LACOCO COLUMN

スキンケア
2025.8.25
割れる前髪どうすれば?スタイリングのコツと今すぐできる応急措置

朝しっかり前髪をセットしたのに、いつの間にかパックリ…そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、前髪が割れてしまう原因と、今日からできる対策をわかりやすく解説します。さらに、どうしても割れてしまうときのために、おしゃれに見せるアレンジ方法もご紹介します。

毎朝のヘアセットが少しでもラクになるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なぜ前髪が割れるの?知っておきたい主な原因

前髪が割れてしまう主な原因は、以下の5つです。

・生えグセやつむじの位置による影響
・自然乾燥によってクセが固定されている
・間違ったドライヤーの使い方をしている
・年齢による髪質の変化による影響
・湿気、汗などによる影響

生えグセやつむじの位置による影響

前髪が割れてしまう原因の多くは、生えグセやつむじの位置にあります。特につむじが前髪に近い位置にある方は、割れやすくなる傾向です。

さらに、毎日同じ位置で前髪を分けていると、分け目がクセづいてしまい、自然と前髪が割れてしまうことも。意識して分け目を変えるだけでも、前髪の割れやすさが軽減する場合があります。

自然乾燥によってクセが固定されている

髪の毛は、濡れた状態から乾いた状態になるときの毛流れをキープする性質があります。そのため濡れたまま放置すると、クセが固定されてしまうのです。

前髪割れを防ぐためにも、入浴してタオルドライが済んだらすぐにドライヤーで乾かしましょう。

間違ったドライヤーの使い方をしている

ドライヤーで前髪を乾かすときに、下からドライヤーを当てたり、つむじや生えグセの部分を中心に乾かしたりすると、前髪が割れる部分が余計に目立ってしまうことがあります。

風の当て方を少し工夫するだけで、前髪の割れを目立ちにくくできます。乾かし方のコツを知るだけで、毎日のセットがぐっと楽になりますよ。

湿気・汗などによる影響

雨の日や汗をかきやすい時期は、湿気により髪内部が水分により膨張するため、髪がうねりまとまりにくくなります。特にクセ毛の人は水分の影響を受けやすいため、クセが強くでたり、広がってまとまりにくくなったりして前髪が割れやすくなるでしょう。

割れない前髪を作る!正しい乾かし方とスタイリングのコツ

前髪が割れないようにするための、正しい髪の乾かし方とスタイリングのコツとして、以下の6点があります。

・朝はまず前髪を濡らしてリセットする
・根元から少しずつ乾かし中央に集める
・割れる方向とは逆に引っ張ってドライ
・つむじ付近は根元をブラシで抑えながらドライヤーを当てる
・ヘアオイルやヘアバームを前髪の毛先につける
・正面から風をあてるのはNG

朝はまず前髪を濡らしてリセットする

朝のセットの際、クセがついた前髪をリセットするため、まずは前髪を濡らしてコームで整えます。このとき注意したいのが、前髪の根元からしっかりと濡らすことです。

前髪が割れる部分は、分け目の根元にクセが付いてしまっているため、根元からクセを伸ばすことが大切です。また、濡れた状態の髪は傷みやすいので、コームでとかす際は優しく行いましょう。

根元から少しずつ乾かし中央に集める

次に、前髪を中央に集め、根元から少しずつ乾かしていきます。前髪を中央に寄せて乾かすことで、最も目立つ額の真ん中でのパックリ割れの予防につながりますよ。

このとき一気に乾かすのではなく、ドライヤーを微風にして少しずつ乾かすのがコツです。

割れる方向とは逆に引っ張ってドライ

前髪が半分ほど乾いたら、割れてしまう方向とは逆に引っ張りながらドライヤーを当てていきましょう。これにより根元のクセが伸びて、毛流れをコントロールしやすくなります。

さらに7割くらい乾いてきたら、逆方向にもう一度引っ張って風を当てると◎。左右両方から熱を加えることで根元のクセが自然になじみ、ふんわりとした前髪に仕上がります。

つむじ付近は根元をブラシで押さえながらドライヤーを当てる

つむじが前髪にある場合は、目の細かいブラシで押さえながら小刻みにブラシを動かしながら乾かしましょう。

ブラシは細かい方がつむじ部分の髪を押さえやすく、クセが取れやすくなります。その際、ドライヤーを斜め後ろから当てて乾かすのもポイントです。

ヘアオイルやヘアバームを前髪の毛先につける

前髪が割れるのを防ぐためには、油分のあるスタイリング剤を使用するのがおすすめです。油分を与えることで、クセやうねり、広がりなどを抑えられます。

セットする際は、前髪の毛先に少しだけつけるのがおすすめです。付けすぎるとべたついて見えてしまうので、少量をつけるようにしましょう。

正面から風をあてるのはNG

正面からドライヤーの風を当てると、根元が浮いてかえって前髪が割れやすくなります。そのため、必ず後ろから風を当てるようにしましょう。

ドライヤーでしっかり乾かしたら、仕上げにブラシでブローすることでツヤ感がアップします。さらに、ヘアアイロンで前髪に軽くカールをつけると、割れずに長時間キープしやすくなります。

ちょっとしたひと手間で、前髪の完成度がグッと上がりますよ。

外出中に前髪が割れたときの応急処置アイデア

せっかく前髪が割れないようにセットしても、時間がたつと割れてきてしまったり、突風や雨に降られたりしてセットが崩れてしまうことがあります。そのときの応急処置として、下記のアイデアがおすすめです。

・ピンやカチューシャでおしゃれに隠す
・皮脂や汗が気になるときはパウダーでケア
・かきあげ風に流しておしゃれアレンジに

ピンやカチューシャでおしゃれに隠す

前髪が割れてしまったときは、ヘアピンやカチューシャなどの小物を使ってアレンジするのが手軽でおすすめです。

たとえば、カチューシャがあれば、前髪を手ぐしでラフに上げて留めるだけで簡単におしゃれな印象に。もしカチューシャがない場合でも、細かく取った毛束をねじってピンで留めるだけで、こなれ感のある前髪アレンジが楽しめます。

気になる割れを隠しつつ、トレンド感も取り入れられるので一石二鳥です。

皮脂や汗が気になるときはパウダーでケア

汗ばむ季節は皮脂や汗で髪が崩れやすくなります。そんなときは、ベビーパウダーやフェイスパウダーを使った直し方がおすすめです。

お化粧直しのときに額にパウダーを薄くはたき、同時に前髪にもつけておけば、サラサラの状態が簡単に復活します。前髪にパウダーをつけた際は、ダマにならないよう細かめのコームで梳かしておくといいでしょう。

かきあげ風に流しておしゃれアレンジに

いろいろ対策しても前髪が割れてしまうという人は、無理して前髪をおろさずに、上げてしまうのも1つの手です。おすすめは、前髪をラフに後ろに流すようにセットした「かきあげ前髪」

大人っぽさや色っぽさも加わり、こなれ感のある仕上がりになります。スタイリング方法は、前髪を根元から立ち上げるように手ぐしでかきあげ、根元を中心に薄くワックスやスタイリングスプレーをつけるだけ。

簡単なので、外出先で直すときでもヘアセットの際でもどちらでも対応可能なスタイルです。

前髪が割れる原因と対策を知って、悩みを根本から解消しよう

前髪が割れてしまうのは、生えグセやつむじの位置、湿気や汗によるものなどいくつかの原因があります。原因を知って、それに合った対策をしましょう。悩みに合った対策をして根本から解決することで、前髪割れを直せます。

それでも割れてしまうという人は、パウダーを使ったり、ヘアアレンジをしたりすることで対策することが可能です。本記事を参考に、前髪割れの悩みを解消して、ヘアスタイルを楽しんでくださいね♩