LACOCO COLUMN

脱毛
2025.5.14
脱毛の施術間隔を空けすぎても大丈夫?効果と注意点を徹底解説

「脱毛の施術間隔が空きすぎると、脱毛効果が薄くなるのでは」と心配になる方も多いのでは? 結論からいえば、脱毛の施術期間が空いても脱毛効果が消える可能性は低いです。ただし、適切な間隔で施術する場合に比べて、脱毛完了までの時間が長引く可能性があります。

本記事では、脱毛の適切な施術間隔やその理由、空きすぎた場合のリスクについて解説します。スムーズに脱毛を完了させるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

脱毛の基本的な施術間隔は2~3ヶ月

脱毛の基本的な施術間隔は2~3ヶ月です。下記では、部位別の基本的な施術間隔を表にまとめました。

施術間隔
1~2ヶ月
ワキ1.5~3ヶ月
腕・足1.5~3ヶ月
VIO1.5~3ヶ月
全身(顔・VIO以外)1.5~3ヶ月

最も施術間隔が短い部位は、毛の色素が薄く、脱毛の効果が出にくい「顔」です。そのため顔脱毛では、他の部位よりも短い間隔で、多めに施術する必要があります。

顔以外の部位については、おおむね1.5ヶ月~3ヶ月間隔での施術がおすすめです。

脱毛で2~3ヶ月間隔をあけた方が良い理由

脱毛で2~3ヶ月ほど間隔を空けた方が良い理由として、次の2つが挙げられます。

・毛周期に合わせて施術するため
・肌への負担を軽減するため

それぞれの内容をみていきましょう。

毛周期に合わせて施術するため

毛周期とは毛が生え変わるサイクルのことで、下記3つの順番で繰り返します。

・成長期
・退行期
・休止期

このなかで、脱毛機が反応できるのは「成長期」の毛だけです。成長期の毛はメラニン色素が多く、脱毛機が反応しやすいため、効率よくアプローチできます。

一方、退行期や休止期はメラニン量が少なく、毛根も弱いため、照射しても効果はあまり期待できません。

そのため、効率よく脱毛するには、毛が成長期に入るタイミングで施術する必要があります。毛周期は部位によって異なりますが、成長期の毛が増える周期はおおよそ2~3ヶ月ごと。

つまり、2~3ヶ月ごとの施術が、全身のムダ毛に効率よくアプローチできるベストな間隔なのです。

肌への負担を軽減するため

多くの脱毛機は毛のメラニン色素に熱を発生させる仕組みですが、同時に肌にも多少のダメージがあります。

頻繁に施術をすると、肌ダメージが蓄積され、乾燥や火傷、赤みなどの重大なトラブルに発展しかねません。このような肌トラブルを避けるためにも、脱毛は2~3ヶ月ほど間隔をあけて行うことが望ましいです。

脱毛間隔があきすぎても効果はゼロにならないが効率は落ちる可能性がある

脱毛機は毛のメラニン色素に反応して毛根にダメージを与えるため、一度照射された毛根がすぐに復活することはほとんどありません。施術の間隔が空いても、これまでの効果がリセットされることは基本的にないといえます。

間隔が空いた後に生えてくるムダ毛は、以前の施術時に成長期ではなかった毛が、時間を経て伸びてきた可能性が高いです。

ただし、最も効果が出やすいのは「成長期」のタイミングです。施術のタイミングがずれると効果が薄れ、結果的に脱毛完了までの期間が長引くことがあります。

脱毛間隔のあけすぎは良くない?

脱毛の効果に関していえば、施術の間隔があきすぎても、さほど悪い影響はありません。ただし、脱毛間隔があきすぎると、次のようなデメリットが生じやすくなります。

・モチベーションが低下する
・通いづらさを感じやすくなる
・回数分通う前に契約期間が終了する可能性がある

それぞれの内容をみていきましょう。

モチベーションが低下する

施術の間隔があきすぎると、脱毛の効果を感じるのも遅くなりがちです。その結果、脱毛へのモチベーションが下がりやすくなる可能性があります。場合によっては、脱毛を中断してしまうこともあるでしょう。

モチベーションが高いうちに脱毛を完了させるためにも、2~3ヶ月間隔で定期的に施術するのがおすすめです。

通いづらさを感じやすくなる

サロンやクリニックに通っている場合、間隔があきすぎると、通いづらく感じるかもしれません。たとえスタッフに何も言われなくても、なんとなく気が咎めてしまうという人は多いのではないでしょうか。

このような通いづらさを解消するには、コンスタントに通うのが望ましいでしょう。

回数分通う前に契約期間が終了する可能性がある

サロンやクリニックでは、施術の回数だけでなく「契約期間」が決められていることがあります。そのため、施術の間隔が空きすぎると、回数をすべて消化できないまま契約期間が終わってしまう可能性があります。

そうなると、脱毛が中途半端になって効果を十分に感じられなかったり、通えなかった分の返金が受けられないことも。対応は店舗によって異なりますが、多くの場合、通常通りの料金がかかってしまうでしょう。

脱毛間隔を2~3ヶ月以上あけなければならないケース

下記のケースに当てはまる場合、脱毛間隔は2~3ヶ月以上あけなければなりません。

・妊娠した
・日焼けにより色が黒くなったり赤みが出たりしている
・肌荒れが治らない

それぞれの内容をみていきましょう。

妊娠した

脱毛は、基本的に胎児に直接的な悪影響はありません。しかし、本人(母親)にはホルモンバランスの乱れにより、下記のようなリスクがあります。

・体調不良
・肌荒れ
・毛周期の変化による脱毛効率の低下

脱毛コースの途中で妊娠した場合は、出産して体調が落ち着くまで施術を中断する必要があります。サロンやクリニックによっては、妊娠のための休会制度を設けているため、妊娠が分かった時点で相談してみましょう。

日焼けにより色が黒くなったり赤みが出たりしている

メラニン色素に反応するタイプの脱毛機の場合、メラニン色素が多い日焼け肌に照射すると、火傷の恐れがあります。

そのため、肌が過度に黒い・赤みが出るほど日焼けしている場合は、施術はできません。基本的には、脱毛に通っている期間中は過度な日焼けをしないように注意しましょう。

肌荒れが治まらない

過度に肌荒れ中に照射すると、症状が悪化する恐れがあります。例えば、次のような症状が深刻な人は、施術を受けられません。

・炎症
・キズ
・吹き出物

肌荒れがピンポイントで起こっている場合は、その箇所を避けて施術することもあります。なお、照射できない部位があっても、基本的には1回分として消化されてしまいます。

気になる人は事前にサロンやクリニックに相談しましょう。

効率よく脱毛できる間隔で通うには?

効率よく脱毛するには、次のような点に気をつけて脱毛計画を立てるのがおすすめです。

・脱毛の時間を確保できるタイミングで始める
・日焼け対策をする

それぞれの内容をみていきましょう。

脱毛の時間を確保できるタイミングで始める

効率よく脱毛を進めるには、施術を継続して受けられることが大切です。そのため、無理なく通えるタイミングで脱毛をスタートしましょう。

忙しい時期に始めてしまうと、予約を取るのが難しくなったり、予定が合わずに施術の間隔が空いてしまうことも。毛周期に合わせて施術を受けるためにも、自分のスケジュールに余裕がある時期を選ぶと、スムーズに通いやすくなります。

日焼け対策をする

日焼けすると施術を受けられない可能性が高いため、脱毛コースの消化中の日焼け対策は万全に行いましょう。日傘・帽子・日焼け止めの活用がおすすめです。

日焼けは肌荒れの原因ともなるため、日焼け対策をすることで、肌荒れによる施術不可も回避しやすくなります。

脱毛間隔を気にせず通いたいならラココがおすすめ

ラココでは、毛周期に関係なく施術できる「SHR方式」を採用しています。メラニン色素に反応する施術方法ではないため、月1~2回の施術も可能で、早い方は6ヶ月程度で脱毛が完了します。

脱毛間隔を気にせずに、早く脱毛効果を感じたいなら、ラココを検討してみてはいかがでしょうか。