LACOCO COLUMN

脱毛
2023.11.24
脱毛後に抜ける毛を引っ張ると肌トラブルが起こりやすい!正しい過ごし方や注意点を解説

脱毛後、IPLやレーザーを照射した箇所の毛を引っ張ると、ポロポロと抜け落ちる現象を「ポップアップ現象」といいます。個人差はありますが、脱毛から数日が経過するとポップアップ現象が生じます。抜ける毛を引っ張るとするっと抜ける感覚が楽しくて、ついつい抜いてしまうこともありますよね。ですが、抜ける毛を引っ張ってもよいのでしょうか。

本記事では、脱毛後に毛を引っ張る行為が引き起こす影響について詳しく解説します。

脱毛後に抜ける毛を引っ張るのはダメなの?

脱毛後に残っている毛を引っ張って抜きたくなりませんか? 脱毛後に毛を引っ張っても問題はないのでしょうか。

軽く引っ張る程度なら問題ない

脱毛後にムダ毛が軽く引っ張って抜ける程度であれば、するっと抜いても問題はありません。もうすでに毛穴からほとんど抜けている状態のため、軽く引っ張って抜けても肌への影響はほとんどないといえます。

ただし、あまりにも触りすぎると摩擦で肌に負担がかかる可能性があるため、注意が必要です。できるだけ触らず、自然に毛が抜け落ちるのを待ちましょう。

引っ張っても抜けない毛はそっとしておく

中には引っ張っても抜けない毛もあるでしょう。引っ張っても抜けない毛はまだ毛穴から生えている状態。毛抜きなどで引っ張ると肌が傷つき、そこから雑菌が入り込んで肌トラブルの原因になり得ます。

また、毛穴からまだ生えている毛を無理に抜くと毛周期が乱れて、脱毛効果が低下するおそれもあります。抜けそうなものでも、軽く引っ張って抜けないものはそっとしておきましょう。

脱毛後に毛が抜けるポップアップ現象のしくみ

つづいてポップアップ現象のしくみについても理解しておきましょう。ポップアップ現象のしくみと、ポップアップ現象が起きない理由についてわかりやすく解説します。

ポップアップ現象が起きるメカニズム

脱毛後、IPLやレーザーを照射した部位で毛がポロポロと抜ける現象は、「ポップアップ現象」と呼ばれています。脱毛手法には複数の種類がありますが、とくにIPL方式やレーザー脱毛の熱破壊方式でこの現象がよく見られます。

IPL脱毛やレーザー脱毛の熱破壊方式では毛根組織に直接アプローチし、毛根を破壊していくため、毛穴内で毛が抜けやすくなるのです。

その結果、脱毛後数日から数週間の間にわたって、毛穴内で切れた毛が段階的に抜けていきます。このポップアップ現象は個人差があり、通常は数日で収まりますが、中には2〜3週間かかることもあります。

ポップアップ現象が起きない場合は失敗したの?

ポップアップ現象が起きる場所と起きない場所があると、失敗したのではないかと不安に思ってしまうでしょう。しかし、ポップアップ現象が起きなくてもとくに心配する必要はありません。

ポップアップ現象はすべての脱毛方式、すべての箇所に起こるものではなく、人によって個人差があるからです。

上記ではポップアップ現象が起きやすいのはIPL方式やレーザー脱毛の熱破壊方式だとお伝えしましたが、ポップアップ現象が起きやすい箇所もあります。ポップアップ現象が起きやすいのは、毛質が太くて濃い脇やVIOなどです。

場所や脱毛方法によってはポップアップ現象が起きない場合もあるため、安心してください。

ポップアップについて詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!

脱毛後に毛が抜けるまでの正しい過ごし方

脱毛後にポップアップ現象が起きやすくするためにも、いくつかのポイントがあります。ここからは、脱毛後に毛が抜けるまでの正しい過ごし方を紹介します。

●無理矢理毛を抜かない
●紫外線対策を徹底する
●毛穴をきれいにしておく
●保湿ケアを徹底する
●アルコールを控える
●生活習慣を整える

無理矢理毛を抜かない

自然に毛が抜けるまでは、無理矢理引き抜かないようにしましょう。上記でもお伝えしましたが、毛穴に毛がまだ生えている状態で無理に引っ張ると、肌に大きなダメージが加わります。

肌が傷つくとそこから雑菌が入り込んで炎症を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。炎症が長引くと脱毛スケジュールにも影響が出るので、無理矢理毛を抜かずそっとしておくことが大切です。

紫外線対策を徹底する

毛が抜けるまでは紫外線対策を徹底しましょう。脱毛の施術では、どうしても肌へのダメージは避けられません。さらに、脱毛後は肌が通常よりデリケートな状態になっているため、日焼けすると炎症や肌トラブルが起きやすくなります。

また、日焼けすると脱毛機器がメラニン色素に反応して、強い痛みを発生させることもあります。肌トラブルや痛みを回避するためにも、紫外線対策を念入りに行ってください。

毛穴をきれいにしておく

ポップアップ現象を起きやすくするためにも、毛穴をきれいにしておくのがポイントです。ポップアップ現象は毛穴の中でちぎれた毛が抜け落ちるもの。

毛穴が詰まっていると毛穴の中で毛が埋まってしまうため、黒ずみの原因にもなるかもしれません。

施術前は蒸しタオルなどで肌を温めて毛穴を開き、毛穴に詰まった皮脂や汚れをきれいにしましょう。蒸しタオルは肌や角質を柔らかくする効果が期待できます。

保湿ケアを徹底する

ポップアップ現象を発生しやすくするためにも、保湿ケアが欠かせません。脱毛後はバリア機能が低下しているため、少しの刺激でも大きな負担がかかってしまいます。

バリア機能を維持するためにも、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分が配合されたスキンケア商品でお手入れしましょう。できれば刺激性の弱い化粧品がおすすめです。

また、肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れやすくなり、角質層が分厚くなって毛が抜け落ちにくくなることもあります。脱毛効果をしっかり実感するためにも、脱毛の前後は保湿ケアを徹底することが大切です。

アルコールを控える

アルコールを摂取すると肌の新陳代謝が低下する可能性があるため、注意が必要です。新陳代謝が低下するとターンオーバーが乱れ、毛が抜けにくくなることも考えられます。

また、アルコールは脱水症状をもたらす要因の1つです。身体の脱水症状から肌が乾燥すると、肌トラブルが起こりやすくなったり、脱毛効果を実感しにくくなったりすることも。

脱毛前後はアルコールを控え、健康な状態の肌を維持することが大切です。

生活習慣を整える

脱毛を受けることが決まったら、まずは生活習慣を整えるように意識しましょう。バランスの良い食生活、質の良い睡眠、適度な運動の3つを意識して生活してみてください。

睡眠不足や栄養バランスが乱れると、ターンオーバーの乱れにもつながります。また、生活習慣が乱れているとニキビや吹き出物などができやすくなるため、場合によっては施術が受けられなくなることも考えられます。

脱毛中は規則正しい生活を送るように、スケジューリングをするのもおすすめです。仕事や育児などが原因で生活習慣が乱れそうになっても、スケジューリングしておけば自然と意識するようになります。

一気に生活習慣を整えようとすると続かない可能性があるので、徐々に整えるのがポイントです。

脱毛後は肌に負担をかけないようにしよう

脱毛後はできるだけ肌を触らず、刺激を与えないようにすることが重要です。脱毛後はバリア機能が低下し、デリケートな状態になっているため、少しの刺激でも肌トラブルが起きやすくなります。

ポップアップ現象が起きなくても施術が失敗したわけではないので、安心してください。脱毛方法や脱毛箇所によってポップアップ現象が起きるところと起きないところがあります。個人差はあるものの、心配する必要はありません。

ポップアップ現象を促すためにも、信頼できるサロンやクリニックで施術を受けるのがおすすめです。脱毛サロンラココではお客様の肌質や毛質にあわせてオーダーメイドの脱毛を提供しています。

初月は0円で利用できるため、お試しで施術を受けてみたい方はぜひカウンセリングに来てみてくださいね!