごとに施術を受ける熱破壊式では1年以上かかる計算になります。
例えば「夏までにすべすべになりたい!」なら、蓄熱式の場合は春先、または冬場から始めるのがベスト。熱破壊式なら前年の春先か冬くらいから始めると良さそうです。
脱毛間隔をベストに保ち最短期間で卒業するために押さえておきたいポイント

しっかり効果を感じながら、短期間で脱毛を卒業するためには、定期的に通うことが欠かせません。脱毛期間のベストタイミングを維持するために、自分でできる大切なポイントを紹介します。
自己処理に毛抜きは使わない
脱毛前には自己処理が必要ですが、毛抜きを使うのはNGです。毛抜きだと毛根までなくなってしまうため、脱毛機がうまく反応できないだけでなく、毛周期も狂いやすくなります。
最初に計画したスケジュールにできるだけ沿って脱毛に通えるよう、毛抜きは使用しないようにしましょう。もちろん、毛抜きと同じように毛根から取り除いてしまう、脱毛ワックスや毛抜き型の脱毛機の使用も控えてくださいね。
施術後の保湿ケアを十分に行う
施術を受けた後は十分に保湿しましょう。どのような脱毛機でも、熱を使用するため少なからず肌にダメージが残ります。特に医療レーザーのように強い出力で施術を受けると肌が火照り、乾燥や肌荒れの原因になりかねません。蓄熱式で使うのはやさしい光ですが、やはり施術後は肌をいたわってあげましょう。
肌トラブルは毛周期に影響を与えるだけでなく、肌荒れがひどくなれば施術を受けられない、なんてこともあり得ます。計画的に脱毛を終わらせるためにも、脱毛に通っている間は保湿ケアを忘れないようにしてくださいね。
紫外線対策を忘れずに
紫外線は肌の大敵。脱毛後のデリケートな肌に紫外線が降り注げば、日焼けしやすく、肌荒れも起きやすくなります。保湿ケアを怠る以上に肌トラブルにつながりやすく、毛周期への影響も考えられます。
そもそも、黒い色素に強く影響される熱破壊式の場合、日焼けしてしまうと施術を受けられません。早く脱毛を卒業するために長袖、長ズボンなどで肌を隠し、日焼け止めや日傘など紫外線対策グッズを活用して、紫外線から肌を守りましょう。
脱毛間隔は脱毛の種類にあわせて決めるのがベスト!最短期間で卒業したいならラココヘ

脱毛の期間は脱毛機や脱毛の種類によって異なります。施術やカウンセリングを担当するスタッフとよく相談し、ベストなタイミングで施術を受けることが、効果も実感できて早く卒業するための近道です。
脱毛サロンラココではSHR方式という蓄熱式の脱毛を提供しています。毎月通えて、早い方なら6ヶ月程度で卒業できることもあるスピーディーな脱毛。ムダ毛が抜ける波長を研究し尽くして開発されたLUMIX-A9Xという脱毛機で、細かい毛にも太い毛にもアプローチします。痛みもほとんどないので、全身脱毛もリラックスして受けられますよ。
「早く結果を出したい」「短期間で終わらせたい」と考えているなら、ぜひラココにご相談くださいね。