LACOCO COLUMN

脱毛
2023.11.17
脱毛後に運動したらだめな理由|いつから運動できるのかや運動してしまったときの対処法を徹底解説!

昨今では男女ともに脱毛を受ける人が多い傾向にありますが、脱毛後は運動をしてはいけないことをご存知でしょうか。

今回は、脱毛後に運動したらだめな理由や、運動開始できる時期について解説します。対処法についても紹介するので、脱毛後に運動をしてしまった人は本記事を参考に対策してみてください。

脱毛後に運動したらだめな理由とは?

ほとんどのサロンやクリニックから、脱毛の施術後の運動を控えるよう指示があります。ここでは、脱毛後に運動したらだめな2つの理由をわかりやすく解説します。

汗や制汗剤による刺激

運動をして汗をかくことにより雑菌が繁殖しやすくなるため、肌にとって刺激になりかねません。さらに汗をかいたまま放置しておくと、皮膚の炎症やかぶれの原因となってしまいます。

汗を止めるための制汗剤は、毛穴に蓋をしてお肌に熱がこもってしまいます。お肌に熱が蓄積してしまうと、脱毛時にトラブルが発生しやすい傾向です。また制汗剤の成分が肌を刺激する可能性があるためおすすめしません。

体温が上がることによる肌トラブル

脱毛後の肌はIPLやレーザーの熱が残っている状態のため、運動することでさらに熱をこもらせてしまいます。それにより肌に赤みやかゆみなどの肌トラブルが発生しやすくなり、炎症を起こす原因になります。

脱毛後の運動はいつからならOK?

脱毛後の運動が許可される時期は、運動の程度によって異なります。ここでは、軽い運動の場合と激しい運動の場合についてそれぞれ見ていきましょう。

軽い運動は脱毛から3日後くらいから

脱毛後の運動は、軽い運動でも施術日〜3日間は避けましょう。ウォーキングやヨガのような軽い運動であれば、脱毛して3日後くらいから再開しても問題ないといわれています。

ただし、3日経っても赤みや炎症が治まっていない場合は運動を再開できません。肌が弱かったり敏感肌だったりする人は、肌の様子を見ながら再開することをおすすめします。

激しい運動は1週間くらい経ってから

筋トレなどの無酸素運動、ジョギングなどの激しい運動の場合は、施術日から1週間程度経ってから再開するのがおすすめです。運動の強度が上がると汗の量も増えるため、早い段階で再開すると肌トラブルの原因になりかねません。

激しい運動を行う場合は肌の様子を確認し、施術後1週間を過ぎてから行うと良いでしょう。

脱毛前の運動も基本的には避けるのがベター

クリニックやサロンでは、脱毛直後だけでなく脱毛前の運動も基本的には避けるよう指示しているケースが多いです。理由としては、運動により体温が高くなった状態では施術中に痛みを感じやすくなったり、施術後のかゆみや赤みの原因になったりする場合があるためです。

また、脱毛前に制汗剤を使用すると、毛根に付着した制汗剤がIPLとレーザーの効果を阻害するおそれもあります。脱毛効果に影響を及ぼす可能性があるため、脱毛前であっても運動は避けましょう。

脱毛後に運動してしまったときの対処法

ここでは、脱毛後に運動してしまったときの対処法について4つ解説します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

患部の保湿をする

脱毛後は肌が非常に乾燥しており、運動をして汗が出るとさらに水分不足の状態になります。肌が乾燥するとかゆみや痛みなどの肌トラブルを引き起こすため、患部の保湿ケアはいつもより入念に行いましょう。

保湿をすれば乾燥を防げるだけでなく、肌のバリア機能の向上にもつながります。回復を早めるためにも保湿は非常に重要です。

患部を冷やす

脱毛後はIPLとレーザーにより肌に熱がこもっていますが、運動をして体温が上がることでさらに熱を放出しづらくなります。赤みやかゆみを抑えるため、肌をよく冷やして熱を逃がしましょう。

その際、市販の冷却シートのような冷却材はメントールなどの肌にとって刺激になるものが入っている可能性があります。症状が悪化する可能性があるため、冷たいタオルや保冷剤など刺激物が入っていないもので冷やしましょう。

水分を多くとる

脱毛で肌が乾燥するのに加えて運動後に汗をかくと体の内側も外側も水分不足になります。体内の水分が不足しても肌の乾燥につながるため、保湿などの外からのケアだけでなく経口摂取による水分補給も行いましょう。

症状が酷ければクリニック・サロンに相談

上記の対策を試しても症状が治まらない場合は、施術したクリニックやサロンに相談してみましょう。症状によっては提携医療機関に紹介してもらえるケースがあります。

また、施術後に軟膏などの薬を処方しているクリックもあります。その場合は患部を冷やしてから軟膏塗り、それでも症状が治まらなければ相談してみましょう。

運動以外で避けるべき脱毛後の行動

ここからは運動以外で避けるべき脱毛後の行動について5つ解説していきます。当てはまる行動をしていないか確認し、脱毛後の過ごし方について見直してみましょう。

サウナや長時間の入浴

サウナや長時間の入浴も、体温を上げるだけでなく汗が大量に出るため肌トラブルや水分不足の原因になります。運動と同様に脱毛後は避けるべきといえるでしょう。

とくにサウナは非常に乾燥するため、肌のバリア機能を弱めて炎症が悪化するリスクがあります。保湿ケアをしても追いつかない可能性があるため、入浴する場合はぬるめのシャワーで済ませましょう。

マッサージ

マッサージは肌をこするため、脱毛後で敏感になった肌の刺激になるおそれがあります。また、マッサージは血行を促進する効果があり、体温を上げてしまうため熱がこもる原因にもなります。肌トラブルが発生するリスクがあるため、脱毛後のマッサージは避けましょう。

日焼け

脱毛後は少しの紫外線にも反応して炎症を引き起こす可能性があるため、日焼け止めクリームや日傘を使用するなど必ず日焼け対策を行いましょう。

日焼けで肌の色が黒くなったり、炎症が悪化して跡になったりした部位は火傷のリスクがあるため、施術を断られる可能性があります。もし日焼けをしてしまった場合は、保湿ケアを十分に行い、症状が酷ければクリニックやサロンに相談しましょう。

毛の自己処理

脱毛後は肌がいつもより敏感になっているため、毛の自己処理は肌トラブルになりかねません。施術から1週間程すると自然に抜け落ちますが、それまで待てない場合は運動と同じく施術から3日経ってから行いましょう。

その際、清潔でないカミソリを使うと、毛穴に雑菌が入り込み毛嚢炎などの炎症を起こす可能性があります。また、毛抜きによる処理は毛根から引き抜いてしまうため、次回の脱毛時にIPLやレーザーが反応しなくなる恐れがあります。なるべく肌に負担が少ない電動シェーバーで自己処理するのがおすすめです。

飲酒

飲酒をすることで、アルコールにより血行が促進されるため、運動後と同じように体温が上がってしまいます。熱がこもると赤みや炎症の原因になるため、脱毛後の飲酒も避けましょう。

また、アルコールには利尿作用があるため、水分不足の原因にもなりかねません。肌が乾燥して敏感になってしまうため、最低でも脱毛後12時間の飲酒は避けましょう。

プールでの運動もNG!

プールは汗をかくことはなく、水で冷やしながら運動ができるため一見問題ないように思えるでしょう。しかし、プールは不特定多数の人が入るので、雑菌が繁殖している可能性があります。また、プールに入っている塩素も脱毛後の肌にとっては強い刺激になります。

雑菌と塩素が肌トラブルにつながる可能性があるため、脱毛後は避けた方が良いでしょう。

脱毛前後の運動は控えて肌トラブルを防ごう!

今回は、脱毛後に運動をしてはだめな理由や対処法について解説していきました。脱毛後は肌が敏感になっているため、運動に限らず体温を上げて大量に汗をかく行為は避けてください。

ラココでは、万が一脱毛後の肌トラブルが発生したときに備えて専門のクリニックと医療提携しております。すぐに専門医に診察してもらえて、安心して通える環境が整っているサロンで脱毛をしたい人は、一度ラココまでご相談ください。