でも実は、メイクは花粉症対策にもなるため上手に活用することが大切なんです。
今回は、花粉症の季節にメイクが必要な理由や、肌荒れ・崩れにくくするためのポイントについても解説します。
INDEX
花粉症の季節こそメイクが必要な理由

そもそも花粉による肌のかゆみや赤みは、飛散した花粉が肌に付着して刺激を与えることが原因。そこで役立つのがベースメイクです。
ベースメイクは肌の表面に薄い膜をつくるため、花粉が直接肌に触れるのを防ぐ役割が期待できます。その結果、花粉による刺激を受けにくくなり、肌トラブルの予防につながる可能性があるのです。
花粉症のメイクはリスクにもなる?

メイクは花粉症対策にもなりますが、逆に次のようなリスクになることも。
・肌荒れの原因になりやすい
・メイク崩れしやすくなる
・目のトラブルが発生する可能性がある
このようなリスクが高いときは、花粉症対策といえども無理にメイクをするのはNG。自己判断が難しいときは、皮膚科などでメイクについて相談してみましょう。
肌荒れの原因になりやすい
肌荒れは、花粉症の季節のメイクの大きなリスクです。特に花粉症の時期は肌のバリア機能が低下しやすくなるため、化粧品そのものが肌にダメージを与えることも多いです。
また、クレンジングによる摩擦で、ただでさえ弱った肌にさらなるダメージが重なり、ひどい肌荒れにつながるケースも少なくありません。
ちなみに、肌荒れがひどいときに無理にメイクをすると、症状がさらに悪化しやすくなります。肌荒れしていてメイクをすべきかどうか迷ったときは、自己判断せずに皮膚科に相談しましょう。
メイク崩れしやすくなる
花粉症の時期は、涙や鼻水でメイクがよれがち。マスクの摩擦もメイク崩れの原因になります。いつもよりメイク直しに時間がかかり、ストレスになるという人も少なくありません。
なお、詳しくは後ほど解説しますが、いくつかポイントを押さえると花粉症の時期でもメイク崩れしにくくなりますよ。
目のトラブルが発生する可能性がある
肌荒れと並んで注意すべきなのが、メイクによる目のトラブルのリスク。花粉症の時期は目がかゆくて、何度もこすってしまうという人も多いでしょう。手でこすったときにアイメイクメイクがはげて化粧品の油分が目の中に入ると、トラブルの原因になります。
例えばかゆみや痛みのほか、油分がマイボーム腺という器官をふさいでドライアイになることも。ドライアイは結膜炎やものもらいの原因でもあります。
花粉症時のメイクの鉄則3か条

花粉症の時期のメイクはいわば諸刃の剣。リスクをできる限り抑えて、メリットを最大限にするには、次の3つのポイントを押さえることが大切です。
・低刺激・シンプルがマスト
・パウダー系NG!密着度の高いリキッド・クリームを選ぼう
・クレンジング不要がベスト
ここからは、花粉症時のメイクの鉄則について具体的に見ていきましょう。
低刺激・シンプルがマスト
花粉症の季節は、肌のバリア機能が低下して揺らぎがち。肌への負担を最小限にするために、肌に優しいアイテムを使うのが鉄則です。「敏感肌用」「低刺激設計」のものは、比較的肌荒れしにくいです
また、基本的にメイクは重ねるほど・濃くなるほど肌への負担も大きくなります。花粉の季節は肌への刺激をできるだけ減らしたいので、シンプルなメイクを心がけましょう。
アイメイクなしでも、眉メイクをきれいにしあげると、しっかりとメイクをしているような印象に仕上がりますよ。メイクが薄いと疲れて見えるという人は、髪の毛をきれいにまとめると清潔感と若々しさが出ます。
薄化粧でもきちんとした印象に整えたい場合は、この2つを意識してみましょう。
パウダー系NG!密着度の高いリキッド・クリームを選ぼう
花粉症の時期はパウダー系のメイクアイテムは避けましょう。ただでさえバリア機能が低下している肌は、細かいパウダーの粒子に過剰に反応する恐れがあるためです。
そのため花粉症の時期のベースメイクは、低刺激設計のリキッドやクリーム、クッションファンデーションを選びましょう。仕上げのブレストパウダーやルースパウダーも極力控えてください。
水分量が多いアイテム・保湿成分配合のファンデーションは、肌への密着度が高く、花粉のブロック効果に期待できます。また、鼻水や涙、摩擦によるヨレの軽減につながる点もメリットです。
同じくアイメイクのアイテムも、リキッドやクリーム系など密着度の高いものを選びましょう。ちなみに、アイライナーやマスカラはウォータープルーフタイプにすると、花粉症の涙によるパンダ目を回避しやすくなりますよ。
クレンジング不要のアイテムがベスト
クレンジング剤は落とすときの摩擦が肌にダメージを与えるほか、肌を乾燥させてバリア機能の低下を加速させる恐れがあります。肌への負担を軽減するために、花粉症の季節は、石けんや洗顔料で落とせるアイテムがベストです。
クレンジング不要のメイクアイテムは低刺激性のものが多く、一石二鳥になりますよ。シリコーンオイルの配合量が少ないものはクレンジング不要の物が多いため、参考にしてみてください。
花粉症によるメイク崩れの予防法

花粉症は、肌荒れだけでなくメイク崩れも憂鬱ですよね。次のようなポイントを守って対策してみましょう。
・入念な保湿で密着度を上げる
・仕上げにミストで密着させる
・鼻周りの崩れは保湿バームとコンシーラーで
入念な保湿で密着度を上げる
花粉症の季節は、まだ空気が乾燥しているのに加えて、温度がだんだん上昇して皮脂分泌が活性化しやすい季節。皮脂分泌はメイク崩れの原因となるため、できる限り抑えることが大切です。
具体的には、メイク前には入念な保湿をしましょう。保湿をすると肌のバリア機能が高まり、花粉の影響を受けにくくなる効果もあります。また、化粧ノリが良くなり、薄化粧が決まりやすい点もメリットですよ。
まずは化粧水でたっぷり肌に水分を与え、乳液やクリームで蓋をして蒸発を防ぎましょう。乾燥がひどい人は、スクワランやワセリンなども併用してみてください。
ただし、肌がベタベタするまで保湿をすると、かえって化粧が崩れやすくなるだけでなく、肌の上に花粉を留めることにもつながりかねません。そのため、保湿力がありつつも軽め・さっぱり仕上がるものを選びましょう。
仕上げにミストで密着させる
鼻水や涙、マスクによるヨレを防ぐには、メイクの仕上げにミストを吹きかけるのもおすすめです。メイクの密着度が高まって崩れにくくなるだけでなく、保湿の面でも肌に良い影響をもたらします。
メイクの最後に円を描くように回しながら吹きかけましょう。自然乾燥せせるのがポイントです。なお、最近は花粉のブロック効果もある仕上げミストも数多く登場しているため、必要に応じて取り入れてみましょう。
▶︎メイク崩れ防止スプレーの仕組みって?効果や選び方・使い方を全力解説 – LACOCO COLUMN
鼻周りの崩れは保湿バームとコンシーラーで
鼻をかむことが多い花粉症の季節は、特に鼻周りの化粧が崩れやすいですよね。化粧が崩れたとき、指などで無理にヨレを直そうとするのはNG。肌のダメージになるだけでなく、ますます化粧崩れが進行する恐れがあります。
まずは保湿バームや乳液を綿棒やコットンに薄くとり、ヨレてしまった部分を優しくふき取りましょう。その後、拭き取った部分に再度保湿バームや乳液を薄く広げます。花粉症の季節は鼻のかみすぎで鼻の下が乾燥していることが多いため、入念に保湿してください。
肝心の化粧直しは、とにかく薄く仕上げることが大切。ファンデーションを厚塗りすると他の部分との境目がはっきりするだけでなく、再びの化粧崩れの原因になりかねません。
おすすめは、コンシーラーを薄く伸ばす方法です。少しずつ重ねることで調整しやすく、周囲との境目もぼかしやすいですよ。
▶︎メイクの上から、どうやって保湿すればいいの?乾燥に負けない保湿ケア術 – LACOCO COLUMN
花粉症を緩和させるメイクはある?

前述のように、メイクは花粉が肌に直接触れるのを防ぐ効果があります。でも、メイクだけで花粉症による肌荒れや鼻水、涙を完全に止めることはできないため、メイク以外の方法での対策が重要になります。例えば、次のような方法を試してみましょう。
・鼻水にはツボ押しもおすすめ
・帰宅したらすぐに洗顔
鼻水にはツボ押しもおすすめ
花粉症の鼻水にお困りなら、ツボ押しを試してみるのもおすすめです。鼻水に効く代表的なツボは次の2つ。
・睛明(せいめい):鼻の付け根付近の両側
・迎香(げいこう):小鼻の膨らみ部分の両側
いずれも鼻づまり・鼻水に効果のあるツボと言われています。押し方は、両手の人差し指の腹で痛気持ちいい程度の力加減で刺激すること。鼻水が軽減されると、鼻周りのメイク崩れ対策にもなりますよね。
帰宅したらすぐに洗顔
花粉症のメイクによるトラブルを避けるには、肌についた花粉をできる限り落とすことが何よりも大切です。帰宅したらすぐ洗顔をし、メイクもろとも花粉をきれいに洗い流しましょう。
前述のように、花粉症時期は石けんや洗顔料で洗い落とせるメイク料が大切。また、しっかり泡立てて洗顔すると、肌への摩擦が最低限で済むため、肌荒れしやすい花粉症の季節でもトラブルのリスクを軽減できます。
メイクで上手に花粉症対策しよう

メイクは花粉から肌を守る手段の1つ。肌荒れや鼻水・涙でメイクが憂鬱になりがちな季節ですが、ベースメイクは最低限したいところです。今回ご紹介した3つの鉄則を守ったメイクで、辛い花粉症の時期を乗り越えましょう。
