朝きれいに仕上げたはずのファンデーションがお昼にはヨレてテカっていると、気分まで落ち込みがち。汗や皮脂・湿度の高い空気など、夏ならではの環境はお肌にとってなかなか過酷です。
そこで今回は、夏にぴったりなファンデーションの選び方と、崩れにくくする使い方のコツを解説します。自分に合ったファンデーションを見つけて、暑い季節でも快適で美しい肌をキープしましょう♩
INDEX
夏に起こりやすいファンデーションの悩み
夏に起こりやすいファンデーションの悩みとは、いったいどのようなものがあるのでしょうか。まずここでは、よくある夏のファンデ悩みをチェックしていきましょう。
汗や皮脂による崩れやテカリ
夏は気温の高さにより、汗や皮脂の分泌が多くなります。その結果、朝しっかりメイクしたはずなのに、数時間後にはファンデがヨレていたり、Tゾーンがテカっていたり…。
こうした崩れは、皮脂とファンデーションが混ざって浮きやすくなるのが原因です。そのため暑い夏は、ファンデーションが崩れやすくなってテカリやすくなってしまいます。
湿度でベタつきや重たさを感じやすい
梅雨や真夏の湿度は、肌にとっても大敵です。空気中の湿気が肌にまとわりつき、ファンデーションがなんだか重く感じたり、ベタベタと不快に感じたりする方が多いです。
そんな時は、軽やかで伸びのよいリキッドタイプや、さらっとしたパウダータイプのファンデーションがおすすめ。心地よく使えるテクスチャーを選ぶことで、メイク中も快適さがぐんとアップしますよ。
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皮脂と混ざって毛穴落ちしやすい
ファンデーションが毛穴に入り込んで、かえって毛穴が目立ってしまう…そんな毛穴落ちも夏の悩みのひとつ。皮脂と混ざったファンデが時間とともに崩れて、毛穴部分だけ濃く残ってしまうことがあるのです。
どうやって選ぶ？夏のファンデーションの選び方
夏のファンデーションは「崩れにくさ」「軽さ」「快適さ」がカギ。肌質や生活スタイルに合わせて、自分にぴったりのタイプを選ぶことが大切です。ここでは、選ぶ際のポイントを4つに分けてご紹介します。
テクスチャーや仕上がりで選ぶ
夏はベタつきやすいため、できるだけ軽いテクスチャーのファンデーションがおすすめ！
リキッドでも薄づきで伸びがよく、仕上がりがサラッとするタイプなら不快感も軽減できます。ツヤ肌にしたい方は水分を多く含んだタイプ、マット肌が好みならパウダーやクッションタイプも◎
使用感と仕上がりのバランスを見ながら、自分の肌になじむタイプを選びましょう。
崩れにくさで選ぶ
汗や皮脂に強い「ロングラスティング」「ウォータープルーフ」などの表示があるものは、崩れにくいので暑い夏に大活躍します。
崩れにくいタイプを選べば時間がたってもヨレにくく、キレイな仕上がりが長続きします。また、皮脂吸着成分入りのファンデーションや、密着力が高いものを選ぶのもポイント。仕上げにフェイスパウダーを重ねることで、さらに崩れにくくなりますよ。
肌悩みで選ぶ
毛穴の目立ち、赤み、乾燥…夏でも肌悩みは人それぞれです。毛穴が気になる人は、ソフトフォーカス効果のあるファンデーションを。乾燥しがちな肌には、保湿成分入りのリキッドやクッションタイプがおすすめです。
肌悩みに合った機能が備わったファンデーションを選ぶことで、仕上がりの満足度もぐっと上がりますよ。
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生活スタイルで選ぶ
室内で過ごすことが多い人と、外出やレジャーで屋外にいることが多い人では、選ぶべきファンデーションも異なります。
室内中心ならツヤ感を重視した軽めの仕上がりでもOK。一方、屋外が多い方はUVカット機能があるタイプや、汗に強いウォータープルーフがおすすめです。ファンデーションを選ぶときは、自分のライフスタイルに合った機能性もチェックしましょう。
夏はファンデーションの下地選びも重要！
実は、ファンデーションの崩れにくさを左右するのは「下地」の力が大きいんです。
夏はとくに、皮脂くずれ防止や毛穴カバーの効果がある下地を選びましょう。サラッとした使用感で、ファンデの密着力を高めてくれます。下地で肌を整えておくことで、夏のメイクがぐっと安定して化粧もちもアップ！
ぜひ、夏は崩れにくい下地を使ってみましょう。
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夏はフェイスパウダーを使ったほうがいい？
夏のメイクには、フェイスパウダーがとても頼もしい味方になるので使うのがおすすめ！
ファンデーションの上からフェイスパウダーを重ねることで余分な皮脂を吸着し、テカリや崩れを防いでくれます。
粒子が細かいタイプなら、厚塗り感なくナチュラルな仕上がりに。とくにTゾーンや鼻まわりなど、皮脂が出やすい部分だけにポイント使いするのもおすすめです。マットすぎず、ふんわり感を残した肌を目指しましょう♪
夏のファンデーションの使い方
ファンデーションは、塗り方ひとつで仕上がりと持ちが変わります。
【夏のファンデーションの塗り方】
1.肌状態に合ったタイプの下地を塗る
2.高密着のリキッドファンデーションを薄く塗る
3.スポンジでトントンと軽く叩き込むようになじませる
4.フェイスパウダーで油分をおさえる
5.仕上げにフィックスミストを顔全体に吹きかける
夏は「薄く」「均一に」「重ねすぎない」が鉄則で、とくに小鼻やTゾーンは量を減らして密着重視にしましょう。
夏のファンデーションによくある質問
夏のメイクで気になることって意外とたくさんありますよね。ここでは、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすくご紹介します。毎日のメイクがちょっと楽になるヒントがきっと見つかりますよ♩
【Q1】ファンデーションが崩れたときの化粧直し方法は？
夏にファンデーションが崩れたときは、以下の方法で直すのがおすすめです。
1.あぶらとり紙やティッシュで優しく皮脂をオフ
2.ミスト化粧水をひと吹きして肌を整えて軽くティッシュで押さえる
3.必要な部分だけファンデーションを少量のせてスポンジでなじませる
厚塗りにならないように、ファンデーションの量に注意しましょう。
【Q2】ファンデーションがマスクにつかない方法は？
マスクへの付着を防ぐにはファンデーションの量を控えめにし、しっかり密着させることが大切です。
仕上げにフェイスパウダーを薄く重ねると、さらさら感が持続して摩擦も軽減。マスクとの接触が気になる部分だけ、部分用プライマーや専用のフィックスミストを使うのもおすすめです。
【Q3】夏でもツヤ肌に仕上げたいときはどうすればいい？
夏でもツヤ肌を楽しみたいなら、保湿力のあるリキッドやクッションファンデを選びましょう。
内側からにじむような自然なツヤを出すには、ハイライトを頬の高い位置や鼻筋にほんのりのせるのがコツ。皮脂によるテカリと区別するために、Tゾーンなど皮脂が出やすい部分にはフェイスパウダーを軽く重ねておくといいですよ。
【Q4】夏のファンデーションは日焼け止めの代わりになる？
SPFやPA表示のあるファンデーションにはUVカット効果がありますが、日焼け止めの代わりに使うには不十分なことも。
とくに屋外で長時間過ごす日は、ベースとして日焼け止めをしっかり塗るのが安心です。ファンデーションでカバーしつつ、紫外線からしっかり肌を守るにはダブル使いが基本。
【Q5】テカリを防ぐにはどうしたらいい？
テカリ対策には、まず朝のスキンケアで油分を抑えることが大切。そのため、保湿はベタつかない処方を選びましょう。
テカリを防ぐには、皮脂防止系の下地と軽めのファンデーションを使うのがおすすめ。さらに仕上げのフェイスパウダーや、外出中のあぶらとり紙、パウダー入りのスプレーなども活用しましょう。
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夏のファンデーション選びは「軽さ」「崩れにくさ」「心地よさ」がキーワード。汗や皮脂に負けずに1日中快適に過ごすためには、自分の肌やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
さらに、下地やフェイスパウダーをうまく取り入れればメイク持ちがぐんとアップ！
ちょっとした工夫とコツで、暑い日でも自信の持てる肌に仕上がりますよ。夏メイクの悩みを解消して、笑顔で暑い夏もメイクを楽しみましょう♪