LACOCO COLUMN

脱毛
2024.11.5
埋没毛ができたらどうすれば?脱毛に影響は?埋没毛の疑問をまるっと解決

皮膚の下に埋まったままムダ毛が成長してしまう「埋没毛」。埋没毛は毛が生える場所なら全身どこからでも発生する可能性があります。

埋没毛は見た目や触り心地が悪いだけでなく、色素沈着や炎症などの肌トラブルを招くリスクもあるので、早めの対処が必要です。

そこで本記事では、埋没毛ができる原因や発生しやすい場所、埋没毛の適切な対処法や光脱毛の影響について詳しく解説していきます。

埋没毛ってなに?

埋没毛とは皮膚の下に埋まっていて毛が顔を出さないムダ毛のことです。埋もれ毛と呼ぶこともあります。皮膚の表面あたりで埋まる埋没毛もあれば、さらに皮膚の奥で渦巻いているものもあります。

いずれの埋没毛も皮膚の上から、「ここにムダ毛が埋まっているな」とわかる状態です。触り心地はざらざらとしているので、見ても触っても目立ってしまいます。

埋没毛はムダ毛が生えている場所であれば、どこでも発生する可能性はあります。とくに生じやすいのはお肌が乾燥しやすく頻繁に自己処理を行っている部位です。膝やスネ、脇などは埋没毛が生じやすいといわれています。

埋没毛が生まれる理由とは

埋没毛が生まれる理由としては、以下の2つが挙げられます。

・自己処理による刺激
・肌が乾燥している

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

自己処理による刺激

カミソリや毛抜き、ブラジリアンワックスなどで自己処理をすると、肌の表面や毛穴に大きなダメージを与えてしまいます。

傷ついた肌の表面にかさぶたができたり、肌のターンオーバーが乱れて角質層が厚くなったりすることで、新しく生えてきた毛の出口が塞がれて皮膚の外に出られなくなり、埋没毛が生じてしまいます。

肌が乾燥している

肌の乾燥や肌荒れによるダメージを継続的に受けると、肌がこれ以上ダメージを受けないようにターンオーバーを遅らせ、古い角質をどんどん溜め込んで分厚くしていきます。

この厚くなった角質層が毛穴を塞いでしまうことで、新しく生えてきた毛が皮膚の表面に出られなくなり、皮膚の下に埋もれたまま成長し始めてしまうのです。

埋没毛が生まれやすい場所

埋没毛は主に以下の場所で発生しやすいです。

・自己処理の頻度が高い場所
・皮膚が薄く毛の生える方向がバラバラな場所

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

自己処理の頻度が高い場所

埋没毛は、ムダ毛の自己処理の頻度が高い場所で生じやすいです。具体的な場所としては、ワキやヒザ、二の腕、VIO、男性のヒゲなどが挙げられます。

自己処理の頻度が高い分、肌にも大きなダメージを与えてしまうため、埋没毛の原因となるかさぶたの形成や角質道の肥大化が起こりやすくなります。

皮膚が薄く毛の生える方向がバラバラな場所

毛が生える方向がバラバラな場所は、自己処理の際にカミソリをさまざまな方向から当てることが多く、肌に大きな負担がかかりやすいです。

そのため、埋没毛の原因となるかさぶたの形成や角質層の肥厚化が起こりやすくなります。具体的な場所としては、ワキや太もも、お尻、ビキニラインなどが挙げられます。

埋没毛はどうやって改善する? 自宅でできる埋没毛の処理方法

埋没毛は基本的に放置していれば自然と治りますが、下記の方法でケアをすればより早く改善しやすくなります。

・処理前は必ず入念な保湿を
・スクラブorピーリングでケア
・どうしても気になるなら毛の一部が皮膚の外に出てから毛抜きで抜く

ここからは少しでも早く埋没毛を改善したい人に向けた処理方法をご紹介します。

埋没毛は絶対に引っ張り出さないで!

埋没毛の自己処理にあたって、絶対に避けなければならないのが毛抜きや針で皮膚を破ってムダ毛を引っ張り出すこと!

 自分で無理やり埋没毛をひっぱりだすと、炎症を起こす上に色素沈着が発生するリスクまであります。一度色素沈着したお肌を元の色に戻すには長い時間がかかります。

絶対に皮膚を破らず、これからご紹介する方法でケアをしてくださいね。

処理前は必ず入念な保湿を

ムダ毛が埋まってしまったら、それはお肌が乾燥しているサインです。まずは埋没毛の部位を含めて、全身をしっかりと保湿しましょう。

保湿はボディクリームだけでなく、化粧水+クリームがおすすめ。化粧水はお顔用のものでオッケーです。高価な化粧水やボディクリームを使う必要はありません。

リーズナブルなものでも毎日使い続けることが大切です。基本的にはお身体の保湿はお風呂上がりだけでオッケーですが、お肌が乾燥気味の方は朝起きてから、日焼け止めを塗る前に保湿しておくとよいですよ。

埋没毛が発生したらスクラブorピーリングでケア

埋没毛が発生したら、まずはスクラブかピーリングで角質ケアを行いましょう。埋没毛はターンオーバーによって古い肌が除去され、新しい肌に生まれ変わるたびに肌の表面へ徐々に押し出されていくため、基本的に放置していれば自然と排出されます。

ピーリング作用のあるスキンケアで古い角質を除去すると、ターンオーバーの正常化が促されるため、自然に排出されるまでの期間を短縮できますよ。

どうしても気になるなら毛の一部が皮膚の外に出てから毛抜きで抜く

埋没毛がどうしても気になるなら、毛の一部が皮膚の外に出てから毛抜きで抜くようにしましょう。

皮膚の下に埋もれている毛を無理やり引き抜こうとすると肌が炎症を起こし、埋没毛を繰り返す原因になります。

しかし、これはあくまでも最終手段。肌への負担を考えれば肌のターンオーバーによって埋没毛が自然と排出されるまで待つのが望ましいです。

脱毛なら埋没毛を改善できる可能性がある

埋没毛は、主に自己処理による刺激や乾燥などによるダメージで肌に大きな負担がかかるのが原因です。

サロンで脱毛施術を繰り返し受ければ、徐々にムダ毛が生えてくるペースが落ちるため、ムダ毛を自己処理する回数も減少します。

これによって肌への負担が抑えられ、ターンオーバーも乱れにくくなるため、埋没毛が自然と排出されやすくなり、今後埋没毛が発生するリスクも軽減できますよ。

脱毛方法によっては埋没毛があっても光脱毛ができる

脱毛方法には、「レーザー脱毛」「IPL脱毛」「SHR脱毛」などいくつか種類があります。埋没毛がある場合、脱毛の施術時にやけどや炎症を起こすリスクが高いため、埋没毛を避けて施術を行うのが一般的です。

しかし、脱毛方法によっては埋没毛の上からでも施術が受けられる場合もあります。脱毛方法ごとの埋没毛があるときの対処は以下の通りです。

脱毛方式埋没毛への施術可否
レーザー脱毛
IPL方式
SHR方式

レーザー脱毛とIPL方式のエステ脱毛は埋没毛への施術はNG

レーザー脱毛やIPL方式のエステ脱毛は黒い色に反応する光を照射することで脱毛を促します。しかし、黒色が濃すぎると皮膚に伝わるエネルギーが強くなりすぎて火傷や炎症を起こしてしまうことも。

したがって、レーザー脱毛やIPL方式のエステ脱毛では埋没毛はシール等で保護をして光が当たらないようにします。つまり、埋没毛が解消されるまではその毛穴にはアプローチできません。

SHR方式のエステ脱毛なら埋没毛の上から施術できる!

SHR方式の光脱毛はムダ毛を作る組織にアプローチするタイプの脱毛方式だから、埋没毛の上からの施術もオッケーです。

光を照射することで、埋没毛自体が顔をだすわけではありません。しかし埋没毛の根元にあるムダ毛を作る組織に働きかけて、それ以上ムダ毛が生えないようにすることができます。

脱毛が原因で埋没毛が発生する可能性も

埋没毛の改善や予防には脱毛が効果的ですが、脱毛が原因で埋没毛が発生する可能性もあります。医療機関やサロンでの脱毛も、やけどや炎症などの肌トラブルが起こるリスクがあります。

特に脱毛後は肌が乾燥しているため、適切なケアを行わないと自己処理したときと同様に、毛が皮膚の下に埋もれてしまいやすいです。そのため、脱毛しているからといって何もしないのではなく、保湿などのケアは怠らないようにしましょう。

埋没毛を予防する方法

埋没毛の発生を予防するには、自己処理による刺激や乾燥を防ぎ、肌のターンオーバーを正常に保つことが大切です。埋没毛を予防する具体的な方法としては、以下の3つが挙げられます。

・光脱毛前の自己処理は電気シェーバーを使用する
・普段から保湿ケアを入念に行う
・定期的にスクラブやピーリングで角質ケアをする

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

光脱毛前の自己処理は電気シェーバーを使用する

電気シェーバーはカミソリのように肌の表面を傷付けたり、毛抜きのように毛穴に大きな負担をかけたりする心配が少ないです。

肌への負担を最小限に抑えて自己処理ができるため、埋没毛が発生するリスクを軽減できます。電気シェーバーで自己処理をしたあとは、化粧水や乳液などを使って入念に保湿ケアを行いましょう。

普段から保湿ケアを入念に行う

埋没毛は乾燥によるダメージで角質層が分厚くなることで起こります。そのため、埋没毛が発生する前から入念に保湿ケアを行って肌の乾燥を防ぐことでターンオーバーが乱れにくくなり、埋没毛の原因となる角質層の肥大化を防止できます。

定期的にスクラブやピーリングで角質ケアをする

埋没毛を防ぐには、肌のターンオーバーが正常に行われていることが必要です。角質ケアで古い角質を取り除くことで、肌のターンオーバーが促進されるため、埋没毛が発生するリスクを軽減できます。

ただ、角質ケアの頻度が覆いすぎると必要な角質層まで剥がれてしまい、乾燥や紫外線などによるダメージを受けやすくなるため、角質ケアの頻度は週1回程度にとどめておきましょう。

埋没毛でお悩みならラココにご相談を!

埋没毛で悩んでいる方は、まずはラココのカウンセリングに来てみてください。お客さまのお肌を見続けたラココのスタッフが、お客さまのお肌をチェックした上で、最適なケアをご案内します。

「もう埋没毛には生えて欲しくない」とお考えの方には、脱毛をご案内しています。ラココの脱毛はキレイ脱毛。ムダ毛にアプローチすると同時にお肌をキレイな状態にいざないます。埋没毛ができるということは、お肌がダメージを受けているということ。ぜひラココのキレイ脱毛で、埋没毛もお肌もキレイにしていきましょう。