LACOCO COLUMN

脱毛
2025.12.16
埋没毛(埋もれ毛)って何?角栓とは違うの?自分でできる取り出し方

黒いブツブツができているけど、これって角栓?でもなんか違うみたい。
もしそう思うなら、それは埋没毛(埋もれ毛)かもしれません。埋没毛はムダ毛の自己処理や脱毛時の肌ダメージが原因でできることもある、毛穴のトラブルです。

今回はそんな埋没毛について解説。埋没毛とはどんな状態をいうのか、角栓とは何が違うのか、そして埋没毛の取り出し方についても紹介していきます。肌の黒いブツブツが気になっている方は、チェックしてみてくださいね。

埋没毛(埋もれ毛)とは?

埋没毛(埋もれ毛)とは、何らかの影響で皮膚の上に出ることができず、埋もれたまま成長してしまった毛のことをいいます。

埋没毛には以下の4つのタイプがあります。

埋没毛のタイプ特徴
渦巻きタイプ毛がくるくると渦巻き状になって埋まっている状態小さな黒いブツブツのように見えることも
毛先だけ埋もれたタイプ毛先が皮膚内に埋もれたまま成長した状態途中の毛は皮膚の表面に出ている
毛先以外が埋もれているタイプ毛穴から伸びた毛がそのまま皮膚内で横に向かって成長し、毛先だけ表面に出た状態
皮下を這うように成長したタイプ皮膚に埋もれたまま、毛穴から横に向かって這うように成長した状態

一つの毛穴に何本も埋まっていたり、ブツブツやほくろのように見えたりすることもあるのが埋没毛です。1つだけできることもあれば、複数できることもあります。毛穴部分がぽこっと盛り上がっているため、手で触るとざらつきを感じるのが特徴です。

角栓との違い

角栓とは古い角質と皮脂が混ざって毛穴に詰まったもの。酸化すると黒く見えるため、埋没毛と見間違ってしまうかもしれません。また、どちらも触るとざらつきを感じるため、「これは角栓?埋没毛?」と、判別に迷うのもわかります。

ただ、埋没毛はよく見ると皮膚の中に毛があることを確認できます。角栓が一緒に詰まっている埋没毛もありますが、角栓の場合皮膚を被っていることはないので、その辺りで見分けるといいかもしれませんね。

角栓についてもっとくわしく知りたいならこちらの記事もチェック♪

毛嚢炎との違い

毛嚢炎は毛穴が傷つき、そこに雑菌が入り込んで炎症を起こした症状をいいます。そのため、埋没毛と異なり痛みがあるのが特徴。熱感があったり赤く腫れたりすることもあります。

炎症の中心となる毛穴に、ぽつんと黒い芯のようなものができるので埋没毛と間違うことがあるかもしれません。ただ、毛嚢炎の場合はっきりと痛みがあるため、その点で見分けられるでしょう。

できやすい部位

埋没毛はどこにでもできる、毛穴トラブルです。できやすい部位をしいてあげるなら、脚、ワキ、VIOライン。ざらつきを感じてから気づくことが多いですが、自己処理中に気づく方もいます。1本1本の毛が太いワキやVIOラインで埋没毛ができると、ブツブツ感がより際立つため不快感も増す傾向です。

埋没毛ができる原因の多くはムダ毛の自己処理って本当?

埋没毛ができる原因は、自己処理にあるといわれることがあります。しかし実際は自己処理だけでなく、脱毛も埋没毛の原因になることが。くわしく見ていきましょう。

埋没毛の原因①自己処理

埋没毛ができる原因はさまざまにあります。そのなかでも多いのがムダ毛の自己処理。カミソリ、脱毛シート(ワックス)、脱毛クリームなどによる自己処理で肌に負担がかかったことが、埋没毛の原因になることが多くあります。

自己処理によって肌がダメージを受けると、以下のようなことが起こります。

・乾燥
・肌荒れ
・ターンオーバーの乱れ
・角質肥厚

乾燥や肌荒れによって肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まって角質肥厚します。角質肥厚の影響で毛穴がふさがると、毛が育ってもうまく外に出られません。そのまま、閉じ込められて埋没毛になってしまうんです。

埋没毛の原因②脱毛

脱毛では、肌に配慮された光やレーザーを使用していますが、種類によっては自己処理と同様に肌がダメージを受け、埋没毛の原因になることがあります。

脱毛では光やレーザーを使用して熱を作り、この熱を使ってムダ毛の発毛組織にダメージを与えます。出力の強いレーザー脱毛は、その分肌への刺激も強く、人によっては熱感が残ったり、痒みが生じたりすることがあります。こうした肌への刺激がターンオーバーの乱れや角質肥厚を招くと、埋没毛ができやすくなるんです。

埋没毛の取り出し方

埋没毛は痛みも炎症もなく、緊急に治さなければならないような毛穴トラブルではありませんが、見た目も手触りも悪いので早くなんとかしたいですよね。

とはいえ、無理に取り出すのはNG。埋没毛は皮膚の中にあるので、無理に取り出すとなると皮膚を傷つけることになります。これを自分で安易に行えば、毛嚢炎など毛穴の炎症につながりかねません。

毛穴や皮膚を傷つけず、自然に埋没毛を取り出す方法を紹介しますね。

保湿

埋没毛を取り出すために、まずやりたいのが保湿です。なぜなら、肌のターンオーバーの乱れを招く一番の原因は乾燥だから。保湿ケアによって肌が健康な状態に戻れば、ターンオーバーの働きで埋没毛を覆っていた皮膚が取り除かれ、自然に埋没毛は改善されます。

保湿は次の埋没毛を作らないようにする、予防策の役割も果たしてくれます。少し時間はかかるかもしれませんが、根気よく保湿を続け、肌の健やかさを守りましょう。

ピーリング

埋没毛は角質肥厚によって毛穴がふさがっている状態のため、ピーリングによる角質ケアが有効な場合があります。ピーリングにはスクラブでマッサージするタイプや、美容液状でコットンに取って拭き取るタイプなどさまざまなものがあります。

肌にあったもの、自分が使いやすいものを選んで使用しましょう。どのようなタイプでも無理にゴシゴシこするのはNG。あくまで自然なターンオーバーを助けるイメージで使用してみてくださいね。

埋没毛を繰り返さないための予防法

もしムダ毛ケアをした後に埋没毛を繰り返しているな、と感じているなら以下の方法を試してみてください。

自己処理方法を変える

いつもカミソリや脱毛シート、脱毛ワックスで自己処理しているなら、電気シェーバーなど肌に直接刺激を与えにくい自己処理方法に変えてみましょう。また、できるだけ自己処理の頻度を抑え、頻繁に処理しないようにすることも大切です。処理後はしっかりと保湿し、肌の健康を保ちましょう。

肌にやさしいタイプの脱毛を受ける

脱毛の中でも美容脱毛は、やさしい光を使用し、肌への負担を最小限に抑えた脱毛を行うことができます。なかでもSHR方式の光脱毛はほとんど痛みを感じないほどやさしいので、敏感肌やアトピー肌でも施術を受けられるくらいなんです。これから脱毛を検討しているなら、こうしたやさしい脱毛を選ぶのも方法ですよ。

埋没毛は予防が大切!繰り返しているならラココに相談してみよう

埋没毛は肌への刺激が原因で起こる、毛穴トラブルの一つです。なかでも自己処理や脱毛によるダメージでできる場合が多く、念入りなケアが欠かせません。しっかりと保湿し、肌を健やかに保つことが、埋もれた埋没毛を取り出す近道になりますよ。

脱毛サロンラココでは、肌にやさしく、美肌効果まで期待できるSHR方式の脱毛を提供しています。自己処理から解放されたい、刺激の少ない脱毛を受けたいと考えているなら、ぜひお気軽にラココにご予約くださいね。