LACOCO COLUMN

メイク
2025.12.15
眉毛の整え方がわからない方へ|王道お手入れ&トレンド描き方講座

顔の印象を左右する眉毛ですが「どこをどう整えたらいいかわからない」「やってみたら変になった…」という方もいますよね。

じつは、眉毛の整え方には基本のステップがあり、それを押さえるだけで一気に垢抜けた印象になれちゃうんです。

今回は「かわいい眉」をつくるための形の決め方から描き方、さらにはお手入れの頻度まで、眉毛の整え方のコツを解説します。

眉毛の整え方がわからないけど整えるとどう変わる?

眉毛は「顔の額縁」ともいわれるほど、顔全体のバランスを左右する大切なパーツ。

整えるだけで清潔感や優しさ、知的さなど印象を大きく変えることができます。反対に、手入れされていない眉毛は、野暮ったく見えてしまうことも。

「整える=細くする」ではなく、自分に合った形に整えるのがポイントです。まずは眉毛を整える意味を知って、理想の印象を思い描いてみましょう。

▶︎眉毛をキレイにするには脱毛ワックスがいい?効果や特徴についてわかりやすく解説!

眉毛の整え方の基本|まずは知っておきたい眉周りの名前

眉毛を上手に整えるためには、まず「眉毛の各パーツ」を知っておくことが大切です。

どこが眉頭でどこが眉山?という基礎を押さえておくと、形を決めるときに迷わなくなります。

眉頭・眉山・眉尻

眉頭(まゆがしら):眉毛のはじまりの部分
眉山(まゆやま):眉毛の一番高い部分
眉尻(まゆじり):眉毛の終わりの部分

眉毛を整える前に、まずはこの位置関係を鏡で確認してみましょう。

眉毛の黄金比バランス

理想的な眉毛の形は、じつは「黄金比のバランス」で決まります。

【眉毛の黄金比】

・眉頭は小鼻の延長線上
・眉山は黒目の外側と小鼻を結んだライン
・眉尻は口角と目尻を結んだライン上

この比率を意識して描くと、顔全体のバランスが整って顔立ちが自然に美しく見えるのです。まずはこの黄金比をもとに、自分の顔立ちに合う形を少しずつ調整していきましょう。

なりたい印象別!おすすめの眉デザイン

眉毛の形ひとつで、印象はがらりと変わります。以下が、なりたい印象別の眉デザインです。

【なりたい印象別】おすすめの眉デザイン
なりたい印象眉デザイン特徴
やさしいアーチ型のナチュラル眉ふんわりカーブを描いていて女性らしい
大人っぽいストレート型の上向眉少し角度がついていてキリッとした印象
かわいいやや短めの平行眉カーブも角度もあまりなくて親しみやすい印象

まずは「なりたい印象」を決めてから形を選ぶと、自分に似合う眉が見つかりやすくなります。

眉毛のお手入れ前に準備するもの

眉毛を整える前に、必要なアイテムをそろえましょう。最低限あると便利なのは、以下のアイテムです。

・眉用ハサミ
・アイブロウコーム
・眉毛用シェーバー
・毛抜き
・鏡

▶︎眉間の脱毛って必要?眉間のムダ毛を放置するデメリットと脱毛のメリットを紹介

初心者さんでも大丈夫!|眉毛の整え方ステップ①

ここからは、実際の眉毛の整え方をステップごとに解説します。

初心者の方でもわかりやすいように、余分な毛を見つけるところから丁寧に進めていきましょう。

STEP①余分な部分を見極める

まずは鏡を見ながら描きたい形をイメージします。描きたい形の外側にはみ出している毛が「余分な毛」です。

アイブロウペンシルで理想の形を薄くなぞってみると、どこを処理すればよいか分かりやすくなります。いきなり抜いたり剃ったりせず、ガイドラインを引いてから整えるのがポイント。

STEP②ハサミとコームで形を整える

コームで眉毛を上方向にとかし、長くはみ出している毛先を眉ハサミで少しずつカットします。

次に毛流れを下方向に整えて、再びはみ出す毛を同じようにカット。カットは少しずつ行うのがコツで、全体のバランスを見ながら自然な毛流れを意識してカットしましょう。

STEP③シェーバーでうぶ毛を処理

最後に眉の下や眉間、こめかみあたりのうぶ毛をシェーバーでやさしく剃ります。

肌をピンと張りながら、毛の流れに沿って動かすと失敗しにくいです。力を入れすぎると赤みが出ることがあるので、軽くなでるように剃りましょう。

初心者さん向けふんわり眉の描き方|眉毛の整え方ステップ②

眉毛の形を整えたら、次は「描く」ステップ。

ここでは初心者さんでも失敗しにくい、自然なふんわり眉の描き方を紹介します。

STEP①アイブロウペンシルで形のガイドラインを描く

まずはペンシルで眉下に薄くラインを引き、全体の形を決めます。眉山と眉尻の位置を確認しながら、片方ずつバランスを見て描くのがポイント。

濃く描くと不自然になってしまうので、最初は薄めに描いて足りない部分を少しずつ描き足していきましょう。自然なラインを意識すると、ふんわり優しい印象の眉になります。

STEP②パウダーで中央をふんわり埋める

次に、アイブロウパウダーで眉の中央部分を埋めていきます。ブラシを使って、眉頭から眉尻に向かってサッとぼかすようにのせましょう。

中央が濃くなりすぎないように眉頭は軽く、眉尻にかけて徐々に濃くしていくのがポイント。ふんわりとしたグラデーションを意識すると、自然な立体感が出ます。

STEP③アイブロウマスカラで色を整える

仕上げに、アイブロウマスカラで眉毛の色を整えます。

髪色より少し明るめを選ぶと垢抜け感アップ。毛流れに沿って眉尻から眉頭に向かって逆撫でするようにつけ、その後、毛流れに戻すように整えるときれいに仕上がります。

眉毛のお手入れ頻度とNG行動

眉毛は、基本的に毎日整える必要はありません。むしろ、やりすぎると形が崩れたり、肌に負担がかかったりすることも。

ここでは、適切な頻度と避けたいNG行動をチェックしましょう。

お手入れ頻度の目安

眉毛のお手入れは2〜3日に一度チェックして、うぶ毛や長さが気になるときに軽く整えるくらいでOK。

カットや抜きすぎはNGで、週1〜2回ほどがおすすめです。肌のコンディションが悪いとき(生理前後や肌荒れ中)は、無理に整えずお休みしましょう。

日々少しずつ整えることで、いつもキレイな眉をキープできます。

眉毛の整え方でやりがちなNG例

初心者さんがやりがちな失敗は「抜きすぎ」「剃りすぎ」です。

一度抜くと生えにくくなる毛もあるため、気になる部分だけにとどめましょう。また、シェーバーを強く当てすぎると肌トラブルの原因にも。

さらに、左右を合わせようとして何度も修正するのも抜きすぎや剃りすぎになるので要注意です。

眉毛の整え方で迷ったら眉毛サロンに行ってプロに任せるのもアリ

ここまで眉毛の整え方のポイントをご紹介しましたが「自分ではうまく整えられない…」というときは、眉毛サロンに行くのもおすすめ。

眉毛サロンなら、骨格や表情に合わせてデザインしてもらえるので、自分に似合う形の眉毛の形がわかりますよ。

また一度整えてもらえば、その形をベースにおうちでキープもしやすくなります。自分で悩むより、プロの力を借りて理想の眉に近づきましょう。

▶︎顔脱毛にはうれしい効果がたくさん!気になるデメリットとおすすめの顔脱毛を紹介

眉毛の整え方を知ればかわいい眉で毎日がもっと楽しくなる♡

眉毛を整えるだけで、顔全体の印象は驚くほど変わるもの。最初は難しく感じても、基本の整え方のステップを押さえれば、誰でも上手にできるようになります。

けれど、もしも眉毛の形に迷ったらサロンを利用するのもおすすめ。

美容脱毛サロン「ラココ」では、眉まわりのうぶ毛ケアも可能で、より清潔感のある美眉を目指せます。

毎日のメイクがぐっと楽しくなる「理想の眉」を手に入れて、鏡を見る時間をもっとワクワクしたものにしましょう♡