LACOCO COLUMN

スキンケア
2024.9.18
顎のしこりニキビを治す!原因と対処法、NG行動を徹底解説

顎にできるしこりニキビは、見た目の問題だけでなく、痛みや不快感をともなうため日常生活に影響を与えます。その原因はホルモンバランスの乱れや生活習慣の不摂生、間違ったスキンケアにあることが多いです。この記事では、顎ニキビができるメカニズムを解説し、効果的な対処法と共に、ニキビを悪化させるNG行動についてもお伝えします。正しい知識とケアで、顎のしこりニキビを根本から改善しましょう。

しこりがある顎ニキビの原因

顎ニキビは、特に大人になってから発生することが多く、しこりを伴うことがあります。しこりがある顎ニキビは、皮膚だけの問題ではなく、ホルモンバランスの乱れや生活習慣の影響を受けて発生することが多いので、安易に考えずにきちんと原因をおさえておきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

生理前やストレスが原因で女性ホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンが優位になると、皮脂の分泌が増えます。これにより、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが発生しやすくなります。

生活習慣の乱れ

不規則な生活、睡眠不足、食生活の乱れなどがニキビを悪化させることがあります。これらの生活習慣は体内のホルモンバランスや免疫機能に影響を与え、皮膚の健康を害することでニキビができやすくなります。

物理的な刺激

マスクを着けたり髭剃りしたり、顎に直接的な刺激を与えると、ニキビの一因となります。皮膚が刺激されると炎症が起こりやすくなるため、ニキビが発生しやすくなるのです。特にマスクは長時間着用すると皮膚が蒸れ、毛穴が塞がりやすくなると言われています。

しこりがある顎ニキビの治し方

顎にしこりがあるニキビができてしまったら、早期に対策して治療したいところです。具体的な方法をご紹介します。

医療機関で治療を受ける

しこりニキビは一度できてしまうとなかなか自然治癒が難しいので、特に繰り返す場合は美容皮膚科や皮膚科での専門的な治療を受けるのがおすすめです。

医療機関で施術される薬物療法としては、抗生物質や抗炎症薬が処方されることが多いです。これによりニキビの炎症を抑え、感染の拡大を防ぎます。重度の場合は、イソトレチノインのような経口薬が用いられることもあります。そのほか、炎症を抑え、ニキビ跡の改善を目指すレーザー治療も有効です。レーザーは、皮膚の深層に作用し、コラーゲンの再生を促進することで皮膚の修復を助けます。

有効成分を皮膚の深部まで浸透させるための治療法としてイオン導入の施術があります。特にビタミンCなどの抗酸化物質を用いることで、皮膚の健康を取り戻します。また、あまりに炎症が強いニキビには、ステロイドの注射を直接患部に施して、迅速に炎症を抑えることが可能です。

セルフケアで対策

病院に行くほどではないと感じる場合でも、きちんとセルフケアして悪化しないようにしましょう。

まずは、正しい洗顔方法で、肌を清潔に保ちます。適切な洗顔料を使って肌を刺激しないように優しく洗顔し、洗顔後は肌を優しく拭き取り、摩擦を避けます。適切なスキンケア製品としては、ビタミンC誘導体やサリチル酸などを含む製品が効果的です。次に、しっかりと保湿を行うことで、肌のバリア機能を保ち、外部刺激から肌を守ります。ヒアルロン酸やセラミド含有の保湿剤がおすすめです。さらに、紫外線はニキビの炎症を悪化させるため、外出時は日焼け止めをしっかりと塗るようにしましょう。

ニキビのしこりは消えるのか

結論からいうと、しこりがある顎ニキビは適切に対処することで改善できるのですが、炎症の程度や治療のタイミングによって変わってきます。しこりニキビは長期間放置されると、皮膚の深い層まで影響を及ぼし、コラーゲンの損傷や組織の破壊を引き起こすことがあります。すると、ニキビ跡として知られる凹凸や色素沈着が残るリスクが高まるのです。

痛みへの対処法とNG行動

しこりニキビは痛みを伴うことが多いです。痛みがあるときの正しい対処法と、NG行動をおさえておきましょう。

痛みが出たときのふたつの対処方法

まず、一つ目の方法として、冷やすのが非常に効果的です。冷却によって血管が収縮し、炎症を引き起こす物質の流入が少なくなるので、赤みや腫れが軽減されます。冷やし方は、直接氷を肌に当てるなどではなく、清潔な布やタオルに包んだアイスパックを用意して、5〜10分程度、軽く当てることを数回繰り返します。長時間の冷却は、逆に肌にダメージを与える可能性があるため、適度な時間と間隔を守ることが大切です。

もう一つの方法は、薬を使って対処する方法です。しこりニキビの痛みは強めなので、医師の指示に従って痛み止めを使用することもおすすめです。市販の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などが一般的に用いられますが、副作用や健康状態を考慮して医師の処方を受けるのが最善策です。そして、痛み止めは症状を一時的に和らげるものであり、根本的な治療にはならないため、痛みの原因となるニキビそのものの治療を同時に行うことが重要です。

顎のしこりニキビに対するNG行動

しこりがある顎ニキビは触るとボコボコしているので、気になってしまいますよね。でも、基本的には触れてはいけません。具体的なNG行動をおさえておきましょう。

まず、ニキビを触るのはNGです。しこりニキビは非常に敏感なので、触ることによって炎症が悪化する可能性があります。手や他のものがニキビに触れることで刺激を与えると、さらに細菌が広がり、炎症が拡大することがあります。また、しこりニキビができている部分には、皮膚の自然なバリアがありますが、触ることでこれが破壊され、せっかく進行していたはずのニキビの治癒プロセスが遅れることがあるのです。

次に、絶対NGの行動として「潰す」ことが挙げられます。しこりニキビを無理に潰すと、ニキビの中の膿や細菌が周囲の皮膚に広がり、さらに多くの炎症を引き起こす可能性があるのです。また、潰すと皮膚が深く傷つきますので、ニキビ跡が残りやすくなります。場合によっては、永久に治癒しない傷跡になるリスクも高まるので絶対に避けましょう。

銀座グラティアの施術ですっきり治す

もしも自宅でのケアだけではニキビが治らないようなときは、エステで専門的な施術を試してみるのがおすすめです。特に「BBL光フェイシャル」と「アクアピール」は、ニキビの根本原因に直接アプローチし、繰り返し発生するニキビを解決できるかもしれません。ラココは銀座グラティアを併設しており、

BBL光フェイシャルでターンオーバーを促す

「BBL光フェイシャル」は、ニキビ肌の治療に欠かせない肌のターンオーバーを促す施術です。シミやたるみ、ニキビなど複数の肌トラブルに同時に効果を発揮するため、顎ニキビだけでなく、その他の肌の悩みにも対応します。

アクアピールで毛穴へアプローチ

「アクアピール」は、毛穴の汚れや角質除去に特化した施術です。ニキビの原因となる皮脂の過剰な蓄積をすっきり取り除いて、徹底した角質ケアをおこないます。毛穴ケアと角質ケア、そこへ保湿も加わり、肌に潤いを取り戻すことも可能です。

グラティアでは、このふたつの施術に加えて、一人ひとりの肌質や生活習慣に合わせてカスタマイズされたスキンケアプログラムを提案し、根本的な肌質の改善を目指します。

繰り返す顎のしこりニキビは早めの対策ですっきり

しこりがある顎ニキビは、見た目も気になりますが、痛みをともなうこともあり、繰り返すとつらいですよね。このタイプのニキビは、皮膚の深い層に炎症が生じるため、表面だけでなく内部からのアプローチが必要です。日々のセルフケアも非常に重要で、正しい洗顔方法や保湿、栄養バランスの取れた食事が大切ですが、なかなか治らないときは、専門的な施術を受けることで、痛みを軽減し、炎症を抑えましょう。しこりがある顎ニキビは長引くことも多いので、早めの対策と適切なケアで、清潔で健康な肌を目指してください。