LACOCO COLUMN

脱毛
2024.9.9
白髪は脱毛できる?脱毛するなら注意が必要って本当?

老化やストレスなどの影響で増える白髪は、頭髪だけでなく腕やワキ、アンダーヘアにも生えてくるため、脱毛を考えたとき「白髪って脱毛できるの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。

結論からいうと、白髪も脱毛できます。しかしその方法には注意が必要。そこで今回は、そもそも白髪がなぜ生えてくるのか解説するとともに、白髪を脱毛するならどんな方法が有効かくわしく解説しますね。

そもそもなぜ白髪が生えるの?

人の体毛は毛根の底の部分にある、毛母細胞という発毛組織から生まれます。この毛母細胞にメラノサイトで作られたメラニン色素が受け渡されることで、体毛に色が付きます。また毛母細胞に色素を渡すメラノサイトは、毛根部分のバルジ領域にある色素幹細胞の指示で生み出されます。

しかし加齢や精神的ストレス、生活習慣の乱れ、そして遺伝などさまざまな原因によりメラノサイトの機能が低下または停止した場合や、メラノサイトと色素幹細胞が枯渇した場合に色素を生み出すことができなくなり、白髪になってしまうのです。

一度白髪になってもメラノサイトや色素幹細胞の機能が回復すれば、また色の付いた毛が生えてくることもありますよ。

脱毛の種類と白髪の脱毛に有効な方法

脱毛には大きく分けてクリニックで行われるレーザー脱毛とニードル脱毛、脱毛サロンを中心に行われている光脱毛、そして家庭用脱毛器による脱毛の4つがあります。その中でどの脱毛方法が白髪脱毛に有効なのでしょう。くわしく解説しますね。

レーザー脱毛は白髪に有効?

レーザー脱毛は出力の強いレーザーを照射することで、発毛組織を破壊し脱毛を促す方法です。メラニン色素に反応してレーザーが照射されるため、白髪のようにメラニン色素を含まない毛の脱毛は難しいといえます。

光脱毛は白髪に有効?

光脱毛にはさまざまな方式がありますが、白髪への効果は微妙なところ。例えばIPL方式の光脱毛では、レーザー脱毛と同様にメラニン色素をターゲットに光を照射するため白髪の脱毛は難しくなります。

一方SHR方式の光脱毛は毛包部分に光エネルギーを集約させてダメージを与えるため、メラニン色素の量に左右されにくいといえますが、白髪は全く色素がないためやはり効果的に脱毛できない可能性が高いでしょう。

家庭用脱毛器も光を使用しているため、基本的に白髪の脱毛は難しいといえます。

ニードル脱毛は白髪に有効?

ニードル脱毛とは細い針を毛穴に挿入し、高周波の電流を0.25〜0.5秒という短い時間流して毛根部分にある毛乳頭にダメージを与え、脱毛を促す方法です。直接毛根にアプローチする脱毛方法のため、メラニン色素のない白髪でも脱毛できますよ。実はニードル脱毛はレーザー脱毛や光脱毛よりも歴史が古く、随分以前から活用されてきた脱毛方法。基本的にはクリニックで行われます。

白髪に有効なのはニードル脱毛のメリットデメリット

上述したように、白髪脱毛に有効なのはニードル脱毛だけです。他の方法では効果的に脱毛できない可能性が高いため、少なくとも白髪だけはニードル脱毛で脱毛する必要があるでしょう。

ニードル脱毛にはどのような特徴があるのかさらにくわしく知るために、メリットとデメリットを解説しますね。

ニードル脱毛のメリット

ニードル脱毛のメリットとして最初に挙げられるのは、色素の濃さを気にしなくていい点です。レーザー脱毛はメラニン色素に反応することから、濃いシミの上にあるムダ毛、日焼けして黒くなった肌やもともと色黒の方の脱毛はできない場合があります。

しかしニードル脱毛は直接毛穴に電流を流して脱毛するため、肌の色素に左右される心配がありません。また1本1本施術するため、レーザー脱毛などで脱毛しきれなかった細かな毛の脱毛までできる点もメリットですよ。

ニードル脱毛のデメリット

ニードル脱毛の一番のデメリットは痛み。毛根部分めがけて直接電流を流すため、チクッとした痛みを伴います。電流を流すための針を差し込む際も痛みを伴うため、総じて「痛い脱毛」という印象を持ってしまうかもしれません。VIOなどデリケートな部位は、特に痛みを感じやすいでしょう。

1本1本施術するため、時間がかかるのもデメリットといえます。「白髪を数本だけ」ならまだしも、広範囲の施術となるとかなりの時間がかかります。痛みのことも考えると、例えば「ワキをまるっとニードル脱毛で」など、広範囲の脱毛にはあまり向かないといえるでしょう。

白髪は自分で抜いてもいい?

白髪の脱毛は選択肢が少ないため、「それなら自分で抜いた方が早いのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし白髪を抜いたからといって、その後も白髪が生えてこなくなるわけではないため有効な方法とはいえません。

白髪を自分で抜くと、毛穴がダメージを受けます。特にワキやVIOなど蒸れやすい部位は雑菌も繁殖しやすいため、ダメージを受けた毛穴で雑菌が増えれば毛穴が炎症を起こすかもしれませんよ。

さらに白髪を抜いて傷ついた毛根から新しい毛が生えると、くせ毛になる可能性があるとも考えられています。数本だけくるくると不自然に癖の付いた白髪が生えてくるなんて、いやですよね。

自分で抜くと手軽そうですが、後々のことを考えるとニードル脱毛を利用して脱毛するか、白髪が生える前に脱毛しておくのがベストといえそうです。

白髪を染めればレーザー脱毛や光脱毛もできる?

色素に反応して脱毛しているなら、「白髪を染めればレーザー脱毛や光脱毛も可能なのでは?」と思った方もいるでしょう。残念ながらムダ毛を染めても、レーザー脱毛などは効果を発揮できません。

レーザーや光で脱毛する場合、事前に剃毛するのが基本です。そして皮膚表面にムダ毛がない状態で、毛穴の中の毛を狙って照射します。染毛により染まっているのは皮膚の上に出ている部分だけのため、剃毛してしまえば結局白髪の毛根があらわになるだけ。脱毛の効果を期待するのは難しいでしょう。

白髪の脱毛はニードル脱毛がマスト!白髪が増える前に脱毛するのも選択肢

白髪はレーザー脱毛や光脱毛がターゲットにするメラニン色素がないため、効果的に脱毛することができません。白髪を脱毛するなら、色素に関係なく効果を実感できるニードル脱毛を利用するのがマストといえます。

しかしニードル脱毛は痛みを伴ううえ、時間がかかるデメリットも。そのため白髪が増える前にレーザー脱毛や光脱毛で、全体的に脱毛しておくのがおすすめですよ。

脱毛サロンラココではSHR方式による光脱毛を提供しています。痛みを感じにくく、太い毛から産毛のような細かい毛まで幅広く脱毛できるすぐれもの。全身脱毛でも30分程度と施術時間も短いため、1日の予定を大きく割かなくても脱毛に通うことができます。もちろんワキだけ、VIOだけといったパーツ別の脱毛も可能ですよ。

気になる方はぜひお気軽にラココにご相談くださいね。ご予約お待ちしています!