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そもそもどうして体毛の濃さに個人差があるの?
同じ年代、同じ性別であっても体毛の濃さには個人差があります。女性でも「スネを毎日剃らないと、ちくちくしてしまう」という方もいれば「週に一度程度のセルフケアで大丈夫」という方もいらっしゃいます。まずは体毛の濃さに個人差がある理由をチェックしておきましょう。
体毛の濃さや太さは男性ホルモンの影響を受ける
体毛の濃さや太さには男性ホルモンが関係しているといわれています。全身の体毛の量や太さ等に影響を与える男性ホルモンはテストステロンです。テストステロンはタンパク質を筋肉に変換するサポートをしたり、体毛の発育を促したりといった役割をもつホルモンです。テストステロンは男性だけでなく女性の体内にも存在しています。
血中のテストステロンの濃度は人によって個人差がある
女性のテストステロンの血中濃度は男性の5%から10%程度といわれています。男性と比較すると女性のテストステロンの濃度はとても低いのですが、低い中でも2倍程度の差がありますよね。テストステロンの量が多い女性はムダ毛が太く、濃くなりやすい傾向です。
女性ホルモンのバランスが崩れると相対的の男性ホルモンの割合が増える
男性ホルモンの濃度自体がそれほど濃くない方でも、女性ホルモンのバランスが崩れて分泌が減り、男性ホルモンの割合が増えてしまうこともあります。男性ホルモンの割合が増えると、ヒゲが濃くなる、体毛が濃くなるといった影響が現れることも。
「最近口周りのムダ毛が濃くなったな」と感じる方は要注意です。
女性ホルモンのバランスが崩れる原因のひとつは自律神経の乱れです。自律神経とは自分の意思とは無関係に働く神経のことです。消化や呼吸や循環などを調節する役割です。自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れやすくなります。またストレスや疲労や過労でもホルモンバランスは乱れやすくなります。
男性ホルモンの割合を下げるために女性ができること
男性ホルモンの量や割合が増えることは、女性にとってはデメリットが多いといえます。体毛が増えてヒゲが濃くなると困ってしまいますね。脱毛期間中の脱毛効果をアップするためにも男性ホルモンの量や割合は減らしたいですね。そこで男性ホルモンの割合を下げるため女性ができることを解説します。
ストレスや疲労を溜めず、栄養バランスや生活リズムに気をつける
ホルモンバランスの乱れを招くのはストレスや疲れ、栄養バランスや生活リズムの乱れです。正常なホルモンバランスを維持するために、ストレスや疲れを溜めないことを心がけましょう。なんだか疲れるなと感じる前に、意識的にストレスを発散するようにしてみてください。ストレス発散方法は人それぞれ。カラオケやゲーム、エクササイズや映画鑑賞など自分なりのストレス発散方法を探してくださいね。
お忙しい方は栄養バランスや生活リズムを崩さないようにすることは難しいかもしれません。とくに外食しがちな方は栄養バランスを整えるのは大変。そんなときはビタミンのサプリ等で足りない栄養を補うようにし、気をわないことが大切ですよ。
女性ホルモンに似た働きをする食べ物を意識的に食べる
女性ホルモンに似た働きを摂取することで、ホルモンバランスの乱れを整えることができるといわれています。代表的なものが大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンは大豆に含まれている成分の一つです。大豆イソフラボンは女性ホルモンのうち、女性がキレイになるホルモンとよばれるエストロゲンと似た構造をしていることがわかっています。エストロゲンはストレス等で分泌が減るほか、加齢にしたがって分泌量が減少してしまいます。そこで大豆イソフラボンを摂取することで、不足を補いさまざまなマイナートラブルを予防してくれるといわれています。
大豆イソフラボンが多く含まれる食品と必要な摂取量
大豆イソフラボンは大豆製品に含まれています。私たちの暮らしになじみがある大豆製品はこちらです。
・豆腐
・油揚げ
・納豆
・豆乳
・きなこ
・味噌
大豆イソフラボンは毎日50mg以上摂取するとよいですよ。豆腐であれば2分の1丁、油揚げであれば半分、豆乳はコップ1杯で大丈夫です。気軽に食べられる量なので、日々の暮らしの中に取り入れてみてくださいね。
素材のまま食べ続けるのは大変なので、お豆腐であればお味噌汁や豆腐サラダ、納豆はキムチ納豆にしたりオクラと混ぜたりしてもおいしいですよ。
脱毛期間中は自分ケアを意識して体の内側からキレイを目指そう
脱毛期間中はあなたの「キレイ強化月間」ととらえてみましょう。大豆イソフラボンを食べたり、規則正しい生活を送ってみたり。
いつもよりちょっとだけ工夫するだけで、あなたの心も体も変化します。脱毛しながらキレイを目指しましょう。