「クリームを使い続ければだんだん毛が薄くなるのでは?」と考えたことはありませんか?
脱毛クリームはとても便利なアイテムですが、残念ながら毛を根本からなくす効果はなく、一時的な除毛にとどまります。
では、ムダ毛をだんだん薄くしていくにはどうしたらよいのでしょうか?
そんな疑問にお答えするために今回は、脱毛クリームの特徴や使い方、そして注意点を丁寧に解説します。さらに「ムダ毛を本当に薄くしたい」方に向けて、脱毛サロンの効果についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
INDEX
脱毛クリームとは?使い方や特徴をわかりやすく解説!

脱毛クリームは、ムダ毛を自宅で簡単に処理できる人気の方法のひとつです。塗ってしばらく置くだけで毛が溶け、洗い流せばつるんとした肌に。ここではまず、自己処理方法の種類や、脱毛クリームの基本についてご紹介します。
脱毛クリームは、ムダ毛の自己処理方法のひとつです。ここでは脱毛クリームの特徴や使い方、使うときの注意点をわかりやすく解説しますね♪
ムダ毛の自己処理の種類とは?
ムダ毛の自己処理方法にはいくつか種類があり、代表的なのは以下のとおりです。
| 自己処理の種類 | 脱毛の方法 | 特徴 |
| 脱毛クリーム | 脱毛クリームを塗ってムダ毛を溶かして脱毛をする | 手軽で広範囲を処理しやすいが効果は一時的 |
| 脱毛ワックス | ワックス剤を塗り、貼ったシートを剥がして脱毛をする | 広範囲を一度に処理できるが刺激が強め |
| カミソリ・電気シェーバー | ムダ毛を剃って除毛する | 短時間で処理ができるがすぐにチクチクが気になりやすい |
| 毛抜き | ムダ毛を1本1本抜いて脱毛をする | ムダ毛が毛根から抜けるが、痛みがあって毛根へのダメージも大きい |
| 家庭用脱毛器 | 低出力の光を照射して毛根にダメージを与えて脱毛をする | 光を照射して毛を減らすが、効果が出るまでに時間がかかる |
このように方法ごとに特徴がありますが、なかでも脱毛クリームは「塗るだけ」という手軽さで、多くの人に選ばれています。
▶︎女性の「むだ毛処理方法」とは?おすすめの処理方法や注意点をご紹介!
脱毛クリームの特徴

脱毛クリームは「除毛クリーム」とも呼ばれ、毛の主成分であるタンパク質を分解する成分(チオグリコール酸カルシウムなど)が配合されています。この成分が毛に作用し、肌表面に出ている部分の毛を溶かして取り除く仕組みです。
使い方はムダ毛に脱毛クリームを塗って、一定時間を置いてクリームを取り除くだけ。カミソリのように刃を使わないため、切り傷のリスクが少なく、仕上がりもすべすべになります。使い方も簡単なので、ムダ毛の自己処理初心者にも人気の脱毛方法です。
しかし脱毛クリームで取り除くことができるのは、皮膚から出ている部分の毛のみで「発毛の元」である 毛根は残ったまま。
毛を作るもとである毛根が残っているため、脱毛クリームで脱毛をした場合は数日〜1週間もすればまた毛が伸びてきます。そのため、脱毛クリームで自己処理をする場合は定期的に使うことが必須です。
脱毛クリームの使い方
脱毛クリームで肌トラブルを起こさないようにするには、正しい方法で使うことが大切です。脱毛クリームは、以下のような方法で使用しましょう。
①パッチテストを行う
脱毛クリームを使う前に欠かせないのがパッチテストです。
いきなり広範囲に塗布すると、肌に合わなかった場合に赤みやかゆみが強く出てしまうことも。使用したい部位の目立たない箇所に少量を塗り、決められた時間放置してから洗い流し、24時間ほど様子を見ましょう。
異常がなければ本使用に進めますが、違和感を感じた場合は使用を中止することが大切です。
②脱毛クリームを塗布する
パッチテストで問題がなければ、実際に脱毛をしたい部分へクリームを塗布します。
塗るときは毛を覆うように、ムラができないように厚めにのせるのがポイント。毛がしっかり隠れることで効果が発揮されやすくなります。
製品ごとの指定時間を守り、長時間放置しないよう注意しましょう。
③脱毛クリームを拭き取る
指定された時間が経過したら、ティッシュや付属のヘラでやさしくクリームを拭き取ります。
ゴシゴシこすると肌を傷つける原因になるため、あくまで優しく滑らせるようにするのがコツです。
④脱毛クリームを洗い流す
拭き取ったあとは、必ずぬるま湯でしっかり洗い流します。
クリームが肌に残っていると刺激の原因になり、赤みやかゆみを引き起こすことがあります。シャワーを使うと手早く洗い流せますが、強い水圧は避け、やさしく肌をなでるようにすると安心です。
⑤肌の保湿を行う
脱毛後の肌はデリケートな状態になっているため、しっかり保湿することが欠かせません。低刺激タイプの化粧水や乳液、クリームを使って肌に潤いを与えてあげましょう。
とくにアルコールや香料が強いものは、刺激が強いので避けるのが無難です。保湿を行うことで肌の乾燥や赤みを防ぎ、なめらかな仕上がりをキープできます。
▶︎足(すね毛)脱毛で美脚を作る!セルフケアの注意点と脱毛の種類、選び方を伝授
脱毛クリームを使うときの注意点

脱毛クリームは、肌の状態や使い方によっては肌トラブルが起きる可能性があります。そのため、以下の点に注意して使用しましょう。
脱毛クリームは部位ごとに使い分ける
脱毛クリームは「どの部位でも同じように使える」と思いがちですが、実はそうではありません。
顔やデリケートゾーンなどはとくに皮膚が薄く敏感なため、専用の製品を選ぶ必要があります。
たとえばボディ用の強力なタイプを顔に使用すると、赤みやひりつきが出るリスクが高まります。自分の処理したい部位に合ったクリームを選ぶことが、安全で快適なムダ毛ケアの第一歩です。
敏感肌は肌荒れのリスクがある
敏感肌の方にとって、脱毛クリームの使用は少し注意が必要です。
クリームには毛を分解する成分が含まれているため、通常の肌でもピリつきやすいもの。敏感肌の方は刺激を受けやすく、赤みやかゆみが強く出ることがあります。
そのため必ずパッチテストを行い、問題がなければ使用するのが鉄則です。肌荒れが心配な場合は、無理せず脱毛サロンのプロケアを検討するのも安心。
使用頻度を守ることが大切
脱毛クリームは即効性がある反面、使いすぎると肌に負担をかけてしまいます。多くの製品は1週間に1回程度が目安とされており、それ以上頻繁に使うと赤みや乾燥の原因になることも。
とくに夏場はムダ毛が気になって使いたくなりますが、肌の回復時間を考慮することが大切です。使用頻度を守りつつ、保湿ケアを合わせて取り入れることで、肌トラブルを防ぎながら快適に使えます。
脱毛クリームの使用前後に避けたい行為
脱毛クリームを使用する前後には、いくつか避けたい行為があります。
まず前日は日焼けやピーリングを控えること。肌が敏感になっていると刺激を受けやすくなります。
また使用直後は入浴やサウナ、激しい運動も避けましょう。血行が良くなることで赤みやかゆみが悪化する恐れがあるからです。
▶︎顔に脱毛クリームって使っていいの?うぶ毛への効果やリスクをQ&Aでお答えします
ムダ毛がだんだん薄くなる?脱毛クリームの効果は一時的な除毛のみ!

手軽に使えるため、脱毛クリームで脱毛をしたいと思っている方もいらっしゃいます。しかし、脱毛クリームの効果は一時的な除毛のみ。脱毛クリームを使い続けても、ムダ毛がだんだん薄くなることは残念ながらありません。
脱毛クリームだけでなく脱毛ワックスや毛抜き、そしてカミソリや電気シェーバーなども脱毛の効果は一時的な除毛のみです。
脱毛サロンと同じ光脱毛ができる家庭用脱毛器も、脱毛サロンの機械と比べると照射パワーが弱くなっています。そのため、脱毛の効果が出るまでに時間がかかったり、脱毛の効果を感じられなかったりする可能性も。しっかり脱毛の効果を実感したいのなら、脱毛サロンに通うのがおすすめです。
ムダ毛を薄くしたいなら脱毛サロンがおすすめ!

脱毛クリームは自宅で気軽に行えてとても便利ですが、ムダ毛を薄くしたいなら脱毛サロンがおすすめ!脱毛クリームより脱毛サロンがおすすめな理由は、主に以下の通りです。
脱毛サロンは光脱毛でムダ毛を薄くする
脱毛サロンの脱毛は「光脱毛」と言われ、光を照射して以下の2種類の方式でムダ毛を薄くしていきます。
| 脱毛方式 | 脱毛のしくみ |
| IPL方式 | 毛穴の中にある黒い毛の「メラニン色素」に反応し、熱を発生させてダメージを与えて脱毛をする |
| SHR方式 | 皮膚の中にある発毛の司令塔「バルジ領域」に熱を蓄積させてダメージを与えて脱毛をする |
どちらの方式も、光を照射するのは同じですがダメージを与える部分が異なります。
IPL方式は毛穴の中にある黒い毛のメラニン色素に反応するため、黒くて太いムダ毛の脱毛で効果を実感しやすいです。そしてSHR方式は、皮膚の中の発毛の司令塔であるバルジ領域にダメージを与えるので、色素の薄いうぶ毛でも脱毛の効果を実感できます。
また、IPL方式ではほくろ部分や日焼けした肌には照射ができませんが、SHR方式ならほくろ部分や日焼け肌でも照射が可能です。
脱毛サロンで脱毛をすればツルすべ肌が持続する
脱毛クリームと脱毛サロンでいちばん違うのは、ムダ毛のないツルツル肌が持続するかどうかです。
脱毛クリームは気軽に使え、除毛したあとの肌もツルツルの状態になります。しかし、脱毛クリームの効果は一時的な除毛のみ。ツルツルの状態を維持するには、定期的にお手入れをする必要があって面倒ですよね。
ムダ毛を薄くしてツルツルの状態を持続させたいなら、脱毛サロンで施術を受けるのがおすすめ!
脱毛サロンの効果は、よく一時的な減毛と抑毛のみと言われています。そんなサロン脱毛も、多くの方が「長期間ムダ毛のないツルツルの状態を維持できている!」と実感。確実にムダ毛を薄くしていくことができますよ。
脱毛クリームと脱毛サロンのどっちが向いている?

「手軽にできる脱毛クリーム」と「プロによる施術の脱毛サロン」のどちらを選ぶか迷ってしまいますよね。
どっちが向いているのかわかりやすいように、ここでは脱毛クリームと脱毛サロンの特徴を比較してみましょう。
| 脱毛クリーム | 脱毛サロン | |
| 効果の持続 | 一時的 (数日〜1習慣で再び毛が生えてくる) | 長期的 (施術を重ねると毛が薄くなり自己処理が不要になる) |
| 即効性 | 高い (塗って数分で毛を除去できる) | 中程度 (効果を実感するまでに数回通う必要がある) |
| 肌への負担 | 成分によっては刺激があり敏感肌には不向きな場合がある | プロが肌状態を見極めて施術をするので比較的負担が少ない |
| コスト | 低コスト(1,000〜3,000円程度で購入が可能) | 数万円〜数十万円かかるが長期的には自己処理のコストを削減できる |
| 手軽さ | 自宅でいつでも使える | サロンの予約が必要で通う手間がある |
| 向いている人 | ・とにかく手軽にムダ毛をなくしたい人 ・今すぐ処理したい人 | ・肌荒れしやすい人 ・自己処理から解放されたい人 ・将来もツルツル肌を目指したい人 |
どちらがいいのかは、自分の目的やライフスタイルによって変わります。今すぐ毛を処理したい、コストを抑えたいなら脱毛クリームが便利。
一方で、長期的にムダ毛を減らしたい、自己処理の手間から解放されたいなら脱毛サロンがおすすめです。それぞれのメリットを知り、自分に合った方法を見極めましょう。
▶︎【徹底解説】エステ脱毛とは?メリット・デメリットから種類や相場、注意点まで
ムダ毛ケアを卒業してツルツル肌になりたいならラココへ♪

脱毛クリームは「今すぐ処理したい」というときに便利ですが、効果は一時的で定期的なお手入れが欠かせません。
その点脱毛サロンなら、回数を重ねるごとにムダ毛がだんだん薄くなり、長くツルツル肌をキープできます。
なかでも「ラココ」は最新のSHR方式を導入しており、痛みが少なくスピーディーな施術が可能。さらに、一人ひとりに合わせたオーダーメイドプランで無理なく続けられるのも安心です。
ムダ毛ケアを本気で卒業したい方は、ぜひラココの無料カウンセリングで理想のプランを見つけてみてくださいね。
