LACOCO COLUMN

メイク
2025.8.17
化粧崩れを防止する方法!メイクアイテムの選び方からテクニックまで全部教えます

暑さが気になる季節になると、なんといっても気になるのが化粧崩れ。何度もメイクを直すのは面倒ですが、直さないとドロドロで人前に出られない!と思っている方も多いはず。

そこで今回は、化粧崩れを防止するためのポイントを解説します。実は大切な、メイク前のスキンケアからメイクアイテム選び、化粧崩れ防止メイクテクニックまで網羅的に解説します。今年の夏は化粧崩れ知らずで過ごしたいなら、ぜひ参考にしてくださいね。

化粧崩れを防止したいなら朝のスキンケアが鍵

化粧崩れを防止するためには、朝のスキンケアが重要です。ポイントを紹介しますね。

寝ている間に分泌された皮脂を落とす

まずは朝の洗顔で、寝ている間に分泌された皮脂を落としましょう。皮脂は時間がたつと酸化してくすみの原因にもなるので、余計な皮脂がある状態ではそもそもメイクがキレイにつきません。丁寧に洗顔し、肌をリセットすることが化粧崩れを防止するために欠かせない最初のステップです。

朝のローションパック

肌の水分不足は余計な皮脂の分泌を招きます。乾燥肌の方はもちろんのこと、脂性肌の方も朝のローションパックがおすすめです。5分程度のローションパックで、肌がひんやりするくらいしっかりと水分を補給しましょう。

油分こそ与える

化粧崩れが気になるからと乳液やクリームを控えるのも、実は化粧崩れのもと。余計な皮脂の分泌させないために、乳液で肌にふたをして水分が逃げるのを防ぎましょう。乾燥が気になる方は頬を中心に、デイクリームを使用するのもおすすめですよ。脂性肌の方はさっぱりタイプの乳液や、乳液のコットン使用でさらっと使うと、嫌なべたつきなく潤いを補給できます。

収れん化粧水

化粧水と乳液のあとに収れん化粧水を使用するのもおすすめです。収れん化粧水とは引き締め効果のある化粧水のこと。配合されている成分が毛穴をきゅっと引き締め、皮脂分泌を抑えてくれるので、化粧崩れ防止効果が期待できます。化粧水・乳液のあとにコットンを使い、崩れが気になる部分を中心にパッティングしてなじませましょう。冷蔵庫で冷やしておいたものを使うと、引き締め効果が高まるのでおすすめですよ。

なお使用順序は製品によって異なるので、使用前に確認してくださいね。

スキンケアがしっかりなじんでからメイク開始

スキンケアがなじむ前にメイクを始めてしまうと、そもそもキレイに密着させることができません。早い段階から化粧崩れしてしまう原因になるため、スキンケアがしっかりとなじんでからメイクを始めましょう。

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化粧崩れしにくいメイクアイテムの選び方

化粧崩れを防止するには、皮脂や汗に強く、にじみにくいアイテムを選ぶことも大切です。

化粧崩れ防止仕様の下地を選ぶ

化粧下地はメイク全体の持ちを左右する大事なアイテム。下地に化粧崩れ防止効果があるものを選べば、メイク全体の持ちをよくすることができます。ただし化粧崩れに特化したものは、皮脂を吸着する成分が配合されていることが多く、乾燥肌の方がつけるとつっぱる感じがすることも。このような場合は、Tゾーンなど皮脂の出やすい部分にだけ使用し、頬などは保湿力のある下地を使いましょう。

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ウォータープルーフ仕様のアイテムを選ぶ

ウォータープルーフタイプのメイクアイテムは、皮脂にも汗にも強く、化粧崩れ防止効果がとても高いアイテムです。ベースメイクからポイントメイクまでウォータープルーフアイテムはさまざまに販売されているため、とにかく化粧崩れを防止したいならウォータープルーフタイプのアイテムを選びましょう。

油分の少ないアイテムを選ぶ

化粧崩れの多くはメイクアイテムの油分と、肌から出た皮脂が混ざることで起こります。そのため、もともと油分の少ないアイテムを選んでおくと化粧崩れを防ぎやすくなりますよ。ファンデーションならパウダータイプがおすすめ。リキッドのファンデーションやアイカラー、クリームチークを使う場合は、さらっとしたウォータリータイプが崩れにくい傾向です。

ティントタイプの有効活用

ティントタイプのメイクアイテムを選ぶのも、化粧崩れを防止に役立ちます。ティントとは染め付けるように発色する機能を備えたアイテムのことで、汗皮脂だけでなくこすっても落ちにくいのが特徴。リップやアイブロウなどでティントタイプのアイテムが多く展開されているので、チェックしてみるといいでしょう。

ティントほどの効果はありませんが、アイブロウやアイライナーはペンシルやパウダータイプよりリキッドタイプのほうが落ちにくい傾向です。使い慣れてないと描きにくいといわれるリキッドですが、化粧崩れを防止したいならぜひトライしてみてください。

化粧崩れを防止するメイクのテクニック

化粧崩れを防止したいなら、メイクの方法にも一工夫が必要。ポイントを紹介しますね。

日焼け止めは丁寧になじませる

化粧崩れを防ぐには薄くつけるのが基本ですが、日焼け止めの場合それだと肝心の日焼け止め効果に不安が生じます。日焼け止め効果を重視するなら、置くようにたっぷりのせる必要がありますが、これだと今度は化粧崩れが気になります。

バランスを取るのがとても難しいところですが、薄く2度づけすることで日焼け止め効果とメイク持ちの両方をかなえましょう。

1度目は頬や鼻先など、日が当たりやすく日焼けしやすい場所に、2度目は両頬、額、鼻、顎にのせ、全体にのばしましょう。最後に両手でハンドプレスして、しっかりとなじませてください。そして5~10分程度時間をおいて落ち着かせましょう。日焼け止めの余計なべたつきがなくなってから、メイクを始めてくださいね。

下地、ファンデは指や筆になじませてから薄付きが基本

下地やファンデのつけすぎは化粧崩れの大きな原因です。下地は必要最低限の量で薄くお顔全体にのばしましょう。

ファンデーションは顔全体にべったりつける必要はありません。ファンデーションをつけるとお顔全体がキレイに見える、目の下の三角ゾーンを中心に使用しましょう。あとは色ムラを補正するイメージで気になる部分に薄く使い、全体にふんわりぼかせばOKです。

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水スポンジの有効活用

水を含ませ固く絞ったスポンジで仕上げると、化粧崩れ防止に役立ちます。下地やファンデーションをつけたあとにポンポンとタップしてなじませてみてください。余計な油水分が取れて密着力が高まるので、化粧崩れ防止に役立ちます。

フェィスパウダーは肌質に合わせて慎重に使う

化粧崩れを防止するには、フェィスパウダーの使い方もポイントです。汗で崩れやすい方は、髪の生え際など、汗が噴き出る部分にしっかりとフェイスパウダーを仕込んでおきましょう。さらさらになるようパフでなじませておくと、汗をかいても崩れにくくなります。肌の水分が多く、水で流れたようにメイク崩れする方(いつのまにかメイクが取れたように感じる方)は、お顔全体をフェイスパウダーでさらさらに仕上げておくと、化粧崩れを抑えられますよ。

皮脂で化粧崩れする方は、あまり多く使用しないのがポイント。テカりやすい部分を少し押さえる程度にしましょう。

アイメイクは油分があるとにじんで崩れやすくなるので、フェイスパウダーでさらさらに整えておくのがおすすめ。特に下まぶたはさらさらにしておきましょう。まつげにも少しパウダーがついた状態にしておくと、マスカラの持ちもカール力もアップします。

化粧崩れ防止スプレーで保護

仕上げに化粧崩れ防止スプレーを使うのもおすすめですよ。化粧崩れ防止スプレーには、メイクを留めてキープさせる成分が配合されているので、いつもより長くキレイを維持できます。スプレーをお顔にまんべんなく吹きかけたら、触らずしっかり乾かしましょう。

化粧崩れを防止したいならまずはスキンケアが大切!

化粧崩れはメイクにつきまとう、みんなの悩み。化粧崩れを防止したいなら、崩れにくいアイテムを用意し、自分の肌質と相談しながらメイク方法を工夫することが大切です。そして何より、メイク前のスキンケアが重要。スキンケアができているかいないかで化粧持ちはとても変わるので、面倒と思わずにぜひ朝のスキンケアも頑張ってみてくださいね。