LACOCO COLUMN

脱毛
2025.4.18
ほくろにも脱毛はできる?毛が生えているほくろの対処法やほくろに照射するリスクについて紹介

ほくろがある部分やほくろに生えている毛の脱毛はできるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、基本的にはほくろの部分に脱毛の施術はできません。しかし、脱毛機種や対策によってはほくろに生えている毛にも施術を受けられます。

今回は、ほくろがある部位の脱毛について、毛が生えているほくろの対処法も交えながら解説します。

INDEX

ほくろはメラニンの集合体

ほくろの正体は、平たくいえば「メラニン」が集合したものです。メラニンは色素の1種で、毛を黒くする役割があります。メラニン色素は「メラノサイト」という色素細胞から産生されますが、メラノサイトが変質すると「母斑細胞」になります。

母斑細胞が高密度で集合すると、黒い小さな斑点として目視でも確認できるようになります。これが、ほくろとよばれるものです。なお、ほくろは医学用語では「母斑細胞母斑」と呼ばれています。

ほくろができる原因

ほくろは、メラノサイトの活動が活性化することで、できやすくなります。メラノサイトを活性化させる代表的な原因として、下記の3つが挙げられます。

・紫外線による刺激
・生活習慣の乱れ
・肌への物理的な刺激

ここでは、ほくろができる主な原因について解説します。

紫外線による刺激

ほくろの正体であるメラニン色素は、紫外線を浴びると活発に生成されます。よく紫外線を浴びる人ほどメラニン色素が増えやすく、ほくろもできやすいです。

一般的に紫外線が多いのは5~8月の晴れた日ですが、9月~4月など日差しの弱い時期や雨・曇りの日も、紫外線は一定量降り注いでいます。

そのため、ほくろを作りたくない人は季節や天候に関わらず、日傘や日よけ用の手袋、日焼け止めによる日焼け対策をしましょう。日差しは窓やカーテン越しにも届くため、屋内や車の中にいるときも、紫外線対策を忘れないでください。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは、肌のターンオーバーの乱れを招きます。ターンオーバーとは、古い角質から新しい角質に交代することです。通常であれば、蓄積されたメラニンは古い角質と一緒に排出されます。

しかし、ターンオーバーが乱れると、メラニン色素はどんどん蓄積されていきます。その結果、ほくろが形成されるのです。

栄養の偏った食事、不規則な睡眠、過度なストレスを避けて、規則正しい生活習慣を心がけましょう。特に22~2時は、肌のターンオーバーが盛んになります。この時間帯に入眠しておくのがベストですが、難しい場合は0時までの就寝を心がけましょう。

肌への物理的な刺激

肌への物理的な刺激は、メラノサイトの活動を活発化させ、メラニン色素の産生量を増やすことがあります。例えば、肌をこすったりひっぱたりするような行為は控えましょう。

見落としがちなのが、洗顔やスキンケア中の摩擦です。1回ずつは小さなダメージでも、毎日繰り返すと、メラニン色素が蓄積されていきます。洗顔やスキンケアで顔に触れるときは、できる限り肌をこすらず、優しい手つきを心がけましょう。

基本的にほくろへの脱毛施術はできない

ほくろへの脱毛は、基本的にはできません。脱毛できない理由には、脱毛の仕組みが大きく関係しています。

脱毛施術は、主に毛のメラニン色素に反応する仕組みになっています。そのため、脱毛のレーザーや光を当てても肌には反応せず、毛のみに照射可能です。

しかし、ほくろもメラニン色素でできているため、脱毛で照射されたレーザーや光(IPL)に反応してしまいます。 ほくろに照射すると火傷をするリスクがあるため、基本的にはほくろを避けて施術を行います。

ほくろに脱毛の照射をするとどうなる?

ほくろに脱毛の照射をすると、以下の症状が現れる可能性があります。

・かさぶたのようになる
・ほくろが盛り上がる
・焦げて黒ずむ
・色が薄くなる

ここからは、それぞれの症状について詳しく解説します。

かさぶたのようになる

レーザーや光によってほくろが焼かれた状態になると、かさぶたのようになることがあります。かさぶたになった場合は色素沈着したりほくろの色が濃くなったりなど悪化する可能性は低いです。

場合によっては、かさぶたが取れたあとにほくろが薄くなるケースもあります。ほくろは除去する際にもレーザーを使用するため、薄くなる可能性もゼロではありません。

しかし、ほくろ除去と脱毛ではレーザー出力が異なるため、かさぶたでは済まないリスクもあります。ほくろを薄くするための照射はできないため注意が必要です。

ほくろが盛り上がる

レーザーや光が直接ほくろに当たって、火傷のように炎症を起こすと、ほくろが盛り上がることがあります。施術直後に盛り上がるのではなく、ほくろが乾燥してきたころに盛り上がってくるのが特徴です。

基本的には一時的な症状であり、自然治癒するため心配はありませんが、長引く場合は医師に相談してみましょう。

焦げて黒ずむ

レーザー照射によって強い熱を浴びると、ほくろが焦げて黒ずむことがあります。施術後にほくろの色が濃くなった場合は、焦げている可能性が高いです。

いわゆる「火傷」の状態であり、もともと色の濃いほくろほどリスクが高いです。時間の経過とともに改善されるのが一般的ですが、人によっては治らないこともあります。

色が薄くなる

レーザー照射によってほくろの色素が抜け、薄くなることがあります。もともと色が薄いほくろであれば、完全に消えるケースもみられます。

脱毛で必ずしもほくろの色が抜けるわけではありませんが、消したくないほくろがある人は注意が必要です。施術前にクリニックに申し出て、保護シールを貼るなどの対策をしてもらいましょう。

ほくろに脱毛の照射をしてしまった場合の対処法

ほくろに脱毛の照射をしてしまった場合は、下記のようにほくろの状態によって必要な対処が異なります。

・かさぶたになったら自然にはがれるまで取らない
・盛り上がった場合は時間を置く
・焦げた場合はサロンやクリニックに相談する

ここでは、それぞれの対処法について詳しく解説します。

かさぶたになったら自然にはがれるまで取らない

照射後にほくろの色が濃くなった場合は、かさぶたができている可能性が高いです。できたかさぶたは、自然にはがれ落ちるまで放っておきましょう。

無理にはがすとダメージが深まり、痛みや色素沈着の原因となります。気になってはがしたくなりますが、なるべく触れないことが望ましいです。

盛り上がった場合は時間を置く

ほくろが腫れたり、盛り上がったりした場合は、ひとまず時間をおいて見守りましょう。腫れ・盛り上がりの正体は、かさぶたである可能性が高いです。

時間が経過してかさぶたが剥がれると治まるのが一般的なので、時間をおいて盛り上がりが引くのを待ちましょう。

焦げた場合はサロンやクリニックに相談する

ほくろが焦げてしまった場合は、炎症が起こっている状態であるため、放置すると痛みや色素沈着に発展する可能性があります。

そのため、自己判断で処置せず、施術した医師に相談してください。サロンやクリニックでは、冷却などの処置、または別の医療機関の施術を指示されるのが一般的です。

指示に従うことで、早い回復に期待できます。

ほくろがある箇所の脱毛方法とは?

ほくろがある場合の脱毛方法について、以下の3つがあげられます。

・ほくろの周りのみを照射する
・ほくろにシールを貼る
・照射の出力を下げる

多くはほくろの状態に合わせて施術を行うのが基本です。それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

ほくろの周りのみを照射する

ほくろの周りのみを照射する方法は、ほくろ近くの照射を避けることでほくろへのダメージを抑える方法です。

誤ってほくろに照射してしまう可能性は低いため、大きくて色が濃いほくろがあっても脱毛施術を受けられます。

ただし、ほくろの近くの皮膚にも照射できません。ほくろ周辺に生えている毛が残ってしまう可能性があることも頭に入れておきましょう。

ほくろにシールを貼る

ほくろ周辺の皮膚まできちんと脱毛したい場合は、ほくろ自体にシールを貼って保護するのがおすすめです。

ほくろの上からシールを貼れば、レーザーや光がほくろのメラニンに反応するのを防げます。また、ほくろ周辺の皮膚にも満遍なく照射できる点が大きなメリットです。

このとき、色や柄がついたシールではレーザーや光が反応する可能性があるため、基本的には白いシールを使用します。

照射の出力を下げる

ほくろが小さかったり色が薄かったりすると、脱毛レーザーや光を照射できる場合があります。その際は、安全面に考慮して照射するレーザーや光の出力を下げるのが一般的です。

ほくろにも照射できるため、ほくろに生えている毛もきちんと脱毛できるのが大きなメリットです。しかし、レーザーや光の出力を下げるため効果が薄れるデメリットもあるため注意が必要です。

ほくろに毛が生えている場合の対処法

ほくろに毛が生えている場合の対処法として、以下の2つがあげられます。

・レーザーでほくろ除去をしておく
・針脱毛を受ける

ここからは、それぞれの対処法について詳しく解説していきます。

レーザーでほくろ除去をしておく

脱毛施術をする前に、レーザーでほくろ自体を除去しておけば皮膚全体に照射可能です。しかし、ほくろ除去後はダウンタイムがあるため、脱毛照射ができるまでに半年ほどかかる可能性があります。

そのため、脱毛期間が長くなってしまうのが大きな懸念点です。ただし、ほくろのあった部分まで照射できるため、照射漏れが起きにくいメリットもあります。きれいにしっかりと脱毛をしたい人は、ほくろ自体の除去も検討してみるといいでしょう。

ニードル(針)脱毛を受ける

脱毛施術には、レーザーや光脱毛だけでなく「針脱毛」という施術もあります。針脱毛は、細い針を毛穴に通し、その針から電気を流して脱毛する方法です。レーザーや光のようにメラニンに反応するわけではないため、ほくろを気にする必要はありません。

しかし、レーザーや光脱毛に比べて痛みが強いデメリットもあります。痛みにある程度強くほくろまで脱毛したい人は針脱毛がおすすめです。

脱毛とほくろに関する疑問を全部解決!

脱毛をしたいけれど、ほくろが気になって踏み切れない、と感じている人も多いでしょう。ここでは、脱毛とほくろに関するさまざまな疑問について解説します。ほくろが原因で脱毛を諦めている人も、ぜひ目を通してみてください。

ほくろに脱毛の光を照射したらほくろは大きくなる?

ほくろに脱毛の光を照射しても、大きくなることはまずありません。大きくなった場合は、レーザー照射による腫れや盛り上がりの可能性が高いです。時間の経過とともに治ることが多いため、一度時間をおいてみましょう。

心配な場合は、施術を受けたサロンやクリニックに相談するのもおすすめです。クリニックであれば、薬を処方してもらえる可能性があります。サロンでは薬の処方は受けられませんが、腫れが早く引くような処置をしてもらえるでしょう。

ほくろの脱毛の光を照射したらほくろが消えることはある?

もともと色の薄いほくろであれば、脱毛の光の照射によって消えることがあります。脱毛用のレーザーは、メラニンに反応して毛の組織を破壊することで、発毛を抑える仕組みです。

ほくろもメラニンの集合体であるため、レーザー照射で破壊されて、消えることがあります。ただし、医療脱毛のレーザーはあくまで脱毛向きに出力設定されています。そのため、施術によって必ずしもほくろが消えるわけではありません。

脱毛のせいでほくろが増えることはある?

脱毛のせいでほくろが増えることは、ほとんどありません。増えたと感じる場合は、メラニン色素が沈着して起こる「くすみ」の可能性が高いです。レーザー照射によって肌がダメージを受け、メラニン色素の産生量が増えるために起こります。

メラニン色素が沈着して肌が暗くくすむことで、ほくろが増えたと感じるのです。この現象は、「炎症性色素沈着」と呼ばれます。あくまで「くすみ」であり、ほくろが増えるわけではありません。

ほくろが多い人でも脱毛できる?

ほくろが多い人でも、基本的に脱毛はできます。ただし、ほくろを避けてレーザーを照射するため、ほくろの量や位置によっては、脱毛を断られる可能性もあります。

そのため、ほくろが多い人でも自己判断で脱毛を諦めずに、まずはサロンやクリニックに相談するのがおすすめです。

ほくろの近くを脱毛するときは痛い?

ほくろ周辺の脱毛で、レーザーがほくろに直接あたると、痛みが生じることがあります。ただし、大きなほくろ・色の濃いほくろは、シールで覆って施術するのが一般的です。つまり、ほくろに直接レーザーがあたる確率は低く、痛みの心配はさほどありません。

色が薄い場合は、シールは貼らずに、レーザーの出力を下げて照射することがあります。この場合でも、そこまで大きな痛みは比較的少ないでしょう。ただし、痛みの感じ方には個人差があります。心配な人は、施術前に担当者に相談するのがおすすめです。

ラココのSHR方式脱毛ならほくろにも照射可能!

ラココのSHR方式脱毛は、従来のレーザーや光脱毛とは異なりメラニンに反応しません。そのため、ほくろがあったりほくろに毛が生えていたりする人でも施術を受けられるのが大きなメリットです。

ほくろだけでなく、日焼けしていたり色黒だったりする肌にも照射可能です。ほかの脱毛サロンやクリニックで断られた場合でも、ラココなら脱毛できる可能性があります。

なお、ラココでは、無料カウンセリングを実施しています。初回はじっくりとカウンセリングを行うので、ほくろやほくろに生えた毛で悩んでいる場合は気軽にご相談ください。

SHR方式脱毛のおすすめポイント

SHR方式脱毛のおすすめポイントとして、以下の3つがあげられます。

・肌質や肌色に関係なく施術できる
・痛みが比較的少なめ
・短期間で脱毛施術が完了する

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

毛質や肌色に関係なく施術できる

従来のレーザーや光脱毛はメラニンに反応するため、メラニン色素が多い色黒の肌やメラニン色素が薄い毛質への脱毛は難しいケースが多いです。

その点、SHR方式の脱毛はメラニンに反応するメカニズムではないため、どんな毛質や肌色の人でも関係なく施術ができるのが大きなメリットです。

痛みが比較的少なめ

レーザー脱毛の場合、メラニン色素に対してピンポイントでレーザーを照射するため、ゴムで弾かれたような痛みを感じます。

SHR方式の脱毛はメラニンではなく、「毛包」に柔らかな光を連続して当てるため比較的痛みは少なめな傾向です。

短期間で脱毛施術が完了する

従来のレーザーや光脱毛は毛周期に合わせて施術します。そのため、2ヶ月ほど間隔を開ける必要があり、2~3年と長期に渡って通う必要がありました。

SHR方式の脱毛では、毛周期に関係なく施術が受けられるため、脱毛に通う期間が大幅に短縮できます。

最短で6ヶ月と非常に短期間で脱毛が完了するため、忙しい人やなるべく早く完了させたい人におすすめです。

ほくろの毛も脱毛したいならラココのSHR方式脱毛がおすすめ!

今回は、ほくろへの脱毛照射はできるのかについて、対処法も交えながら解説しました。ほくろの部分は基本的に脱毛はできませんが、ラココのSHR方式脱毛であれば脱毛可能です。

ほくろがあって脱毛ができるか不安な人や、ほくろに生えている毛の脱毛を断られた人は、ラココのSHR方式脱毛をぜひ検討してみてください。