毛深くなる・太くなるは都市伝説？
毛を剃ると濃くなると言われていますが、実際はYESでもありNOでもあります。細い毛先と違い、毛の途中は毛の断面が大きいため、毛が濃くなったり太くなった印象がするためというのが一般的。しかし、医学的根拠はないようですが、実際にマウス実験で剃毛後に毛深くなったというケースも。
では毛を抜くのはどうでしょう？毛を抜くと本当に太くなったりするのでしょうか？
毛を抜くと太くなるに医学的根拠なし
自己処理で毛抜きや脱毛ワックス、テープなどでムダ毛を抜くと、次に生えてきた毛が太くなっていると感じたことがある人もいると思います。でもこれも医学的根拠はありません。そもそも、毛には毛周期というのが存在しているので、次に生えてくる毛は抜いた毛ではなく、表皮にまだ出ていない二番手の毛です。その次の毛が太く元気な毛だと濃くなったと感じるかもしれません。
毛を抜くと毛を作る組織がある毛乳頭にダメージを与えるので、最初は痛いと感じても、段々と痛みが和らいだり、人によっては毛が薄くなる場合もあります。
但し！！自己処理は肌へのダメージが大きく、炎症や色素沈着、毛穴の開きやブツブツなど肌トラブルの原因になってしまいます。
将来後悔しないためにも、脱毛サロンで肌もしっかりケアしましょう。
ホルモンバランスの変化による影響
男性ホルモンは毛の成長や発生に大きく関係していますが、女性ホルモンはそれを抑える働きがあります。男性ホルモンは女性からも分泌されています。仕事が忙しく夜中まで男性並みに働く女性はホルモンバランスが乱れがち。このような問題で女性ホルモンの分泌が下がり、もともと持っている男性ホルモンの方が目立ってしまうと、ムダ毛は濃くなったりするケースがあります。
ホルモンは毛だけではなく、肌状態にも大きく影響しています。
日常生活でリラックスできる時間を設けるなどストレスを貯めすぎないよう、心身ともにバランスをとることも、お肌にも毛にも大切です。
