ワキ毛は汗のダム的役割?
よく「ワキ毛が無くなったら、ワキ汗が目立つようになった」「ワキ汗の量が増えた気がする」という声も耳にしますが、脱毛が原因ではありません。
毛というものは本来大切なものを守る役割も果たしており、頭髪はまつ毛などは代表的な例。汗やホコリなどを防いでくれています。毛があることでダムのように一旦留まっていたのが、ツルツルになると汗の流れがスムーズになるからって知っていますか?
ワキ毛が無くなっても汗の量が増えることはない
例えば窓ガラスのように表面がつるつるしたものに水滴がつくと目立ち、流れますよね?それと同じで肌も毛がなければ、汗が目立つもの。毛穴の中にある汗腺から汗が出ますが、脱毛で汗の量は変わりません。同じ汗の量でも毛が無い分、汗をかいたのがわかりやすくなるで、汗量が増えたように感じてしまうのです。。 そして、ワキ汗をかいていると気になってしまうと、神経が集中して冷や汗と同じような原理でより汗をかいてしまうというのが本当の所です。
気にしすぎてしまったり、制汗剤の量を増やしたりすると肌トラブルの原因になってしまうので、汗をかいたらこまめにやさしく拭き取るのがニオイを防ぐことにもつながるのでおすすめです。
汗を抑える方法
袖がある洋服を着用する場合は、「半袖のインナー」や「ワキ汗パッド」の使用がおすすめです。インナーは様々なタイプのものが市販されていますが、細菌では吸水性が良く速乾性のあるものや、清涼感を感じるものなど、お手頃な価格のものがファストファッションブランドが大手スーパーのプライベートブランドから出ています。ワキ汗パッドは、使い捨てのもので洋服に響かない肌色タイプなども出ています。また、ブラジャーに固定して付けるタイプで洗濯して繰り返し使えるものは、汗量が気になる方にはズレにくく便利です。
「脱毛処理で嫌な臭いが解消?!」でも紹介したように、汗をかきやすい人はニオイもきになるところ。ニオイの改善には食生活を気をつけることも大切。香辛料など刺激のあるものやアルコール、肉類、チーズなど動物性タンパク質の摂り過ぎも強いニオイの元になるので気をつけましょう。