シミ・シワなど肌の老化の原因と紫外線
脱毛した後はもちろん、日常的にしっかりケアして欲しいのが紫外線対策。紫外線はお肌の天敵でお肌の老化を加速させる最大の要因です。
とはいっても、健康のためには日光はとても大切。 脱毛が終わった後も、いつまでも潤いのあるつるすべ肌を保つためにも、毎日の紫外線対策をしっかり行いましょう。
お肌の老化はなぜ起きるのか?
ニードル(針)脱毛は、毛穴に針を差して電気や高周波を流し、毛根や毛乳頭を破壊する脱毛方法です。昔はニードル脱毛が主流でした。現在はクリニックの「永久脱毛」や大手サロンの美容電気脱毛で利用されています。
お肌は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」に分かれています。角質層は表皮の一番上にあり、約28日ではがれ落ちて入れ替わります(ターンオーバー)。市販の化粧品などはこの角質層や表皮に対してケアします。
さらにその下にある真皮に、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸など真皮の成分を作り出す繊維芽細胞(せんいがさいぼう)があります。繊維芽細胞が活発だと、ハリや弾力のあるみずみずしい肌を保つ事ができます。 しかし、この繊維芽細胞にダメージを与えてしまうのが、UV-Aの紫外線です。日焼けやシミ・そばかすの主な原因はUV-Bですが、UV-Aは色素新着の原因にもなってしまいます。
そのため、過剰な紫外線を浴びてしまうと活性酸素が増えてお肌が酸化(老化)し、繊維芽細胞を傷つけ、シミ、シワ、たるみの原因になってしまうのです。
紫外線量とエイジングケア
紫外線対策は若い内からがmust。シミやシワなど出来てしまってから元に戻すのは難儀で、後の祭りといっても過言ではありません。 また、紫外線量も季節によって変わります。 季節や天候に応じたケアを行うようにしましょう。
- ■UV-A 2〜3月頃からに一気に増え始め、5〜8月がピークで、5月・6月の夏前が最も強い時期です。冬はピーク時の約半分の紫外線量ですが、お肌の老化の原因になるため、年間を通して注意をするようにしましょう。 また、時間帯別では午前10時〜午後2時頃がピークになります。この時間帯は特に紫外線からお肌を守りましょう。朝紫外線対策をした場合でも、日中に外に出る時は、紫外線防止効果のあるパウダーを重ねづけるのもおすすめです。 ■UV-B 変動の波はUV-Aに似ていて、5〜8月がピークになります。春から秋は日焼け、シミ・そばかすの原因になるので、念入りに紫外線ケアをしましょう。