LACOCO COLUMN

脱毛
2025.2.6
脱毛シート(テープ)の選び方|メリット・デメリット、使い方まで解説!生えなくなるのは本当?

脱毛シート(テープ)はドラッグストアなどでも気軽に手に入る、セルフ脱毛の定番アイテムです。価格も安価なため利用しやすい一方、使用したときの痛みの強さがネックになることもあります。
脱毛シートは使用部位によって相性のよいものを選ばなければ、うまく抜けない原因になります。そこで今回は脱毛シートの特徴や選び方を解説。メリット・デメリットや使い方、そして脱毛シートにまつわるQ&Aも紹介しているので、脱毛シートでのセルフ脱毛を考えている方はぜひ参考にしてください。

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脱毛シート(テープ)とは

脱毛シートとは粘着力の高いワックス剤がついたシートを脱毛したい部位に貼り、一気に剥がすことでムダ毛を毛根から抜き取る脱毛アイテムです。

ワックス剤を使った脱毛アイテムには「ソフトワックス」と「ハードワックス」があります。脱毛シートはこのうちソフトワックスに分類されます。ハードワックスは使用前に溶かす手間がかかりますが、脱毛シートはそのまま使えるためとっても手軽。貼って時間をおかずにすぐ剥がせるので、短時間でムダ毛処理を済ませられます。

ドラッグストアや通販で購入できるだけでなく、100円ショップでも販売されているとてもポピュラーな脱毛アイテムです。

きれいに処理するための脱毛シートの選び方

脱毛シートは使用したい部位に合わせて選ぶのがおすすめ。種類ごとに肌への負担や形状が異なるため、適切な脱毛シートを選ばないときれいに処理できない原因になります。脱毛シートの種類とともに、選び方を紹介しますね。

腕や脚などに幅広く使いたいなら「ノーマルタイプ」

ノーマルタイプは、腕や脚、ワキ、お腹、背中など、幅広い範囲の脱毛に向いています。ノーマルタイプが対応しているのは、「産毛のように細かくもなく、VIOのように太くもない毛」。無難なタイプ、と言い換えることもできますが、まず試してみたいと思うならノーマルタイプを選びましょう。

お顔の産毛もすっきりさせたいなら「顔専用」

お顔の産毛はとても細かく、専用の脱毛シートでなければ絡め取ることができません。またお顔はデリケートな部位のため、肌にやさしい脱毛シートが必要です。そのため、お顔の脱毛を考えているなら顔用を選びましょう。なかには眉の脱毛に便利な眉毛プレートがついているものもあるので、眉周りの脱毛に失敗したくない方にもおすすめですよ。

太く抜けにくいVIOの処理には「VIO専用」

脱毛シートでVIOラインの脱毛を考えているなら、VIO専用のタイプを選びましょう。VIOは体の中でも特にデリケートな部位なうえ、毛の1本1本が太く根も深いため産毛と同様に専用のものでないとうまく抜けない可能性があります。よりデリケートなI・Oラインには使用できないものもあるため、購入する際はよく確認してくださいね。

肌がデリケートで不安なら「敏感肌用」

脱毛シートは貼って剥がすという仕組み上、どうしても肌に負担がかかります。「敏感肌でスキンケアもデリケート肌用を使っている」「外的刺激に弱くかゆみが出やすい」なら、敏感肌用を選びましょう。できれば二の腕など、皮膚が柔らかい場所で試し使いしてみるのが安心です。

※アレルギー体質の方は注意脱毛シートの成分には、ミツロウやロジン(松ヤニ)といった天然成分が使われているものもあります。
ミツロウやロジンにアレルギーを持っている方は使用を控えるか、事前にパッチテストを行ってください。

脱毛シートのメリット

脱毛シートには以下のようなメリットがあります。

安価で手軽

脱毛シートは比較的安価で、通販やドラッグストアなどでも簡単に手に入るアイテムです。仕事や学校帰りに購入し、すぐに使用できる手軽さはメリットでしょう。

脱毛の頻度を減らせる

脱毛シートはムダ毛を毛根から引き抜くため、数週間程度はきれいな肌が続きます。カミソリなどで処理した場合、3日~1週間程度でまたムダ毛が生えてくることを考えると、比較的長く効果が持続します。ムダ毛処理の頻度を減らせる点はメリットでしょう。

脱毛シートのデメリット

一方で脱毛シートのデメリットとしては以下が挙げられます。

痛みが強い

脱毛シートは毛根から一度に多くのムダ毛を引き抜くため、強い痛みを感じやすい点がデメリットです。1本のムダ毛を抜くのでも痛いと感じる方は、使用に抵抗を感じるかもしれません。

炎症を起こすことがある

肌に皮膚にシートを貼り付けてから剥がすため、ムダ毛と一緒に角質まで剥がしてしまうことがあります。もともと肌が敏感な方や、肌が乾燥しがちな方などは、肌や毛穴に炎症が起きてしまうかもしれません。もちろん全ての方に起こるわけではありませんが、肌トラブルになる可能性がある点はデメリットでしょう。

色素沈着を起こすことがある

脱毛シートを何度も繰り返し使用していると、皮膚が色素沈着を起こす可能性があります。色素沈着は肌への刺激や摩擦、炎症などが原因で起こります。脱毛テープの使用頻度を減らす、敏感肌用のものを使用するなどの工夫が必要な場合もあるでしょう。

埋没毛になる可能性がある

肌に強い刺激が加わると肌のターンオーバーが乱れ、肌表面の角質層が分厚くなる角質肥厚が起きる場合があります。角質肥厚はゴワゴワした肌触りになるだけでなく、毛穴をふさいで埋没毛ができる原因にもなります。埋没毛はムダ毛が毛穴の中に潜り込んでいるため脱毛シートなどで取り除くことはできません。黒っぽいブツブツのように見えるため、見た目の問題に直結します。

埋没毛が気になる方は「埋没毛ができたらどうすれば?脱毛に影響は?埋没毛の疑問をまるっと解決」もチェック♪

毛嚢炎になることがある

脱毛シートの使用によって毛穴に強い刺激が加わり傷がつくと、毛嚢炎になることがあります。毛嚢炎とは毛穴の傷に雑菌が入って増殖し炎症を起こした状態。痛みや熱感を伴います。太ももやお尻、背中などにできやすい傾向。「お尻に脱毛シートを使ったら毛嚢炎がたくさんできた!」なんてことは実際にある話です。毛嚢炎がひどくなれば跡になって残ることもあるため、脱毛シートを使用するなら知っておきたいデメリットです。

定期的に使用する必要がある

脱毛シートは毛根から引き抜くため、次のムダ毛が生えるまでの期間が比較的長い特徴があります。とはいえムダ毛は定期的に生えてくるため、その度にムダ毛処理を行わなければならないのはデメリットでしょう。

もし「頻繁にセルフ脱毛をするのが面倒」「もう生えてきて欲しくない」と思うなら、サロンでの脱毛も検討してみてください。

ルミクス脱毛サロンLACOCO(ラココ)では最新機器の「LUMIX-A9X」や「LUMIX-A9」を用いて「SHR方式」による脱毛を行っています。このSHR方式では毛根部分の発毛器官にダメージを与え、徐々にムダ毛が気にならない状態に導きます。

施術中の痛みがほとんどなく、肌トラブルの心配もないのがメリット。1回の施術時間も短く、最短半年程度で脱毛卒業も目指せますよ。

脱毛シートの使用方法

脱毛シートの使い方は簡単ですが、使用方法を誤ると肌トラブルにつながることもあります。以下で使用方法とポイントを解説するので参考にしてください。また実際に使用する際は、脱毛シートの説明書もよく確認しましょう。

【脱毛前の準備】ムダ毛を短くしておく

ムダ毛が長過ぎると毛がシートに絡まり過ぎて、剥がすときに痛みが強くなります。そのため長さのあるムダ毛は、1.5~2cm程度にカットしてから脱毛シートを使用するようにしましょう。

【使い方①】脱毛部位を清潔にし汗などを拭いておく

脱毛する部位の汚れや汗などはきれいに洗い流しておきます。その後丁寧に拭き取り、肌表面がサラッとするくらいしっかりと乾かしましょう。肌に水分が残っていると脱毛シートのワックスがはじかれ、うまくムダ毛がくっつかずきれいに脱毛できない場合があります。

【使い方②】毛の流れに沿って脱毛シートを貼る

脱毛シートは毛の流れに沿って貼りましょう。毛の根元の方から貼り始め、毛先に向かって貼り終えるようにするとムダ毛をきちんと捉えることができます。ワキなどムダ毛の生えている方向が複雑な部位は、何度かに分けて貼るときれいに脱毛しやすくなります。

【使い方③】毛の流れに逆らって脱毛シートを剥がす

脱毛シートを剥がすときは「毛の流れに逆らって」剥がしましょう。剥がす起点の皮膚をしっかり押さえておくとより抜けやすくなりますよ。痛いと感じても、一気に全部剥がし切るのもきれいに脱毛するポイントです。

脱毛シートを使用する際の注意点

脱毛シートを使用する際は、以下の点に注意しましょう。

ある程度毛の長さが必要

脱毛シートをうまく使用するためには、ムダ毛にある程度の長さが必要です。しかしあまりに短いとムダ毛が脱毛シートにうまく絡まらず、思うように脱毛できないかもしれません。そのため少なくとも5mm程度は伸びてから使用しましょう。

脱毛後は必ず保湿する

脱毛の後は必ず保湿しましょう。特に脱毛シートで脱毛した場合、角質が一緒に剥がれている可能性もあります。肌はダメージを受け、乾燥やかゆみ、肌荒れが起きやすい状態になっているため、ボディローションやボディクリームなどでしっかりと保湿しましょう。専用のローションやクリームがあれば、それを使用するのもおすすめです。

脱毛シートの使用に関するよくあるQ&A

脱毛シートを使ってみたいと考えている方からは、以下のような疑問をよく耳にします。一つひとつ回答しますね。

Q.脱毛シートを使い続けると毛が生えなくなるって本当?

A.毛が生えなくなることはありません。

脱毛シートはあくまで一時的にムダ毛を取り除くものです。医療脱毛やサロンの光脱毛のように、発毛に関連する毛根の組織にダメージを与えることはできないため、生えなくなることはありません。

Q.痛みを抑えて脱毛シートを使う方法はない?

A.「一気に剥がす」「シートを剥がす起点を押さえておく」この2つが解決ポイントです。

痛いからといってゆっくり剥がすと、痛みが長引き、より痛さを感じやすくなります。脱毛シートを剥がす際はシートを剥がす起点部分の皮膚を押さえ、とにかく一気に剥がし切ることが大切。痛みが気になる方こそちゅうちょせずに一気に剥がしましょう。

Q.脱毛シートを使ってもうまく抜けません。コツはない?

A.ベビーパウダーを使ってみてください。

肌に油分があると、脱毛シートのワックス剤は毛にうまく絡みません。ほんの少しベビーパウダーをはたいておくと、余計な油分がなくなってワックスにしっかりと毛が絡み、抜けやすくなります。

Q.脱毛シートはハサミで切ってもいい?

A.基本的に切って使用して問題ありません。

脱毛シートは切って使用できるものがほとんどです。使用する部位のサイズに合わせて適切な大きさにして使用しましょう。ただし全ての製品が切っても問題ないわけではないため、切る前に説明書で確認することをおすすめします。

Q.脱毛シートを使った後のベタベタはどうすれば取れる?

A.クレンジングオイルやベビーオイルを使えば簡単に取れます。

脱毛シートはソフトワックスと呼ばれる種類の脱毛ワックスで、水性成分で作られています。そのため本来は水やぬるま湯で落とせます。もし落ちない場合は油性成分が含まれていることが原因かもしれません。この場合、クレンジングオイルやベビーオイルが有効です。メイクを落とす要領でべたつきとなじませ、洗い流しましょう。

Q.妊娠中・授乳中でも使用できる?

A.妊娠中・授乳中の使用は控えた方がよいでしょう。

妊娠中は肌がデリケートに傾く方が多く、「いつものように脱毛シートを使ったらひどい肌荒れになった」なんてことが起こる可能性は否定できません。特に脱毛シートは肌負担が大きい脱毛方法のため、妊娠中・授乳中など肌状態が揺らぎやすい時期の使用は控えましょう。

脱毛シートとそのほかの脱毛方法との違い

脱毛シートは手軽にすっきり脱毛できるアイテムですが、「痛みが強い」「肌荒れが心配」と感じる方が多いのも事実。そこで他の脱毛方法とメリットデメリットを比べてみました。

脱毛の種類メリットデメリット
脱毛シート自分で行う除毛・ムダ毛を毛根から引き抜く
・次の毛が生えてくるまでの期間が長い
・ある程度毛が伸びるまでは使用できない
・あくまで一時的な除毛
脱毛クリーム・ムダ毛を軟化させ溶かすようにして取り除く
・次の毛が生えてくるまでの期間が短い
・毛根まで処理できないので、毛穴が黒くポツポツと目立つことがある
・あくまで一時的な除毛
サロンの光脱毛サロンやクリニックで行う脱毛・徐々にムダ毛が気にならなくなる
・痛みが少ない
・産毛、剛毛の両方をケアできる光脱毛もある
・永久脱毛効果な期待できない
医療レーザー脱毛・永久脱毛効果が期待できる
・クリニックで施術を受けられる
・痛みが強い
・毛周期に合わせて通う必要がある
・産毛は苦手

2つのセルフ脱毛「脱毛シート」「と「脱毛クリーム」の違い

脱毛シートと似た脱毛アイテムに、脱毛クリームがあります。脱毛クリームはチオグリコール酸カルシウムなどの主な成分が、生えているムダ毛を軟化して除去する仕組み。そのため脱毛シートのように、ムダ毛を毛根まで処理することはできません。

次の毛が生えてくるまでの期間は脱毛シートが1週間~2週間程度なのに対し、脱毛クリームは3日~1週間程度と短めです。

しかしクリームを塗り広げれば、広範囲の処理も可能なメリットがあります。長くムダ毛が生えて欲しくない部分には脱毛シート、お腹や背中など広い範囲を脱毛するなら脱毛クリームなど目的に合わせて選ぶのもいいかもしれません。

長期間のすべすべ肌を実現する「光脱毛」と「医療レーザー脱毛」

脱毛シートも脱毛クリームも、あくまで一時的にムダ毛を取り除く除毛にすぎません。根本的にムダ毛を生えにくくしたいと考えるなら、発毛組織にダメージを与えられる「光脱毛」や「医療レーザー脱毛」を受けるのが近道ですよ。

【光脱毛】

主に脱毛サロンなどで行われている脱毛です。毛根を包む毛包に熱をためて、バルジ領域という発毛指令を出す組織にダメージを与えます。施術を受けるごとにムダ毛が生えにくくなるのが特徴。

なかでもSHR方式の光は特に痛みが少なく、産毛、太い毛のいずれの施術も得意としています。毛の種類によって光を使い分けなくていいため、施術もスピーディ。一つのサロンで全身脱毛をかなえやすい脱毛です。

【医療レーザー脱毛】

高出力のレーザーで、毛根の奥にある毛乳頭などの発毛組織を破壊する脱毛です。効果の高い脱毛とされていますが、医療レーザー脱毛は産毛のように色素の薄い毛の脱毛が苦手。また痛みが強い点もネックです。医療レーザーにもいくつか種類があるため、毛質に合わせて選ぶとよいでしょう。

毛根からしっかりケアしたいなら脱毛シートはおすすめ!本格的な脱毛を目指すならラココにご相談ください

脱毛シートは強い痛みを伴いますが、毛根からすっきりできるため比較的長く効果が続くメリットがあります。しかし生えてこなくなるわけではないため、「何度も繰り返し痛い脱毛シートを使いたくない」「ムダ毛をなくしたい」と考えているなら、サロンでの脱毛も検討してみましょう。

ルミクス脱毛サロンLACOCO(ラココ)では、痛みのないSHR方式の脱毛を提供しています。

「全身脱毛でも1回あたり30分程度」「最短半年でムダ毛が生えにくくなる」「肌荒れの心配がない」などメリットの多い脱毛です。無料カウンセリングも行っているので、サロンでの脱毛が気になっているならぜひ気軽にご相談ください。