とくに毛抜きは自分のタイミングでこまめにお手入れできるし、抜けた瞬間のスッキリ感がちょっとクセになるという人も多いはず。
その一方で「毛を抜くと肌に良くない」という話もよく耳にしますよね。
そこで今回は、毛を抜くのをやめられない理由や肌トラブルを防ぎながら賢く付き合うムダ毛ケア方法をわかりやすく解説します♡
INDEX
なんで毛を抜くってやめられないの?

毛を抜く行為には「わかる…!」と共感されやすい理由がいくつもあります。とくにムダ毛ケアに慣れていない初心者さんは、剃るよりも手軽で安心に思えることも。
ここでは、毛抜きがやめられない主な理由を3つ紹介します。
①毛を剃ると肌荒れするから抜く
カミソリで剃ると、赤みが出たりヒリヒリしたりして「剃る=肌荒れする」というイメージを持っている人は少なくありません。
とくに敏感肌の方は刃が肌の表面を刺激しやすいため、摩擦を避けたい気持ちから「抜くほうが安全かも」と考えがちです。
毛抜きなら刃が直接触れないので、刺激が少ないように感じられるのも自然なこと。そうした背景から「剃るのは苦手だけど、抜くならできる」という人が多いのです。
②自宅でできるしお金がかからない
毛抜きの大きな魅力は、コストがほとんどかからず、思い立ったときにすぐできる点です。
学生さんや美容初心者さんにとっては、サロン脱毛や専用アイテムを購入するより、手軽で続けやすい方法でもあります。
また、細かい部分にも対応できるため「ここだけ気になる!」というときのピンポイントケアにも最適。財布にも時間にも優しい方法として、毛抜きが根強い人気を持つ理由がここにあります。
③毛を抜くのが楽しい
そして何より大きいのが「毛を抜くのって楽しい!」という気持ち。毛がスッと抜ける感覚や、毛根まで抜けた達成感がクセになってしまう人も多いです。
SNSでも「つい没頭しちゃう」「ストレス発散になる」などの声があるほど。
確かに、毛を抜くのは一度ハマるとついつい続けてしまいたくなる魅力がありますよね。そんな気持ちを持つことは全く悪いことではなく、むしろ自然な反応なんです。
▶︎指毛を抜くとどうなる?メリットデメリットや正しい抜き方や注意点を詳しく解説!
知ってる?毛を抜くと身体の中ではこんなことが起きている

毛を抜く行為には楽しさや手軽さがありますが、その瞬間、皮膚の中では小さな負担が起こっています。見た目だけではわかりにくいものの、繰り返すと負担が積み重なって肌トラブルにつながることも。
ここでは、毛を抜くときに身体の中で起きている仕組みについてご紹介します。毛を抜いてムダ毛ケアをしている方は、その仕組みを知っておきましょう。
毛を引き抜くときに皮膚や毛穴で起きている反応
毛を抜くとき、毛穴は内側から一気に引っ張られるような状態になります。
毛根は毛穴の奥深くにあるため、引き抜くことで毛穴の壁に微細な傷がついたり、組織が刺激を受けたりします。
とくに太い毛ほど負担が大きく、毛穴がゆがんでしまうことも。こうした変化は表面からは見えにくいですが、何度も繰り返すと毛穴の形が変わり、埋没毛やポツポツ毛穴の原因となってしまいます。
痛みと炎症の正体
毛を抜いたときの痛みは、毛根周りに集まっている神経が刺激を受けるために起こります。同時に、体は「傷ができた!」と判断して炎症反応を発生させ、赤みやほてりとして現れるのです。
通常は時間とともに落ち着きますが、繰り返すほど炎症が慢性化しやすく、色素沈着や茶色い跡が残る原因になります。痛みが強く出るほど、肌の内部では大きな負担が起こっていると意識しておくと安心です。
埋没毛や毛穴のひきつれ
毛を抜いたあと毛穴は一時的にギュッと縮まり、出口がふさがれたような状態になることがあります。そのまま皮膚が硬くなると、新しく生えてくる毛が外に出られず、皮膚の下で丸まってしまう「埋没毛」になるのです。
また、繰り返し抜くことで毛穴周辺の皮膚が引きつれたり、わずかな凹凸ができることも。埋没毛や毛穴のひきつれができると、見た目に影響が出るだけでなく、触るとザラつく原因にもなります。
毛穴がポツポツ黒く見える
毛を抜いても毛穴が黒く見えるのは、毛根の一部が残っていたり、皮脂や角栓が酸化して黒くなるためです。
とくに毛抜き後の毛穴は開きやすく、皮脂が詰まりやすい状態。そこに空気が触れると酸化し、黒ずみとして目立ちます。
「抜いたのに黒い…」という現象は、抜くケアにありがちな症状。見た目の清潔感を損ないやすいため、気にする人が増えている理由でもあります。
じつは多い?毛を抜くと起きやすいトラブル

毛抜きは手軽ですが、トラブル相談が非常に多いケア方法でもあります。美容皮膚科でも、毛抜きが原因と考えられる毛穴トラブルの相談は上位に入るほど。
ここでは具体的な症状をわかりやすく紹介します。
埋没毛(まいぼつもう)
毛抜きで最も多いトラブルが、埋没毛(まいぼつもう)です。
埋没毛は皮膚の中で毛が丸まり、黒い点やしこりのように見えて場合によっては炎症して痛みが出ることも。とくにVラインや脇など太く強い毛が生えている部位は、埋没毛が起きやすい傾向があります。
埋没毛は自分では取り出せない、そして無理に触るとさらに悪化するリスクがあるため、処置が難しい厄介な症状なのです。
▶︎埋没毛(埋もれ毛)って何?角栓とは違うの?自分でできる取り出し方
赤みが出る
毛を抜いた直後に赤くなるのは、毛根が刺激を受けて炎症を起こしている証拠です。軽度なら数時間で治まりますが、何度も繰り返すと赤みが引きにくくなり、慢性的な炎症として残ってしまうことも。
敏感肌の人は特に反応が強く出やすく、赤みやほてりが治るまで数日かかるケースもあります。赤みを繰り返す肌はバリア機能が弱まり、さらに刺激を受けやすい状態になるので注意が必要です。
毛穴の黒ずみ
毛穴に角栓が詰まりやすい状態をつくるのも、毛抜きのデメリットです。抜いた直後の毛穴は開いたままになり、皮脂が入り込みやすくなります。その皮脂が空気に触れて酸化すると、黒ずみとして目立つ原因に。
また、毛根が途中でちぎれて残ってしまうと、黒い点がさらに濃く見えることもあります。小鼻やデリケートゾーンの黒ずみに悩んでいる人は、じつは毛抜き習慣が関係しているケースも多いです。
敏感肌の人ほどダメージを受けやすい
敏感肌の方は、毛抜きによるわずかな傷でも炎症が強く出やすい傾向があります。毛を抜くことで皮膚のバリア機能が弱まると、かゆみ・赤み・ヒリつきなどの刺激反応が長引きやすく、さらに悪循環を招いてしまいます。
とくに乾燥しやすい時期や体調が揺らぎやすいときは反応が強まりやすいので、毛抜きは慎重に。敏感肌ほど「抜かないケア」へ移行したほうがトラブルを避けやすくなります。
美容皮膚科の相談の中でも毛穴トラブルは上位
美容皮膚科でよく寄せられるお悩みの中でも、じつは「毛穴トラブル」はいつも上位に入るほど人気(?)の相談ごとです。
あるクリニックの調査では、毛穴の悩みで来院した人のうち 約7割が30代以上 とされ、年代を問わず多くの人が気になっていることがわかります。
また、20〜60代の女性100名を対象にしたアンケートでも、全員が何らかの毛穴悩みを抱えていると回答。
黒ずみ・開き・詰まりなど、毛穴は「みんなが気になるポイント」と言える存在です。こうした背景から、美容皮膚科の相談でも毛穴トラブルは常に上位に名前が挙がります。
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「毛を抜く=悪い」ではない?
毛を抜く行為自体が「悪い」わけではありません。毛抜きにはメリットもあり、楽しさや手軽さから続けやすいケア方法として根強く愛されています。
ただし頻度が多すぎたり、強く引き抜いたりすると、毛穴や皮膚への負担が大きくなりやすいのも事実。
大切なのは毛抜きを完全否定するのではなく、肌トラブルを避けるために適切な頻度やケア方法を知り、上手に付き合っていくことです。
肌トラブルを起こしたくないなら「抜かないケア」が最適

毛を抜くケアは手軽ですが、どうしても肌の奥に負担がかかりやすく、埋没毛や黒ずみなどのトラブルを起こすリスクが高くなります。
肌をやさしく整えたい、ムダ毛のないキレイな状態を保ちたいと思うなら、抜かない方法へ移行するのがベスト。
「剃る・除毛クリーム・脱毛」など、刺激の少ない方法を選ぶことで炎症や赤みが出にくくなり、長期的に見ても肌を守りやすくなります。
毛を抜くお手入れをやめたい人におすすめのステップ

「毛抜きを完全にやめるのは難しい…」という人でも大丈夫。急にゼロにする必要はありません。少しずつ「抜かないケア」に変えていけば、肌負担を軽減しながら自然に移行できます。
ここでは、毛を抜くお手入れをやめたい人におすすめのステップをご紹介します。できそうなものからチャレンジしてみてくださいね。
毛抜きを急に全部をやめなくていい
毛抜きに慣れている人は、いきなり「完全にやめる」のはストレスになりがちです。毛を抜く行為自体が習慣化している場合も多く、急な変化ほど挫折しやすいもの。
まずは「太い毛だけ抜かない」「生えてきたら抜くのではなく剃ってみる」など、小さなステップからはじめるのがおすすめです。
徐々に毛抜き頻度を減らすことで、無理なく肌負担を軽減できますよ。
腕・脚・指手などパーツごとに移行していく
ムダ毛が気になる部位は人によって違うため、すべて一気に切り替える必要はありません。
まずは、広範囲でトラブルが出やすい腕や脚などから「剃る・除毛する」など別のケアへ移行してみるとスムーズです。
指や手の甲など、細い毛が多い部分も肌への負担を抑えられます。パーツごとにゆっくり変えていくことでストレスなく続けられ、気づけば毛抜き頻度が自然に減っていくでしょう。
抜かなくても大丈夫な肌を作るケアをする
毛抜きに頼らなくても気にならない肌を作るには、まず基礎的なスキンケアを整えることが大切。
乾燥していると毛穴が硬くなり、毛が目立ちやすくなってしまいます。保湿をしっかり行い、肌のバリア機能を高めることで、ムダ毛が目立ちにくくなることも。
また摩擦の少ない生活を心がけることで毛穴の黒ずみや埋没毛を防ぎやすくなり、結果的に「抜かなくても平気」な状態に近づけます。
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トラブルを防ぐ毛を抜くよりおすすめのケア方法3つ

ここでは抜かないケアの中でも、肌にやさしくて続けやすい3つの方法を紹介します。それぞれ特徴が違うので、自分のペースに合わせて組み合わせるのもおすすめです。
【おすすめの毛を抜かないケア方法3つ】
・剃る
・除毛クリーム
・サロン脱毛
①剃る
カミソリは、正しく使えば肌負担を抑えられる抜かないケア方法のひとつ。剃るときはシェービング剤で滑りを良くし、毛の流れに沿って優しく動かすのがポイントです。
刃が古いと摩擦が増えて刺激の原因になるため、こまめに交換するのも大切。
また剃った後は保湿を徹底し、赤みや乾燥を防ぐケアを行うことでムダ毛処理後の肌をきれいに保ちやすくなります。
②除毛クリーム
除毛クリームは、広範囲のムダ毛を一度に処理できる便利なアイテム。刃を使わないため肌の奥に負担をかけにくく、毛抜きに比べてトラブルが少ないのが特徴です。
敏感肌向けの低刺激タイプも増えているので、初めてでも挑戦しやすい毛を抜かないケア方法。事前にパッチテストを行い、使用後は保湿をしっかりすることで、肌トラブルを防ぎながらムダ毛ケアができますよ。
③サロン脱毛
サロン脱毛は「抜かないケア」の中でも、とくに肌負担が少なく仕上がりもきれいな方法です。
脱毛をすると毛抜き習慣から自然に離れられるうえ、自己処理の回数も減るため、肌荒れのリスクが大きく下がります。
また敏感肌向けのマシンを扱うサロンもあり、痛みが少ない施術を選べるのがメリット。たとえばラココは痛みと刺激を抑えた脱毛が特徴で、初心者さんでも挑戦しやすいサロンのひとつです。
毛を抜くケアに関するよくある質問

ここでは、毛を抜くケアに関してよく寄せられる質問についてまとめてみました。毛を抜くケアに関して気になることがある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
【Q1】毛を抜くと毛が濃くなるって本当?
じつは、毛を抜いたことで毛自体が「強く、太く育つ」という科学的な根拠はありません。
ただ、抜いた毛が次に生えてくるときは「断面が丸く太く見える」「短い毛が密集して見える」などの理由で、濃く感じてしまうことがあります。
また、炎症が起きるとその周りが赤く見え、余計に毛の存在感が強くなることも。だから「濃くなる気がする」のはあながち間違いではなく、見え方の問題も大きいと言えます。
【Q2】敏感肌でも毛を抜いていい?
敏感肌さんは、ちょっとした刺激でも赤みが出たりヒリつきやすいので、毛抜きの刺激は負担になりがちです。
絶対にNGとは言いません。けれど、できるだけ「広範囲をまとめて抜かない」「連続で抜かない」「抜いた後は必ず冷やす」など、肌への優しさを最優先に。
トラブルが起きやすい場合は、剃るケアや部分的な脱毛に切り替えると安心です。
【Q3】埋没毛ができたときの正しい対処法は?
埋没毛は、無理にほじらないことが最重要!
触りたくなる気持ちはとてもよくわかりますが、ここはぐっと我慢をしましょう。基本の対処は「保湿」「やさしい角質ケア」「擦らない」の3つ。
毛が自然に表面へ出てくるのを待つのが、もっとも安全になります。もしも赤みや腫れが長く続く場合は、皮膚科で早めに診てもらうのがおすすめです。
【Q4】脱毛すると毛抜きしたくなる衝動はおさまる?
意外かもしれませんが、脱毛を始めると「抜きたい…!」という気持ちが自然と減っていく人が多いです。
というのも、毛が細く柔らかくなって、そもそも抜きがいがなくなってくるから。刺激が減るので毛穴の状態も落ち着き、肌がきれいになるほど「抜く必要」自体を感じなくなっていくこともあります。脱毛は、部分的に始めるだけでも効果を実感しやすいですよ。
▶︎脱毛の効果を実感するのはどんなとき?3回目からって本当?完了までの目安も解説
毛を抜くのは悪じゃない!肌をいたわりながらもっとラクなケアへ♪

毛を抜く行為は決して悪いものではありませんし、楽しさやスッキリ感を感じるのも自然なこと。
ただ、繰り返すほど肌への負担が蓄積しやすく、将来の毛穴トラブルにつながりやすいのも事実です。
抜かないケアに少しずつ移行するだけで、肌はもっとラクに、もっときれいになります。もし脱毛に興味が湧いたら、痛みを抑えた施術ができるラココのようなサロンも「選択肢のひとつ」として検討してみてくださいね♡
