「うなじ脱毛はしないほうがいいの?」
アップスタイルにしたときなど、うなじは意外と目につくパーツ。そのため、ムダ毛が気になって悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、うなじ脱毛です。
とはいえ、「しないほうがいい」「後悔した」という声を目にすると、不安になりますよね。
この記事では、うなじ脱毛が向いていないと言われる理由やメリット、後悔しないための対策についてわかりやすく解説します。
うなじのムダ毛が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!
INDEX
うなじ脱毛はしないほうがいいと言われる理由

うなじのムダ毛は目立ちやすいのに、なぜ「うなじ脱毛はしないほうがいい」と言われるのでしょうか。
よく聞かれる声をひとつずつ取り上げ、背景にある理由を確認しておきましょう。
うなじと髪の毛の境界線がくっきりして不自然になることがある
うなじ脱毛をすると、うなじや襟足と髪の毛の境目がくっきり出て、不自然に見えることも。
とくに地毛が暗めで肌が白いタイプの方は、コントラストが強くなりやすく、境界が目立ってしまう傾向があります。
うなじと背中の境目が目立ってしまう
うなじと髪の毛だけでなく、背中との境目がくっきり出てしまう場合も。
とくに背中の毛が濃いタイプの方は差が目立ちやすく、うなじだけ脱毛するとかえって不自然に感じられることがあります。
そのため、最初はうなじだけのつもりだったのに、あとから全身脱毛を追加するケースも少なくありません。
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うなじの一部を「髪の毛」と判断され、脱毛してもらえない
サロンの判断で、うなじの毛の一部が髪の毛と見なされ、脱毛してもらえないこともあります。
これは、多くの脱毛サロンで髪の毛への照射を禁止しているため。結果として、思ったように整えられず、「中途半端に残って逆に目立つ…」と感じる方もいるようです。
照射した部位が硬毛化してしまった
うなじ脱毛のあと、“硬毛化”が起こる場合もあります。
硬毛化は細い毛やうぶ毛で起こりやすく、うなじはとくにそのリスクが高めといわれています。
せっかく脱毛したのに、かえって目立ってしまった…と後悔する人も少なくありません。
【硬毛化とは】
硬毛化とは、施術前よりも毛が太く・硬くなってしまう現象のこと。とくに細い毛やうぶ毛に起こりやすいと言われています。
硬毛化の原因やはっきりとした対処法はまだ解明されておらず、自然に元に戻るのを待つしかないのが現状です。
心配な場合は、比較的硬毛化しにくいと言われる「蓄熱式」や「SHR方式」の脱毛を選ぶのがおすすめです。
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火傷になってしまった
うなじは髪の毛に近く、皮膚もデリケートなため、照射ミスなどによって火傷が起こることも。
とくに、うぶ毛の中に太い毛が混ざっていたり、照射範囲がずれてしまったりした場合にリスクが高まります。
クリニックのレーザー脱毛や、出力の強いIPL方式は肌トラブルが起こりやすい傾向があり、注意が必要です。
痛みを強く感じやすい
うなじ脱毛は、ほかの部位よりも痛みを感じやすい傾向があります。
首まわりは皮膚が薄く、襟足などの太くて濃い毛に反応しやすいため、刺激を強く感じる方が多いようです。
痛みが心配なときは、出力を調整してもらったり、SHR方式など痛みの少ない脱毛方式を選ぶのがよいでしょう。
脱毛をすると元に戻せない可能性がある
うなじ脱毛は、施術を重ねるごとに毛が減っていき、徐々に生えてこなくなります。一度毛が抜けると基本的に元の状態に戻すことはできません。
腕や脚のように「つるすべ肌」を目指す部位と違い、うなじは“形”や“残し方”が印象を左右するデリケートなパーツ。
後悔しないためにも、どんなデザインにしたいかをあらかじめしっかりイメージしておくことが大切です。
デザインが気に入らなかった
うなじ脱毛では、「指定した形が、自分には似合わなかった」「思ったよりもカーブがきつい」などデザインが気に入らないことも。
ヘアスタイルが人によって似合うものが違うように、うなじのデザインにも人それぞれ相性があります。一度整えたラインは元に戻せない可能性があるため、自分に合うデザインかどうかをしっかり相談してから決めることが大切です。
うなじ脱毛|4つのメリットメリットと向いている人・向かない人

「うなじ脱毛はしないほうがいいのでは?」と悩む方がいる一方、「やってよかった!」と満足する声も多くあります。
うなじ脱毛のメリットにくわえて、うなじ脱毛がどんな人に向いているか・向かないかについても、詳しく見ていきましょう。
アップスタイルが垢抜ける
うなじの毛が気になって、髪をまとめることをためらっていた方も多いのではないでしょうか。脱毛によってうなじのラインが整うと、後ろ姿の見え方が大きく変わり、アップスタイルがより垢抜けた雰囲気になりますよ。
・うなじ脱毛が向いている人:髪をまとめることが多い
・うなじ脱毛が向いていない人:髪を常に下ろしていて、うなじを見せる機会が少ない
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首周りがスッキリして後ろ姿に自信がもてる
うなじ脱毛をすると、首まわりのラインがはっきりして、後ろ姿がすっきりとした印象に。うなじと髪の毛の境目が自然に整い、肌のトーンも明るく見えるようになります。
とくにスポーツをしたり、浴衣や着物など、うなじが目立つ服装をする機会がある方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
・うなじ脱毛が向いている人:首元をすっきり見せたい/和装やアップスタイル、スポーツを楽しみたい
・うなじ脱毛が向いていない人:もともとうなじの毛が薄く、境目が気にならな
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自己処理の手間が省ける
うなじ脱毛をすれば、シェービングの手間のわずらわしさから解放されます。
うなじは自分で見えにくく、剃るのが難しい部位のひとつ。自己処理のたびに苦労していた人にとっては、大きな負担軽減になるでしょう。
また、剃ったあとのチクチク感や肌荒れに悩むこともなくなり、肌の触り心地や見た目も快適に。
・うなじ脱毛が向いている人:頻繁にうなじを自己処理している/剃り残しやチクチク感が気になる
・うなじ脱毛が向いていない人:毛が薄く、自己処理の頻度が少ない/処理にあまり負担を感じていない
思い通りのデザインに仕上げられる
うなじ脱毛では、なりたい形に合わせてうなじのラインを整えることができます。
「思い描いていた通りに仕上がった」「自分に似合う形になって満足」という声も多く、デザイン面での自由度は大きな魅力です。
事前にイメージを持っておくことで、より納得のいく仕上がりが期待できますよ。
・うなじ脱毛が向いている人:理想のデザインがイメージできている/事前に相談して形を決めたい
・うなじ脱毛が向いていない人:デザインの希望がなく、仕上がりに強いこだわりがない
うなじ脱毛で後悔しないための対策

うなじはデザインや範囲、肌の状態などによって仕上がりに差が出やすい部位です。後悔しないためには、施術前の確認と施術後のケアがとても重要。
ここでは、うなじ脱毛を始める前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
カウンセリングでうなじの脱毛範囲を確認する
うなじの脱毛範囲はサロンやクリニックによって異なります。
とくに髪の毛に近い部分は「脱毛対象外」と判断されることもあるため、どこまで脱毛できるか事前に確認しておきましょう。
施術後に「ここだけ残ってしまった…」とならないよう、気になる部分はカウンセリングでしっかり伝えておくのがおすすめです。
希望するうなじのデザインを具体的に伝える
うなじの仕上がりに後悔しないためには、理想のデザインを具体的に伝えることが大切です。
あらかじめ好みの形の画像を保存したり、自分のうなじを撮影しておいたりすると、カウンセリング時にイメージを共有しやすくなりますよ。
なんとなく伝えるだけでは、「思っていた形と違った…」となりがちに。写真や参考画像を見せながら、できるだけ具体的に希望を伝えるようにしましょう。
シェービング費用を確認しておく
うなじや襟足は自分で剃りにくいため、サロンやクリニックでシェービングをお願いするのが一般的です。
ただし、無料で対応してくれるところもあれば、別途費用がかかる場合も。
1回あたりは小さな金額でも、回数を重ねると意外な出費に。あとになって「こんなにかかると思わなかった…」とならないよう、事前に料金を確認しておきましょう。
うなじが日焼けしないように注意する
うなじは紫外線が当たりやすく、気づかないうちに日焼けしやすい部位です。肌が焼けた状態だと、火傷のリスクが高まったり施術自体を断られることも。
脱毛の予定があるときは、日傘や日焼け止めを使ってしっかり紫外線対策をしておきましょう。
背中の脱毛も一緒に始める
うなじ脱毛をして背中との境目がくっきり目立ってしまうと、後ろ姿のバランスが崩れてしまいます。
結局あとから背中の脱毛を追加するケースが多いため、最初から一緒に始めることを検討するのがおすすめです。
セット割があるサロンもあるので、事前に確認しておきましょう。
施術後のケア方法を確認しておく
脱毛後の肌は敏感になるため、保湿や冷却などのアフターケアが欠かせません。赤みやかゆみが出ることもあるので、事前にケアの方法や注意点を確認しておくと安心です。
とくにうなじは自分では見えにくい部位。施術当日は鏡などを使って変化をチェックしながら丁寧にケアを続けましょう。
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痛みを感じにくい脱毛機を導入しているサロンを選ぶ
うなじは皮膚が薄く、太い毛が生えやすい部位のため、痛みを感じやすい傾向があります。
刺激が心配な場合は、以下のような痛みの少ない脱毛方式を導入しているサロンを選ぶのがおすすめです。
| 痛みを感じにくい脱毛機 | ||
| サロン脱毛(光脱毛) | 医療脱毛(レーザー脱毛) | |
| 脱毛方式 | SHR方式 | 蓄熱式方式 |
| 脱毛方法 | 光を照射して発毛の指令を出すバルジ領域にダメージを与えて脱毛をする | レーザーを照射して発毛の指令を出すバルジ領域にダメージを与えて脱毛をする |
| 痛み | ほぼ痛みを感じない | 痛みが少ない |
とくにSHR方式は照射パワーが穏やかで、痛みがほとんど気にならないと言われています。
「なるべく快適に脱毛したい」という人は、お店の導入機器にも注目して選びましょう。
うなじ脱毛で人気のデザイン4つ

うなじの仕上がりは、デザインによって印象が大きく変わります。
ここでは、うなじ脱毛で人気のある代表的な4つの形をご紹介。自分に合ったスタイルを見つける参考にしてください。
W字型|ナチュラルで可愛い印象に
W字型は、襟足の中央を少しくぼませて両端を残した、アルファベットの「W」のような形。日本人に多い自然なラインで、かわいらしく柔らかな印象に仕上がります。
デザインに迷ったときはW型を選ぶ人も多く、自然な形で整えたい場合にぴったりです。
MW字型|首を細く長く見せたいなら
MW字型は、W型の中央にM字のカーブを加えた形。首を長く・ほっそり見せる視覚効果があり、スッキリとした印象に。
小顔に見せたい人や、和装などうなじが見えるシーンが多い人によく選ばれています。
U字型|やわらかく若々しい印象に
U字型は、襟足を丸く整えた柔らかなラインのデザイン。やさしくナチュラルな雰囲気で、若々しい印象に仕上がります。
自然な形に近いため、脱毛したことに気づかれたくない人にも人気ですよ。
直線型|シャープでスタイリッシュに
直線型は、襟足をまっすぐに整えたシンプルなデザインです。モダンでキリッとした印象を演出でき、ショートカットやアップスタイルとの相性も◎。
ただし、直線が強すぎると不自然に見えることも。仕上がりはサロンと相談しながら決めるのがおすすめです。
うなじ脱毛でよくある質問

うなじ脱毛によくある疑問を、Q&A形式でまとめました。後悔しないよう、気になることはあらかじめ確認しておきましょう!
Q. うなじの脱毛範囲はどこまで?
A. 一般的には、首のつけ根から髪の生え際までの範囲とされています。ただし、範囲の定義はサロンやクリニックによってさまざま。カウンセリング時にしっかり確認しておきましょう。
Q. 髪の毛は脱毛ができないの?
A. 基本的に髪の毛は脱毛の対象外ですが、サロンやクリニックによっては生え際ギリギリまで対応してくれる場合もあります。
希望があるようなら、「このあたりまで照射できますか?」と事前に聞いておくのがおすすめです。
Q. うなじ脱毛の回数や期間・費用相場は?
A. 脱毛方法によって、必要な回数や費用の目安が異なります。おおよその目安は以下の通りです。
| うなじ脱毛の回数・期間・費用の目安 | ||
| 脱毛方法 | サロン脱毛(光脱毛) | 医療脱毛(レーザー脱毛) |
| 回数 | 約8〜15回程度 | 約5〜8回程度 |
| 期間 | 約1〜2年程度 | 約1〜1年半程度 |
| 費用相場 | 約2〜3万円程度 | 約5万円程度 |
毛量や肌質によって個人差はありますが、回数や期間の目安を知っておくことで「思ったより時間がかかる」と後悔するリスクを減らせるでしょう。
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Q. うなじ脱毛中は自己処理できるの?
A. 自己処理は可能ですが、毛抜きやワックスなど毛を根元から抜く処理はNG。毛根がなくなると照射の効果が出にくくなるため、脱毛中はカミソリや電気シェーバーで表面を整える程度にしましょう。
うなじは自分では見えづらい部位なので、無理に剃ろうとせず、必要に応じてサロンでのシェービング対応について確認しておくと安心です。
Q. デザインは途中で変えられる?
A. 脱毛の進み具合によっては、途中からデザインを変えるのが難しい場合があります。うなじの毛は徐々に減っていくため、回数を重ねるほど元のラインに戻すのが難しいことも覚えておきましょう。
そのため、最初のカウンセリング時に理想の形をしっかり決めておくことが大切。迷っている場合は、ナチュラルな形からスタートし、様子を見ながら整えていくのもおすすめです。
Q. うなじ脱毛にベストなタイミングは?
A. 脱毛は1回で完了しません。できるだけ早めにスタートするのがおすすめです。特定のイベントや予定に合わせたい場合は、余裕をもって計画しておきましょう。
ラココでうなじ脱毛をして理想の襟足に♩

髪の毛との境目やデザインの難しさなど、うなじ脱毛特有の不安もあると思いますが、事前にしっかりポイントを押さえておけば、後悔のない仕上がりに近づけます。
ラココでは、うなじ・襟足だけを選んで脱毛できる部位別コースはもちろん、全身脱毛に組み込むことも可能です。
うなじのムダ毛や形が気になっていた方は、この機会にぜひ相談してみてください!
