実はデリケートゾーンの脱毛には、ムダ毛をすっきりできるだけでなく、毎日の生活をぐっと快適にしてくれるたくさんのメリットがあります。そのため、体のパーツの中でも今とても注目されている脱毛なんです。
今回はデリケートゾーンの脱毛について、注目されている理由や脱毛の種類などを網羅的に紹介。デリケートゾーンの脱毛に踏み出すべきか迷っている方の疑問に、まるっとお答えしていきます!
INDEX
デリケートゾーンの脱毛とは?パーツの名前と範囲

デリケートゾーンの脱毛とは、陰部のムダ毛を取り除く施術のこと。脱毛業界では「VIO脱毛」と呼ばれています。V・I・Oは、デリケートゾーンをパーツごとに分けた呼び名で、それぞれ以下の部位を指します。
・Vライン…正面から見たときに見えるアンダーヘアの三角ゾーン
・Iライン…陰部の両側のゾーン
・Oライン…肛門周辺
全部をツルツルにする方もいれば、Vラインを残してIラインやOラインだけを脱毛する方もいます。「デリケートゾーンの脱毛」と一口にいっても、人によってどの部分を脱毛するかは異なるのが一般的。自分の希望に合わせた脱毛を検討しましょう。
デリケートゾーンの脱毛が注目されているワケ

デリケートゾーンの脱毛需要は、年々高まっています。その背景には以下のような理由が。くわしく紹介しますね。
フェムケアへの関心の高まり
デリケートゾーンの脱毛が人気を高めている理由に、「フェムケア」への関心の高まりがあります。
フェムケアとは「Feminine(女性)」と「Care(ケア)」を掛け合わせた造語で、女性特有の健康課題や心身の悩みをサポートする製品やサービスのこと。そのなかでは、デリケートゾーンの悩みに対するケアも注目されているんです。
例えば、かゆみや乾燥、ムレ、下着の締め付けによる黒ずみなどは、女性が密かに抱えている悩みではないでしょうか。こうしたデリケートゾーンの問題を少しでも解消し、快適な日常を送るためのケアが「フェムケア」なんです。
デリケートゾーンのムダ毛を脱毛すると通気性がよくなり、かゆみやムレを防げます。つまり、「フェムケア」の一つの手段になるとして、注目されているんです。
介護脱毛への関心の高まり
近年、「介護脱毛」への注目が急激に高まっています。介護脱毛とは、将来もし介護が必要になったときに、介護してくれる人の負担を少しでも減らすために、あらかじめデリケートゾーンの脱毛をしておくという考え方です。
デリケートゾーンを脱毛しておけば、毛に排泄物が絡む心配がありません。おむつ交換や陰部を拭いてもらう際、介護する人もスムーズにケアができます。将来のために、若いうちから準備しようと考える方が増えているのは、納得できる点かもしれませんね。
海外ではエチケットとして脱毛する人も多い
アメリカやヨーロッパの一部ではアンダーヘアに対する意識が高く、脇や腕といったほかの部位より、アンダーヘアの脱毛が重視されているといいます。アンダーヘアの脱毛はエチケットと捉えられていて、「ハイジーナ」と呼ばれる無毛状態に脱毛することが一般的なのだとか。
もちろん、国によって脱毛の考え方はさまざまですが、日本ではこうした脱毛先進国の影響を受けて、アンダーヘアの脱毛に注目が集まっている側面もあります。
デリケートゾーンの脱毛方法にはどんなものがあるの?

デリケートゾーンの脱毛方法としては、大きく以下の3つが挙げられます。それぞれの特徴をくわしく紹介しますね。
自己処理
自己処理とはカミソリやシェーバー、脱毛クリーム、脱毛テープなどを使って、自分でムダ毛を処理することです。どれも手軽で、思い立ったときにすぐケアできるのがメリットです。
ただし、自己処理はすぐにまた生えてくるので、繰り返しケアし続けなければならないのがデメリットです。傷や肌荒れの心配もあるため、手軽ではあるものの注意が必要なムダ毛の処理方法だといえます。
▶デリケートゾーン自己処理のコツが知りたいならこちらの記事もチェック♪
美容脱毛(サロン脱毛)
美容脱毛とは、脱毛サロンなどで行われる、IPLという光を使った脱毛のことです。発毛に関連する組織にダメージを与え、ムダ毛を生えにくくする「抑毛・減毛」効果をもたらします。このIPLという光には、さまざまな波長が含まれているので、脱毛だけでなく、シミやニキビ跡、毛穴の開き改善といった、美肌効果も期待できるんですよ。
肌にやさしく痛みが少ないので、はじめての脱毛や、デリケートな部分を脱毛したい人に向いているかもしれませんね。
▶美容(サロン)脱毛についてくわしく知りたい方はこちらの記事もチェック♪
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医療脱毛
医療脱毛とはクリニックで行われる、高出力のレーザーを使った脱毛のことです。毛の根元にある発毛組織をレーザーで破壊して、ムダ毛を生えにくくする仕組みです。脱毛効果も高く、長い期間ムダ毛が生えてこない状態を保つことができます。
ただ、その分、強い痛みを伴うのが特徴。麻酔を使えるクリニックもありますが、痛みが苦手な方には気になるポイントかもしれませんね。
医療脱毛も美容脱毛も、一定期間通うことでほとんどムダ毛が気にならない状態になれます。これは自己処理と大きく異なる点ですね。
デリケートゾーンの脱毛はやっぱりした方がいい?脱毛のメリット

デリケートゾーンの脱毛には、自己処理の手間が省ける、ムレなどによる不快感の軽減、ファッションの幅が広がるなど、さまざまなメリットがあります。あらためて確認してみましょう。
自己処理の手間が省ける
自己処理はではすぐに毛が生えてくるので、繰り返しケアし続けなければなりません。これがとにかく面倒と感じる方は多いのでは?特にIラインやOラインは自分では確認しにくく、処理に苦労した経験がある方もいるかもしれませんね。
脱毛は横になっている間に施術が終わるので、まずとても楽ちん。1回や2回の施術でツルツルになるわけではありませんが、回数を重ねるごとにどんどん毛が薄くなって、自己処理の回数が減っていきます。最終的にはほとんど自己処理がいらなくなるので、自己処理にかけていた手間を省けますよ。
生理中やおりものによるムレや不快感を軽減
デリケートゾーンに毛があると、生理の経血やおりものが絡んで、ムレやかゆみが気になることってありますよね。デリケートゾーンのムダ毛がなくなれば、通気性がよくなるので、こうした不快感やムレを防いでくれます。雑菌も繁殖しにくくなるので清潔感が増し、毎日を快適に、そして気持ちよく過ごせるようになるメリットがあります。
下着や水着のデザインを気にせずファッションを楽しめる
かわいい水着や下着を身につけるとき、ムダ毛がはみ出ていないかは気になる点ですよね。カミソリなどでの自己処理では、毛根が黒いポツポツとして悪目立ちすることもあります。
しかし脱毛すれば、毛の根元からすっきりきれいになれるので、どんなファッションも安心して楽しめますよ。急なお泊まりやプールのお誘いがあっても、ムダ毛の心配をしなくて済むのは嬉しいですよね。
デリケートゾーンの脱毛ではデザインを自由に選べる

デリケートゾーンの脱毛の特徴として、「好きなデザインにできる」という点があります。
これはデリケートゾーンの中でもVライン、つまり正面の三角ゾーンのデザインを好みの形に整えられるということ。以下に人気のデザインをまとめました。
| デザインの種類 | 特徴 |
| ナチュラル | 自然な逆三角形 |
| 逆三角形 | 自然な逆三角形を少しコンパクトにして整えた形 |
| 逆三角形(小) | 逆三角形をさらに小さく整えた形 |
| 扇型 | 逆三角形の角を取ったような丸みのある形 |
| オーバル | ころんとした楕円型、はみ出しにくくやわらかい印象の形 |
| スクエア | コンパクトな四角に整えてはみ出しにくくした形 |
| Iライン | Iラインに細く整えた形 |
| Iライン(細) | Iラインをさらに細く整えた形 |
| ハイジーナ | 全ての毛を脱毛 |
| ハートなど | 自分の好みにデザインした形 |
水着や下着などからムダ毛がはみ出さないよう、コンパクトにまとめたデザインが多い傾向です。ハート型のように、好みのデザインにできるのも脱毛ならでは。施術前にお願いしておくと、希望の形にそって脱毛してもらえますよ。
でもまって!デリケートゾーン脱毛の恥ずかし過ぎる問題

アンダーヘアの脱毛は魅力的。気になるものの、「施術のとき見られるのは恥ずかしい」と感じる方も多いのでは?アンダーヘアの脱毛には、確かに陰部を見られるという恥ずかしさがつきまといます。
しかしこの点は、あまり心配しなくて大丈夫。施術をするスタッフは、毎日たくさんの方の脱毛を行っているプロなので、施術を受ける方が思っているほど気にしていないんです。
基本的に、レーザーや光を照射する部位以外はタオルなどで隠しながら行うため、丸見えになる心配もありません。
▶アンダーヘアの脱毛は恥ずかしい?脱毛サロンスタッフの本音をこちらからチェック♪
デリケートゾーンの脱毛で注意したいデメリット

デリケートゾーンの脱毛にはたくさんのメリットがありますが、実際に脱毛に踏み切る前に、デメリットについても知っておきましょう。
事前の自己処理が欠かせない
デリケートゾーンの脱毛に限ったことではありませんが、脱毛を受ける前には自己処理が必要です。これには、脱毛の仕組みが関係しています。
脱毛に使用されるレーザーや光は、ムダ毛の黒い色素に反応して熱を発生させます。そしてその熱を使って、発毛に関連する組織にダメージを与えているんです。もし毛が長いままだと、その熱が肌にまで伝わりやけどをする危険があります。
そのため、事前に自己処理をして、肌表面に伸びている毛を取り除いておくことが必要です。自分では確認しにくく、処理が難しい場合はサロンやクリニックに相談してみてください。有料の場合もありますが、処理を行ってくれるところもありますよ。
肌トラブルが起こる場合も
施術後、肌が赤くなったり、かゆみや発疹が出たりするなど、肌トラブルが起こることがあります。これは脱毛に使われるレーザーや光の熱が原因。
特に出力が強いレーザーを使う医療脱毛では、注意が必要です。もちろん医療脱毛はクリニックで提供されているため、こうしたトラブルの際もすぐにケアしてもらえますが、そもそも肌トラブルは避けたいですよね。
肌が弱く施術が心配な方は、もともと肌にやさしい脱毛を検討してみるといいかもしれません。
永久脱毛だと元のようには生えてこない
医療脱毛には長くムダ毛が生えてこない、永久脱毛効果があるとされています。もちろんまったく生えてこなくなるわけではありませんが、すぐに元に戻せるものでもありません。
デリケートゾーンの中でもVラインの毛は、「ないのも恥ずかしい」と考える方も多く、医療脱毛で無毛にしてしまうのに抵抗がある方もいます。
ツルツルになるのを避けたいなら、「はじめから少し残して脱毛する」「美容脱毛で毛量を減らして自然な状態に整える」という選択肢もありますよ。
ぶっちゃけデリケートゾーンにはどんな脱毛がおすすめ?

デリケートゾーンの脱毛におすすめなのは、ずばり美容脱毛です。一番の理由は、肌にやさしい光を使う点。痛みも少ないので、刺激を感じやすいデリケートゾーンの脱毛にはぴったりです。
美容脱毛にはいくつか種類がありますが、なかでも「SHR方式」がおすすめです。SHR方式はさらにやさしい光を使ってじっくり熱を届け、発毛組織にダメージを与える美容脱毛。低温の熱を使うので、皮膚が赤くなったり、かゆくなったりしにくいんです。
美容脱毛で使う光には複数の波長が含まれています。そのなかには美肌効果のある波長もあるため、デリケートゾーンの皮膚をトリートメントしながら脱毛できます。産毛から濃い毛まで対応しているので、デリケートゾーンからその周辺まで、全体をきれいにできますよ。
デリケートゾーンの脱毛はどこで受ける?失敗しない脱毛選びのポイント

デリケートゾーンの脱毛を失敗しないためには、ポイントを押さえたサロンやクリニック選びが大切です。ぜひ、次の3つのポイントをチェックしてみてください。
通いやすさを確認
デリケートゾーンの脱毛は、効果を実感するまでに何度か通う必要があります。アクセスの悪いサロンやクリニックだと、だんだん面倒になって通うのを辞めてしまう方も少なくありません。せっかく脱毛にトライするのですから、満足のいく状態で卒業したいですよね。
そのためには、学校や職場、家から通いやすい場所を選ぶのがポイント。最寄り駅の周辺や、よく利用するショッピングモールの中に入っているなど、負担なく通えるサロンやクリニックを選びましょう。
予約が取りやすい確認
予約が取りやすいかどうかも、確認しておきましょう。「計画的に通いたかったのに、なかなか予約が取れない…」なんてことになったら、残念ですよね。
予約が取りにくい理由はいくつか考えられます。例えば、電話でしか予約できない場合。学校や仕事の都合で営業時間内に電話できず、予約できない可能性があります。また、施術時間もチェックしましょう。施術時間が長いと1日に予約できる人数が少なくなり、予約が取れない原因になります。施術を受けた日に次の予約が取れるかどうかもポイントですよ。
「オンライン予約が可能か」「施術時間は適切か」「次回の予約ができるか」など、ホームページや無料カウンセリングなどで、よく確認してみてくださいね。
▶脱毛の施術時間ってどれくらい?気になる方はこちらの記事もチェック♪
脱毛の種類と痛みを確認
希望する脱毛の種類に対応しているかも確認しておきましょう。また、痛みがどれくらいの強さなのかも確認できると安心です。無料カウンセリングを利用すれば、こうした疑問に答えてもらうことができます。
無料カウンセリングでは、使用している脱毛機の種類や脱毛の仕組みについても教えてもらえるはずなので、デリケートゾーンの脱毛で失敗したくないなら、直接聞いてみるのも方法ですよ。
デリケートゾーンを脱毛してムダ毛の悩みをすっきり!ラココにご相談ください

デリケートゾーン脱毛は、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)をかなえるトレンドの脱毛の一つ。水着や下着からムダ毛がはみ出るのを防げるだけでなく、清潔を保ちやすく、ムレやにおいの軽減にも役立ちます。
もし迷っているなら、これを機にまずは無料カウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか?
脱毛サロンラココでも、デリケートゾーンの脱毛を行っています。はじめての方の相談ももちろん無料で行っているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
