そこで今回は二重顎を解消する方法をお届けします。
INDEX
二重顎を自力で解消することは難しい
残念ながら、二重顎を自分でキレイにすることは困難です。二重顎の原因は以下の8つに分類できます。
・肥満
・皮膚のたるみ
・骨の縮小
・脂肪の下垂
・表情筋の衰え
・姿勢が悪い(ストレートネック・スマホ首)
・あごが小さい
・口で呼吸している
これらの原因のうち、肥満と姿勢の悪さによる二重顎は解消できる可能性はあります。しかしそれ以外のものは自力で解消することは難しいです。その理由を詳しく解説しますね。
皮膚のたるみによる二重顎
皮膚は加齢によって徐々にたるんでいきます。とくにフェイスラインは皮膚のたるみの影響を受けやすい部位です。皮膚がたるむ原因はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少です。これらの成分は年齢を重ねると減っていきます。さらに余分な糖質がタンパク質と結びついて発生する糖化も皮膚の弾力を失わせ、たるみを発生させます。また乾燥、紫外線もたるみの要因のひとつです。
たるみが原因の二重顎を改善するためには、たるんだ皮膚を丈夫にリフトアップしたり、コラーゲン等の生成を促したりする必要があります。残念ながら自宅で行うマッサージや口周りのエクササイズ、スキンケアではたるんだ皮膚が元通りになることはほぼありません。
骨の縮小(骨の減少)による二重顎
人間の骨は加齢と共に骨密度が低下します。とくに女性は50代に骨密度が低下しやすいといわれています。骨密度が低くなると顔全体の骨が小さくなりますので、余った皮膚や脂肪がたるんで二重顎になることも。体型が変わっていないのに50代前後で二重顎になった方は骨が小さくなったことが原因で二重顎になっている可能性があります。
骨の縮小によって引き起こされた二重顎を自力で解消することは困難です。余った皮膚や脂肪を取り除かなければ元には戻りません。
重力による脂肪の下垂
人間の脂肪は重力の影響を受けて移動します。太っていない方でも、頬の脂肪が下垂すると二重顎になってしまうことがあるのです。太ったことが原因で二重顎になったのであれば、痩せることで解消できますが太っていなければ顎下の脂肪だけを減らすことは困難です。
表情筋の衰え
表情筋は顔中に張り巡らされた筋肉のことで、すべての筋肉がつながっています。筋肉の量は加齢とともに減少します。また筋肉を使わなかったりタンパク質が足りなかったりしても少なくなります。これらの原因によって表情筋が衰えてしまうと二重顎になることも。表情筋が衰えたことで生じた二重顎は、表情筋トレーニングやマッサージ、エクササイズ等で解消することはほぼできないと思ってください。むしろトレーニングやマッサージなどで皮膚がダメージを受けてシワやシミができる可能性があります。
姿勢が悪い
スマホ首・ストレートネックはスマホやパソコンを使用するときに下を向く時間が長いことで発生する骨格の歪みです。通常、人間の体を横から見ると耳と肩が一直線になっています。ところがスマホ首と呼ばれる状態になると、耳が肩より前方にでてしまいます。すると、皮膚がたるんで二重顎が生じやすくなるのです。
スマホ首やストレートネックが原因の二重顎は、首の状態を正常に戻すことで解消される可能性はあります。
まずは自分がスマホ首かどうかを確認してみましょう。壁に肩とお尻をつけて首だけ壁から離れている場合はスマホ首の可能性があります。
顎が小さい
顎のサイズが小さい方は、顎周りに少し脂肪がついただけで二重顎になりやすい傾向です。年齢が若く、肥満気味でもないのに二重顎で悩んでいる方は顎の小ささをチェックしてみましょう。横を向いたときに、顎から首の距離が短い方は顎のサイズが小さいかもしれません。顎の小ささが原因の二重顎は自分で解消することはほぼ不可能です。
口で呼吸している
人間は鼻呼吸がメインであり、口呼吸は補助的な役割です。したがって口呼吸がメインになるとさまざまな悪影響が生じます。そのひとつが顎全体の下方成長です。鼻呼吸をしている人の舌は常に上顎にあたっており、その力によって上顎が真っ直ぐに前に向かって成長します。ところが、口呼吸の方は舌が下顎についている状態になりやすく、下顎を押すことになってしまい、顎全体が下方成長するのです。下顎が下方成長すると、顎が小さくなり顎と首の境界線がぼんやりとして、二重顎になってしまいます。口呼吸が原因の二重顎は、小さなお子さんであれば鼻呼吸に切り替えることで解消できる可能性はあります。しかし大人になっている場合は、鼻呼吸に切り替えた上で、歯列矯正や美容整形等を行わなければ解消できません。
二重顎を解消する方法
では二重顎はどのように解消すればよいのでしょうか。具体的な方法をご紹介します。
肥満による二重顎はダイエットかエステ・クリニックの痩身施術で解消
太って二重顎になっている方は痩せることで解消しましょう。自力でのダイエットが難しい場合は、エステやクリニックの痩身メニューを頼ってみてもよいですね。
エステであれば脂肪冷却痩身やキャビテーション、ラジオ波が有効です。クリニックではこれらのメニューに加えて脂肪溶解注射や脂肪吸引の施術も受けられます。
これらの痩身施術は即効性のある二重顎解消法です。
エステのBBLフェイシャル・光フェイシャルで二重顎を解消
エステのBBLフェイシャルや光フェイシャルはお顔のたるみの解消に効果的です。具体的には、皮膚のたるみや脂肪の下垂、表情筋の衰え、姿勢の悪さ等が原因の二重顎は、エステサロンでも改善することができます。
BBLや光フェイシャルを二重顎が気になる部分に照射することで、線維芽細胞を刺激して、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促します。これらの成分が増えることでお肌のたるみが解消されていきますので、二重顎も目立たなくなっていきます。
スマホ首・ストレートネックを治して二重顎を解消
スマホ首の解消方法の中でもっとも簡単なものをご紹介しますね。用意するものはバスタオルだけです。バスタオルをくるくると丸めたら横になり、首の下にタオルを入れて寝ます。この姿勢を5分ほど維持すればオッケーです。タオルを入れたまま寝る必要はありません。
クリニックの糸リフトやハイフで二重顎を解消
美容系のクリニックや皮膚科で行われている糸リフトやハイフは二重顎の解消に効果的です。とくに糸リフトは一度の施術で二重顎が解消されますので、即効性を求めている方は糸リフトに挑戦してみるとよいかもしれません。
ハイフは糸リフトほどの即効性はないものの、数回の施術で効果を実感できます。ただし糸リフトは顔にむくみや腫れが生じたり、痛みが続いたりといった事態におちいることも。ハイフは人によっては強く痛みを感じることもあります。
糸リフトやハイフなど比較的はやく二重顎を解消できる方法を選ぶときはこれらのデメリットも頭に入れておきましょう。
これ以上二重顎を悪化させない&予防するために気をつけること
二重顎は解消するだけでなく、これ以上悪化させないこと、予防することも大切です。エステやクリニックで二重顎を解消できたとしても、生活習慣等が変わらなければ再び二重顎になるリスクがあります。
スマホやタブレット、パソコンを使うときにうつむかない
下を向いている時間が長いと、顎や首の前部分にたるみができやすくなります。長い間この姿勢を続けていると、首の骨が歪んでしまいストレートネックといわれる状態になります。ストレートネックとはスマホ首とも呼ばれ、二重顎の原因になります。
耳が肩よりも前にでている人は要注意。すでに顔が前に突き出した状態になっており、二重顎を加速させてしまいます。
フェイスラインに強い力を加えない
フェイスラインのマッサージや強い力を加えるスキンケアは、皮膚をたるませる原因となります。フェイスラインを押す、叩く、引っ張るといったマッサージやスキンケアは行わないようにしてくださいね。お肌は叩かない、引っ張らない、こすらないが基本です。
よく噛んで食べる
表情筋や舌が衰えると二重顎になりやすくなります。表情筋や舌をてっとり早く鍛える方法は「よく噛むこと」です。しっかりと噛んで食べることで口周りの筋肉や舌の衰えを防止できます。わざわざトレーニングやエクササイズを行うことは難しいかもしれませんが、食べるときによく噛むだけなら継続しやすいですよね。
よく噛むことで太りにくくなる効果もありますので、ぜひ試してくださいね。
二重顎でお悩みならラココ併設の銀座グラティアにお任せを
今回は二重顎で悩んでいる方に向けて、二重顎を解消する方法をお届けしました。二重顎は原因によっては自力で解決することが難しく、エステサロンやクリニックでの施術が必要となります。銀座グラティアでは、二重顎の解消に効果的なBBLフェイシャルや光フェイシャルメニューをご用意しております。
自分で二重顎を解消することが難しいと感じた方は、ぜひお気軽にお問合せください。