LACOCO COLUMN

脱毛
2025.11.13
ニードル脱毛なら1回で終わる?脱毛のほんとのところをじっくり解説

「脱毛したいけど時間がかかるのがネック、1回で終わる脱毛はない?」と考えていませんか?脱毛は複数回通うのが一般的なため、少しでも早く終わる脱毛があるならそれを選びたいですよね。

そんなとき気になるのがニードル脱毛。ニードル脱毛とは電気を使った脱毛方法で、特に医療脱毛クリニックで行われるニードル脱毛は「1回で終わる」といわれることがあります。

今回は医療脱毛クリニックで受けられるニードル脱毛について、特長とともに本当に1回で終わるのか実際のところを紹介します。

1回で終わるといわれるニードル脱毛ってどんな脱毛?

1回で終わる脱毛方法といわれるニードル脱毛には以下の特長があります。

・毛穴に電流を流して発毛組織を破壊
・濃いシミやほくろがある部分、白髪も脱毛可能
・毛の太さに関係なく脱毛可能
・狙った毛を脱毛しやすい

くわしく見ていきましょう。

毛穴に電流を流して発毛組織を破壊

ニードル脱毛はムダ毛を1本ずつ施術するのが、他の脱毛方法ともっとも異なる点です。施術では毛穴に絶縁針を差し込み、0.25〜0.5秒というごくわずかな時間、高周波の電流を流して毛根の発毛組織を破壊し脱毛を促します。そのため、ニードル脱毛で施術を受けた毛穴から、再び毛が生えてくることはほとんどありません。これがニードル脱毛が1回で終わる脱毛だといわれる理由です。ムダ毛は施術直後に抜け落ちるため、すぐに脱毛効果を実感できるのもニードル脱毛の特長です。

濃いシミやほくろがある部分、白髪も脱毛可能

クリニックや脱毛サロンで使用される脱毛マシンは、毛のメラニン色素(黒い色)に反応して作用するため濃いシミやほくろがある部分、日焼け、もともと色黒肌といった場合、施術できない可能性があります。また、白髪の脱毛はできません。

しかしニードル脱毛は色素に関係なく施術できるため、シミやほくろ、またタトゥーがあっても問題なく脱毛可能。白髪も脱毛できます。

毛の太さに関係なく脱毛可能

クリニックや脱毛サロンで使用されるレーザーや光には、さまざまな種類があります。そのなかには、細い毛の脱毛が苦手な種類も。理由は先ほどもお伝えしたように、脱毛に使用されるレーザーや光が毛のメラニン色素に影響されるためです。産毛は色素が薄いため光がうまく反応せず、脱毛が思ったように進まないことがあります。しかしニードル脱毛なら細かい毛でも脱毛可能。毛質にかかわらず脱毛できるのはニードル脱毛の特長です。

狙った毛を脱毛しやすい

ニードル脱毛は1本1本施術するため、「白髪だけ」「他の脱毛で抜け残った毛だけ」などピンポイントでの脱毛が得意です。「眉毛の形を整えたい」など、繊細な施術が必要とされる場面でも柔軟に対応可能な脱毛といえるでしょう。「1本だけ脱毛する」といったことは他の脱毛ではなかなか難しいため、ニードル脱毛ならではのメリットといえます。

ニードル脱毛について知りたい方はこの記事もチェック♪

1回で終わるわけではない?ニードル脱毛のデメリット

1回施術したムダ毛が、再び生えることはほとんどないニードル脱毛はかなり魅力的ですよね。しかし1回で全身全ての脱毛が終わるわけではないなど、覚えておきたいデメリットがいくつかあります。

・1回で全身の脱毛が終わるわけではない
・痛みが強烈
・時間がかかる
・費用が高額
・後遺症が出ることがある

それぞれくわしく見ていきましょう。

1回の施術で全身の脱毛が終わるわけではない

体毛には毛周期があり、成長期と休眠期を繰り返しています。また全ての体毛が同じタイミングで生えるわけではありません。

ニードル脱毛は成長期の毛を狙って施術します。休眠期の毛は成長期に入るまで待ってから行います。そのためニードル脱毛は1~2ヶ月間隔で行われるのが一般的です。残念ながら、1回の施術で気になる範囲全ての脱毛が終わるわけではありません。

痛みが強くて我慢できないことがある

ニードル脱毛のデメリットとして最初に挙げられるのが「強烈な痛み」。一瞬とはいえ毛穴に電流を流すため、どうしても強い痛みがあります。我慢できず途中でやめてしまう方もいるほど。

例えばワキのムダ毛は一般的に1,800本程度あるといわれています。両脇だと3,600本。強烈な痛みがある施術を、3,600回も続けるのはかなりのストレスになるでしょう。ただクリニックのニードル脱毛の場合、クリーム麻酔などで痛みを緩和してもらえるため、痛みが苦手なら相談してみるといいかもしれませんね。

施術時間が長くて広範囲の脱毛には膨大な時間がかかる

ニードル脱毛は1本1本施術するため、時間がかかる点もデメリットです。さらに施術時間は担当者の技術力に左右されがちで、1分間に3本程度から多くて20本程度しか処理できません。

例えばベテランの担当者が1分間に20本処理したとしても、1,800本のワキ毛を全て処理するのに90分かかります。しかしこれほど高速に処理できる人は少ないため、もっと膨大な時間がかかると考えておいた方がいいでしょう。

費用が高額になる

ニードル脱毛を行うためには高い技術力が必要なため、費用も高額になる傾向です。施術をするクリニックによっても異なりますが、1本当たり100円〜500円程度。仮にワキ毛を3,600本ニードル脱毛するなら、単純計算で360,000円以上の費用がかかることになります。さらにニードル脱毛では、大抵の場合針代や麻酔代が別途必要です。専門家の技術によって、1本1本脱毛することを考えれば、費用が高額になるのは仕方がないことなのかもしれません。

後遺症が出ることがある

ニードル脱毛は施術によって後遺症をもたらすことがあります。もちろん軽度なものがほとんどで、これはほかの脱毛方法でも起こり得る症状です。

一時的な後遺症には以下があります。

・赤み
・ヒリヒリ感
・腫れ

また、「毛嚢炎」という毛穴が炎症を起こすトラブルが発生することがあります。

毛穴に直接電流を流すため、まれに火傷や色素沈着、アレルギー反応、瘢痕形成、色素脱失、神経障害などが起こることもあります。

ニードル脱毛は脱毛の仕上げに選ばれることが多い

ニードル脱毛は効果の高い脱毛ですが、痛みの強さと時間がかかることから、基本的には「脱毛の仕上げ」に選ばれることが多い脱毛です。

ニードル脱毛が日本に入ってきたのは1972年頃とされています。この頃はまだ光脱毛やレーザー脱毛がなかったため、脱毛といえばニードル脱毛でした。

その後、広範囲の脱毛を可能にした光やレーザー脱毛が入って来て以降、ニードル脱毛は「白髪だけ」「他の脱毛方法でどうしても抜けなかった毛だけ」といった、「残った毛の脱毛」に選ばれる脱毛方法になったのです。

ニードル脱毛を提供している医療脱毛クリニックでも、「〇本まで〇〇円」といったように、部分的な脱毛を前提とした価格設定をしているところがほとんどです。これを鑑みても、ニードル脱毛は「腕全体」「足全体」といった広範囲への施術を目的とするものではないとわかります。「最後の頼みの綱」として、局所的に脱毛したい場合に選択する脱毛方法だといえそうですね。

ニードル脱毛でも1回では終わらせるのは難しい、負担なく広範囲の脱毛をしたいならどんな脱毛がおすすめ?

1回で広範囲の脱毛を終わらせるのは、どのような脱毛でも難しいといえます。数本だけ脱毛するのではなく、広範囲の脱毛を考えているのならサロン脱毛や医療脱毛が選択肢になります。

以下にサロン脱毛と医療脱毛の特長をまとめました。

サロン脱毛(光脱毛)痛みが苦手、費用を抑えたい方の選択肢。完全な永久脱毛は難しいが、減毛・抑毛効果が期待でき、ほとんどムダ毛が気にならない状態を目指せる。肌への負担が少ない。美肌効果も期待できる。
医療レーザー脱毛高い脱毛効果が期待できる脱毛方法。出力が強く、太い毛の脱毛が得意。白髪や日焼け肌など色素の濃い肌には対応できない場合も。

脱毛サロンで行われる光脱毛のメリット

脱毛サロンで行われているのは光のエネルギーを使った光脱毛。脱毛機から照射された光は、ムダ毛の黒い色素に反応して熱を作ります。この熱が発毛組織に届き、ダメージを与えて脱毛を促します。毛質を問わず施術可能な脱毛ですが、白髪の脱毛はできません。

サロン脱毛のメリットをくわしく紹介しますね。

痛みをほとんど感じない

サロンで使用されるマシンは出力が緩やかなため、痛みを感じにくいのが特長です。特に脱毛サロンラココで採用しているSHR方式の光脱毛は、やわらかい光エネルギーを毛穴に蓄積させて脱毛を促すため痛みがほとんどないのが特長です。

施術時間が短い

広範囲の毛に対して一気に光エネルギーを届けるため、施術時間が短いのも特長です。ラココの施術では、最短30~40分程度で全身脱毛が可能。もちろん個人差はありますが、脱毛のために大きく時間を割く必要がないため、ストレスなく通いやすいですよ。

シミやほくろがある部分も施術OK。「シミの部分だけ脱毛できなかった」「シミの部分だけ別の方法で脱毛し直さなければ」といった心配はなく、一気に施術を受けられるためとにかく早く終わるのがメリットです。

4回~6回くらいでムダ毛が薄く

サロン脱毛では部位によっても異なりますが、おおよそ4~6回施術を受けるとムダ毛が薄くなり自己処理の回数が減ってくるのが一般的です。サロン脱毛は「いつまでも通わなければいけない」と思っている方もいるかもしれませんが、意外と少ない施術回数で効果を実感できますよ。

リーズナブルに施術を受けられる

ニードル脱毛は広範囲の脱毛を想定していないため、単純に比較はできませんが、サロン脱毛ならニードル脱毛と比べてかなりリーズナブルに施術を受けられます。

先ほどのワキ脱毛を例にとってみましょう。両ワキを全てニードル脱毛で処理すると、少なくとも30万円以上必要です。一方、美容脱毛なら、平均的な料金で2~3万円程度(施術5回~8回の目安)です。ニードル脱毛と異なり、一気に広範囲の施術が可能なことが、価格にも反映されているといえそうです。

キャンペーンなどをうまく利用すれば、割引料金でお得に施術を受けられますよ。複数回の脱毛がセットになったコースをいきなり利用するのは勇気がいるという方は、都度払いができるコースから始めてみるのもおすすめです。

美肌効果まで得られる

サロン脱毛で使用される光には、複数の波長が含まれています。そのなかには、肌を活性化させたり、シミの排出を促したりするものも。そのため、脱毛を受けるだけで美肌効果まで実感できます。

ムダ毛の自己処理を繰り返して肌がくすんでいる方、肌の乾燥が気になっている方にとってはうれしい脱毛といえるかもしれませんね。

サロン脱毛は効果ない?美容機器メーカー社長に聞いてみた

サロン脱毛は出力の緩やかな光を使用するため、効果がないと誤解されることがあります。しかし実際はそんなことはない模様。

ラココでも使用している光脱毛機ルミクス(LUMIX-A9X)を開発・製造している、美容機器メーカーエストラボの社長、木原さんのお話を紹介します。

脱毛は1回や2回で効果が実感できるものではありません。人によっては10回以上の施術が必要になることだってあります。ルミクスはポップアップ現象が起きにくいので、「抜けている!」と実感が少ないというのも、「やめたほうがいい」と考える原因の1つではないかなと私は考えています。IPL方式の脱毛サロンや熱破壊式の医療脱毛のように、施術後の「抜け感」がないので、効果を実感しにくいのではないでしょうか。
引用:ラココ「ラココはやめたほうがいい?サロン脱毛は効果ない?理由を検証&メーカー社長に直撃

ニードル脱毛は、施術を受けるとすぐに抜けます。医療脱毛も数日以内に抜けるポップアップ現象が起こるので、効果を実感しやすい特長があります。それと比較するとサロン脱毛の、特に蓄熱式(SHR)と呼ばれる方法はすぐに抜けません。

2週間くらいたってから抜ける特徴があるため、効果がないと誤解しやすいのです。実際は、ちゃんと抜けるので心配はいりません。さらに、施術を受けるたびにムダ毛が生えにくくなるので、十分満足のいく脱毛を受けられますよ。

クリニックで行われる医療脱毛のメリット

医療脱毛は、高出力のレーザーを使用して毛根の奥にある発毛組織を破壊し、脱毛を促します。医療脱毛も痛みが強いのがデメリットで、細かい毛の脱毛は苦手な特徴があります。

こうした注意点はありますが、もちろんメリットもあります。くわしく見ていきましょう。

永久脱毛効果が期待できる

医療脱毛で使用されるレーザーは、強い熱で発毛組織を破壊するため、次の毛がほとんど生えなくなる永久脱毛効果が期待できます。この点はニードル脱毛と同様です。

もちろん、絶対に生えないと保証するものではありませんが、長くつるつるの肌を維持できるのはうれしいですよね。

クリニックで施術を受けられる安心感がある

高出力のレーザーを使用する医療脱毛では、施術後に赤みや火照り、軽度の火傷など肌トラブルが発生するリスクがどうしてもつきまといます。ただ、医療脱毛はクリニックで提供されるため、もし肌トラブルが起きてもすぐに医師や看護師に対応してもらえる安心感があります。

ニードル脱毛と比較すると医療脱毛もリーズナブル

ニードル脱毛は1本1本処理するため、トータル的にはどうしても高額になります。そのため、料金が高めといわれる医療脱毛でも、ニードル脱毛と比較すれば安価です。

例えば医療脱毛でワキを脱毛するなら、3~5万円程度(5回パックの目安)。やはりニードル脱毛と比較すると大きく料金は異なります。

脱毛を1回で終えるのは難しい、痛くない脱毛ならラココにおまかせ!

ニードル脱毛で施術した毛は一度で脱毛できるものの、広範囲の施術となると1回では終わりません。もし腕や足、ワキや背中、そして全身まるっと脱毛したいと考えているなら、サロン脱毛や医療脱毛が選択肢になります。

ラココの光脱毛は痛みがほとんどなく、スピーディーな施術が魅力。1回では終わりませんが、早い方なら半年程度でムダ毛が気にならない状態になれますよ。キャンペーンなどを利用して、ぜひお得に施術を受けてくださいね。早く脱毛を終わらせたいと考えている方は、お気軽にご予約ください!