初めて顔脱毛に挑戦する方にはわかりにくいですよね。
顔脱毛は、ムダ毛の自己処理から解放されるだけでなく、化粧ノリの向上や肌トーンのアップ、毛穴の引き締めなど、美容効果を実感しやすい部位でもあります。効果を効率よく得るには、脱毛方式ごとの正しい通い方と最適な頻度を知っておくことが大切です。
この記事では、顔脱毛に通う頻度と間隔を、脱毛方式別に詳しく解説します。
INDEX
まずは知っておきたい「毛周期」と顔のムダ毛の特徴

脱毛の頻度を語るうえで欠かせないのが、毛周期(もうしゅうき)です。
毛周期とは?
毛は常に生え変わっているのですが、このサイクルのことを毛周期といい、主に以下の3つの期間に分かれます。
成長期…毛が伸びている期間で、脱毛効果が得られやすい。
退行期…毛の成長が止まり、毛根が縮小していく期間。
休止期…毛が自然に抜け落ち、新しい毛の準備をする期間。
顔の産毛はこのサイクルが体毛よりも早く、個人差はありますが1〜1.5ヶ月程度で回るといわれています。そのため、体の脱毛よりもやや短めの間隔で通うように提案されるケースが多いのです。
顔脱毛の通う頻度は脱毛方式によって変わる

顔脱毛にはいくつかの脱毛方式があり、それぞれ適した頻度は異なります。ここでは主な3種類の脱毛方式ごとに、推奨される頻度とその理由を解説します。
1. SHR方式(蓄熱式脱毛)
適した頻度:2〜3週間に1回(短期間で通える)
SHR(Super Hair Removal)方式は、毛包にじんわりと熱を与えて抑毛していく蓄熱式の脱毛です。メラニンに反応しないため、産毛や色素が薄い毛にも高い効果が期待できます。
SHR方式は毛周期に関係なくアプローチできるため、従来よりも短い間隔で施術が可能です。特に顔の産毛に向いており、最短2週間に1回の施術もできます。痛みも少なく、肌への刺激も軽減されているため、敏感肌の方でも安心して通えるでしょう。
2. IPL方式(光脱毛)
適した頻度:3〜4週間に1回(毛周期に合わせて)
IPL(Intense Pulsed Light)方式は、毛の黒いメラニン色素に反応する光を当てて、毛根にダメージを与える脱毛方法です。
太い毛や濃い毛には高い効果を発揮しますが、産毛や色素が薄い毛にはやや効果が出にくいことも。また、成長期の毛にしか反応しないため、毛周期に合わせた間隔(3〜4週間)で通う必要があります。
顔の脱毛に使う場合は、個人の毛の濃さや肌状態を見ながら、慎重に施術を進めていくのが一般的です。
3. 医療レーザー脱毛
適した頻度:1〜1.5ヶ月に1回(医療機関で管理)
医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ施術が可能な、高出力のレーザーを用いた脱毛方法です。毛根の組織を破壊するため、半永久的な脱毛効果が期待できます。
ただし、レーザーはIPLと同様に成長期の毛にしか反応しないため、毛周期に合わせた間隔(4〜6週)で通いましょう。顔の皮膚は特に薄くデリケートなので、肌トラブルを避けるためにも間隔をあけながら施術を進める必要があります。
顔脱毛で通う間隔が重要な理由とは?

「早くつるつるになりたいから、毎週でも通いたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、脱毛は頻繁に通えば早く終わるわけではありません。
適切な間隔で通うことで効果的に脱毛を進められ、肌トラブルを避けるためにも重要なのです。ここでは、その理由を詳しく解説していきます。
1. 毛の成長段階に合わせた間隔
脱毛の効果が得られるのは、毛が「成長期」にあるときです。毛は成長期・退行期・休止期という3つのサイクルを繰り返しています。このうち、脱毛の効果を期待できるのは、成長期にある毛だけです。
まだ成長していない毛に対して脱毛をしてしまうと、十分な効果を得られません。退行期や休止期にある毛には、レーザーや光が反応しにくく、脱毛が進みにくいのです。
そのため、脱毛の間隔を適切に空け、毛が成長期にあるタイミングで施術を受けることが、効果を引き出すためには必要なのです。
2. 肌への過剰なダメージのリスク
脱毛を頻繁に行うと、肌への負担が大きくなりすぎる可能性があります。脱毛の施術は、熱エネルギーや光エネルギーを使用して毛根を破壊するため、その分肌に対するダメージが加わることがあります。
特に、肌が敏感な部分に脱毛を行う場合、過剰に刺激を与えてしまうと、赤みや炎症が起きやすくなることも。
例えば、顔や脇など、デリケートな部分に施術を繰り返し行うと、肌が熱を受けすぎて炎症や腫れが起こることがあります。脱毛の効果が感じられるどころか、逆に肌トラブルが起きる場合もあるため注意しましょう。
脱毛サロンやクリニックでは、適切な施術間隔を守ることで、肌へのダメージを最小限に抑えながら、脱毛を進められます。肌のバリア機能を保つためにも、適切な間隔で施術を受けることが大切です。
3. 肌が乾燥しやすくなる
脱毛後は、肌が一時的にダメージを受けるため、乾燥しやすくなる傾向があります。脱毛で毛根が破壊されると、その部分の皮膚が軽く傷ついた状態になります。傷ついた肌は、水分を保持しづらくなるため、乾燥しやすく、かゆみや赤み、さらには肌荒れを引き起こす原因となることも。
頻繁に脱毛を行うとこの乾燥がさらに悪化するケースも考えられます。
例えば、毎週のように施術を受けた場合、脱毛後の肌が回復する前に次の施術を受けることになり、肌の回復が追いつかず、乾燥が進んでしまう可能性があります。
適切な間隔を空けることで、肌がしっかり回復し、次回の施術に備えて健康な状態で脱毛できるため、乾燥や肌荒れを防げるでしょう。
自己処理はしていいの?顔脱毛中の注意点
顔のムダ毛が気になったとき、つい自己処理をしてしまいたくなるものです。しかし、顔脱毛を受けている最中に自己処理を行うと、せっかくの脱毛効果が弱まってしまう可能性があるのです。特に注意しておきたいポイントはこちら♩
1. 毛抜きやワックスはNG
脱毛中に避けてほしい自己処理方法が「毛抜き」や「ワックス脱毛」です。上記は毛を根本から引き抜く方法で、一見きれいに処理できたように感じるかもしれませんが、実は脱毛施術にとっては大きな妨げとなります。
光脱毛やレーザー脱毛では、毛根にあるメラニンに反応して熱エネルギーを与えることで、毛の再生を抑制します。しかし、毛抜きやワックスで毛根ごと取り除いてしまうと、照射しても反応する「ターゲット」がなくなり、効果が出にくくなるのです。つまり、せっかく正しい頻度で脱毛していても、効果が出ずに無駄になってしまうこともあるため、正しい方法で自己処理することが大切です。
2. カミソリでの処理も注意
毛抜きやワックスだけではなく、カミソリによる自己処理も十分な注意が必要です。顔の皮膚はとても薄くて敏感なため、カミソリ負けを起こしやすく、知らず知らずのうちに肌を傷つけてしまうことがあります。
さらに、剃った後に炎症が起きたり、肌が乾燥してバリア機能が低下したりしてしまうと、脱毛の施術時に痛みを感じやすくなったり、肌トラブルのリスクが高まったりする可能性もあります。
どうしてもカミソリを使いたい場合は、清潔な電動シェーバーを使い、摩擦を最小限に抑えるように心がけましょう。また、自己処理を行うタイミングは、施術日の2〜3日前がベターとされています。当日は避けたほうが肌への負担が少なくなります。
3. 保湿をしっかり行う
顔脱毛をしている期間中、特に気をつけておきたいのが「保湿」と「紫外線対策」です。脱毛の施術後は、肌が熱を持ちやすく、水分が奪われて乾燥しやすくなります。この状態を放置してしまうと、乾燥によるかゆみや赤み、ひりつきなどの肌トラブルにつながりやすくなります。
毎日のスキンケアでは、低刺激で保湿力の高い化粧水や乳液、美容液などを使い、たっぷりと潤いを与えるようにしましょう。また、保湿は脱毛後だけでなく、施術の前日にも行っておくと、肌がやわらかくなり、施術時の刺激が和らぐメリットもあります。
加えて、忘れてはならないのが紫外線対策です。脱毛直後の肌はとてもデリケートな状態なので、日焼けをしてしまうと肌が炎症を起こしやすくなり、色素沈着やシミの原因になってしまうことも。
外出時は、日焼け止めを塗る・帽子をかぶる・日傘を使うなどの対策を心がけましょう。
ラココなら毛周期に関係なく自分のペースで顔脱毛ができる

脱毛効果をしっかり得るために重要なのは、脱毛間隔を守り、過度な自己処理を避けることです。また、脱毛中は肌をしっかりケアし、保湿を欠かさないようにしましょう。
ラココでは、最新のSHR脱毛機を使用したスピーディで痛みの少ない施術を提供しています。毛周期に関係なく毎月1度施術が可能♩
顔脱毛も無理なく通えるペースで進められるため、敏感肌の方でも安心して受けられるでしょう。顔脱毛を始めたい方は、ぜひラココでの施術を検討してみてくださいね!
