LACOCO COLUMN

脱毛
2025.9.17
顔に脱毛クリームって使っていいの?うぶ毛への効果やリスクをQ&Aでお答えします

「顔のうぶ毛をなんとかしたいけど、脱毛クリームって顔に使っても大丈夫?」そんな疑問を持つ女性もいるでしょう。顔は皮膚が薄くてデリケートな部分だからこそ、ムダ毛ケアには慎重になりますよね。

そこで今回は「顔に脱毛クリームを使える?」「肌荒れはしない?」などのよくある質問を、Q&A形式でわかりやすく解説します。

脱毛クリームを検討中の方が使い方やリスク、代替方法までチェックできる内容になっています。ぜひ、自分に合ったムダ毛ケア方法を見つけてくださいね。

脱毛クリームとは

脱毛クリームは、肌表面にあるムダ毛を化学的に溶かして除去するアイテムです。配合されている「チオグリコール酸カルシウム」などの成分が、毛を構成するたんぱく質を分解して溶かす仕組みになっています。

カミソリのように物理的にカットするのではなく、根本に近い部分から溶かして処理できるのでつるんとした仕上がりが特徴です。使用時間も短くて自宅で手軽に使えることから人気がありますが、肌への刺激もあるため、使う部位や肌質には注意が必要。

▶︎脱毛クリームって永久脱毛できる?サロン脱毛がおすすめな3つの理由!

顔への脱毛クリーム使用に関してよくある質問【9選】

ここからは、顔に脱毛クリームを使うときによく気になる9つの疑問についてQ&A形式で解説します。顔に脱毛クリームを使うか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【Q1】顔に脱毛クリームを使ってもいいの?

基本的に、顔に使えると明記された「顔専用」の脱毛クリームであれば使用は可能です。

ただし顔の皮膚は体の中でも特に薄くて敏感なため、刺激が強いボディ用の脱毛クリームを使うのはNG。赤みやかぶれ、ヒリヒリ感などの肌トラブルを招く恐れがあります。

使用前には必ずパッチテストを行い、異常がないことを確認してから使うようにしましょう。また目元や唇のまわりなど、粘膜に近い部分は避けるのが鉄則です。トラブルを防ぐためにも、必ず製品の使用方法をよく読んで正しく使うようにしてください。

【Q2】脱毛クリームは顔のうぶ毛にも効果はあるの?

脱毛クリームは、基本的に太くてしっかりした毛に対して効果を発揮します。

そのためうぶ毛のような細く柔らかい毛には反応が弱く、十分な除毛効果が得られないことも。しかし近年では顔専用のうぶ毛対応クリームも増えており、そうした商品を使えばある程度の除毛効果が期待できます。

ただし毛が薄い分、効果を実感するまでに少し時間がかかるor繰り返しの使用が必要な場合もあります。使用後の仕上がりをチェックしながら、自分の毛質に合うかどうか見極めながら使うようにしましょう。

【Q3】顔に脱毛クリームを使ったときの持続期間は?

脱毛クリームによる除毛効果の持続期間は、一般的に1週間〜10日程度とされています。

除毛クリームは、あくまでも「除毛(表面の毛を取り除く)」という一時的な処理。毛の根元までは処理できないため、またすぐに毛が生えてきます。

うぶ毛は成長が遅いので体毛よりは長持ちする傾向がありますが、それでも定期的なケアは必要です。脱毛クリームの使用頻度は週1回程度が目安とされますが、肌の状態に応じて調整しましょう。

また、長期間の効果を求めるなら他の脱毛方法も検討するのも一つの方法です。

▶︎脱毛3回目で実感できる効果とは?毛質や自己処理の頻度の変化を詳しく紹介

【Q4】顔用の脱毛クリームはどうやって選べばいい?

顔に使う脱毛クリームを選ぶ際は、まず「顔専用」または「顔にも使用可」と明記されているものを選ぶことが絶対条件です。

そのうえで肌に優しい成分が配合されているか、刺激を抑える処方かどうかをチェックしましょう。アロエエキスカモミールなど、保湿・鎮静効果のある成分が含まれていると、肌への刺激が少なくなります。

また無香料やアルコールフリーなど、敏感肌向けの設計もポイント。口コミや使用者レビューも参考にして、自分の肌質に合ったものを選びましょう。

【Q5】顔に脱毛クリームを使うと肌トラブルが起きる?

顔に脱毛クリームを使った際、肌トラブルが起きる可能性はゼロではありません。

とくに敏感肌や乾燥肌の方は、成分による刺激で「赤み、かゆみ、かぶれ」などを起こすリスクがあります。また、使用後に日焼けをすると刺激が強まって肌が炎症を起こすことも。

肌トラブルを防ぐためには使用前にパッチテストを行い、使用後は保湿ケアをしっかり行うことが重要です。もしも肌に異変を感じたらすぐに使用を中止し、必要であれば皮膚科を受診しましょう。

【Q6】脱毛クリームで顔の毛穴や黒ずみはキレイになる?

脱毛クリームはあくまでも「毛を溶かして除去する」ためのものなので、直接的に毛穴の開きや黒ずみを改善する効果はありません。

しかし、顔のうぶ毛を取り除くことで肌が明るく見えたり、毛穴の影が目立ちにくくなったりする可能性はあります。毛穴の黒ずみの原因が毛ではなく「角栓」「酸化した皮脂」の場合、毛を除去しただけでは完全にキレイになるとは限りません。

毛穴ケアをしたい場合は、クレンジングや酵素洗顔などと併用しながら、毛穴に合ったスキンケアを取り入れるのが効果的です。

▶︎角栓ができにくくなるスキンケアルーティンって?発生するメカニズムも紹介

【Q7】顔に脱毛クリームを使うと毛が濃くなったり太くなったりする?

脱毛クリームで毛が濃くなったり、太くなることは基本的にはありません。

脱毛クリームは毛を「溶かす」方法なので、毛根に刺激を与えて毛の質を変えることはないとされています。ただし、再生してきた毛が断面が太く見えるために「濃くなった?」と感じることがあります。

また、うぶ毛がなくなることで肌のトーンが変わり、かえって残った毛が目立つようになることも。これは毛の性質が変わったわけではなく、見え方の問題であるケースがほとんどです。

【Q8】顔に脱毛クリームを使うときの正しい使い方は?

顔に脱毛クリームを使うときの使い方は、以下の通りです。

【顔に脱毛クリームを使うときの使い方】

1.まずはパッチテストを必ず行い、肌に異常がないことを確認する
2.メイクや汚れを落とした清潔で乾いた状態の肌に適量のクリームを均一に塗布する(目元・唇・傷があるところは避ける
3.製品に記載された時間を厳守して放置する
4.指定時間がたったらティッシュや濡れタオルでやさしく拭きとる
5.ぬるま湯でしっかり洗い流す
6.保湿ケアを行う

脱毛クリームの使用後は紫外線の影響を受けやすくなるため、外出時は日焼け止めを忘れずに。正しい手順を守れば、肌トラブルのリスクも最小限に抑えられます。

【Q9】脱毛クリーム以外におすすめの顔のムダ毛処理の方法は?

顔のうぶ毛処理には、脱毛クリーム以外にも以下のような方法があります。

【脱毛クリーム以外の顔のうぶ毛処理方法】

・電動シェーバー
・脱毛ワックス
・毛抜き
・医療脱毛
・サロン脱毛

顔専用の電動シェーバーは、肌への負担が少なくて手軽に処理できるため人気です。ワックスや毛抜きによる処理は長持ちしますが、刺激が強いため敏感肌には不向き。

一時的ではなく長期的な効果を求めるなら、サロン脱毛や医療脱毛といった脱毛方法も検討の価値アリです。自分の肌質・毛の状態・ライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を選ぶようにしましょう。

▶︎顔脱毛の効果とデメリット|顔脱毛が得意な気になるラココの脱毛を紹介

顔のうぶ毛を脱毛したいなら自分の肌質にあった方法でツルすべ肌を目指そう!

顔のうぶ毛をケアする方法はたくさんありますが、何より大切なのは「自分の肌に合った方法」を選ぶこと。脱毛クリームは手軽で便利な反面、肌への刺激が強いこともあるので敏感肌の方や初めての方は慎重に使う必要があります。

使用する際は「顔用」の低刺激処方を選び、必ずパッチテストを行いましょう。また、うぶ毛処理にはフェイスシェーバーやサロン脱毛など他の選択肢もあります。自分にとって無理なく続けられる方法で、つるんと明るい素肌を目指していきましょう!