そのため、少しでも油断すると実際の体重以上に太って見えたり、上半身がゴツゴツして見えたりすることがあります。しかし、骨格ストレートの特徴を生かし、適切な方法でボディメイクをすれば、女性らしさを残しつつスッキリとした理想的なボディを手に入れられます。
本記事では、本記事では、骨格ストレートの特徴やゴツくならないダイエット方法について解説していきます。
INDEX
骨格ストレートの特徴

骨格ストレートの特徴としては、主に以下の3つが挙げられます。
・上半身とヒップにボリュームがある
・太るとお腹・二の腕・太もも前側に脂肪がつく
・痩せても華奢にはならない
ここからは、それぞれの特徴について1つずつ詳しく解説していきます。
上半身とヒップにボリュームがある
骨格ストレートは、体質的に筋肉が脂肪がつきやすく、特に肩や胸板、背中などの上半身に厚みが出やすい傾向にあります。腰の位置も高めで骨盤の後ろに筋肉のハリがあるため、ヒップも立体的でボリューム感があります。
全体的に立体感や自然な丸みのあるボディをしているため、健康的で若々しい体型を維持しやすいです。
太るとお腹・二の腕・太もも前側に脂肪がつく
骨格ストレートは、太るとお腹や二の腕、太もも前側に脂肪がつきやすいという特徴もあります。元々上半身にボリュームがある体型をしているため、脂肪がつくとさらにボリュームが出てしまい、実際の体重よりも太って見られやすい傾向にあります。
痩せても華奢にはならない
骨格ストレートは元々筋肉がつきやすく、メリハリのある体型が特徴です。体重を落としても筋肉が落ちにくく、元々体に厚みもあることから、痩せても鎖骨や肩甲骨がくっきりと浮き出るような華奢な体型になりにくい傾向にあります。
骨格ストレートの特徴を生かせば女性らしいラインを残せる

骨格ストレートは痩せても華奢には見えないため、コンプレックスを抱いている女性も少なくありません。しかし、特徴を生かせば、華奢な女性とはまた違った女性らしいラインや魅力を手に入れられます。
骨格ストレートの最大の魅力は、バストやヒップに立体感がある、自然な丸みを帯びたメリハリのある体型です。お腹や二の腕などの余分な脂肪を落とすことでくびれが強調され、本来持つバストやヒップの存在感がより一層際立ちます。
そのため、無理に華奢に見せるのではなく、元々のメリハリのあるボディラインを生かしたファッションやボディメイクを楽しむことが大切です。たとえば、くびれを強調できるタイトなものでメリハリを強調することで着痩せ効果が得られます。
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骨格ストレートに合うダイエットの基本戦略

骨格ストレートの女性がメリハリのあるボディラインを残しつつ体重を落とすためには、以下のポイントを意識したダイエットが効果的です。
・有酸素運動で脂肪燃焼(7割)+軽めの筋トレ(3割)
・姿勢改善でラインを整えて華奢みえを目指す
・女性らしさを残すために「減らす部位」と「残す部位」を分ける
ここからは、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく解説していきます。
有酸素運動で脂肪燃焼(7割)+軽めの筋トレ(3割)
骨格ストレートのダイエットは、脂肪燃焼のための有酸素運動をメインに、軽めの筋トレを行うのが理想的です。ハードな筋トレを行うと、筋肉がつきすぎて厚みが増してしまい、かえって体が大きく見えてしまう可能性があります。
余分な筋肉をつけずに体重を落とすためには、有酸素運動に重点を置いてダイエットを行うのがポイントです。ウエストや二の腕などの気になる部分を軽めの筋トレで引き締めつつ、有酸素運動で効率的に脂肪を落とすことで、メリハリのある引き締まったボディラインを手に入れられます。
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姿勢改善でラインを整えて華奢みえを目指す
骨格ストレートの体型は上半身にボリュームがあるため、猫背や反り腰などの悪い姿勢になると、上半身のボリュームがさらに増して体が大きく見えてしまいます。
正しい姿勢に改善してボディラインを整えるだけでも、スッキリとした華奢見えが目指せるので、意識して姿勢を正しくキープしましょう。
女性らしさを残すために「減らす部位」と「残す部位」を分ける
骨格ストレートの女性が女性らしさを残しつつスッキリとしたボディを手に入れるには、減らす部位と残す部位を意識したボディメイクが重要なポイントになります。
バストやヒップの脂肪は適度に残しつつ、お腹や背中、二の腕などの余分な脂肪を落とすことで、女性らしいボディラインがより際立つため、華奢な女性とはまた違った女性らしさのある魅力的なグラマラスボディに仕上がります。
むくみケアを取り入れるだけでもスッキリ見える

骨格ストレートの体型は、運動不足や塩分の過剰摂取などで体にむくみが生じるだけでも、上半身のボリュームがさらに増し、体が大きくみえてしまいがちです。そのため、日常生活に以下のようなむくみケアを取り入れるだけでも、スッキリとしたボディラインが目指せます。
・半身浴で血行促進&老廃物排出
・足先から心臓に向けてのマッサージでリンパを流す
・お風呂上がりに肩回し・股関節ストレッチで体液循環を促す
ここからは、それぞれの方法について1つずつ詳しく解説していきます。
半身浴で血行促進&老廃物排出
むくみの改善には、半身浴で体を芯から温めるのが非常に効果的です。血行やリンパの流れがスムーズになり、むくみの原因となる老廃物の排出が促されます。
また、半身浴は全身浴と比べて心臓や肺への負担が少なく、長時間入浴できるため、体を芯から温める時間を十分に確保できます。半身浴でむくみケアの効果をさらに高めるには、以下のポイントを意識してみましょう。
・お湯の温度はぬるめ(38〜40℃)にする
・入浴前後にコップ1杯程度の水を飲む
・入浴後は体が温まっているうちにふくらはぎや足首などを軽くマッサージする
足先から心臓に向けてのマッサージでリンパを流す
リンパマッサージもむくみの原因となる余分な水分や老廃物の排出を促すのに効果的です。足先から心臓に向けてリンパを流すイメージで行うのが基本で、肌の表面を優しくなでるようにして行いましょう。
力が強すぎると、かえってリンパの流れを妨げてしまう恐れがあります。
お風呂上がりに肩回し・股関節ストレッチで体液循環を促す
肩は長時間のデスクワークやスマホ操作で凝り固まりやすく、血行やリンパの流れが滞りやすい部位です。一方で股関節も、血行やリンパの流れに大きく関わっている部位のため、凝り固まってしまうと下半身にむくみや冷えが生じやすくなります。
肩甲骨を意識して肩を回したり、股関節を伸ばしたりすることで筋肉がほぐれ、血行やリンパの流れが促進されるため、むくみや冷えの改善に期待できます。
タイミングは、お風呂上がりに行うのがおすすめです。体が温まっていることで筋肉がほぐれやすい状態になっているため、効率的に血行やリンパの流れを促進できます。
骨格ストレートダイエットでは筋トレだけに頼るのはNG

前述の通り、骨格ストレートは筋肉がつきやすい体質で、肩や胸元、背中などの上半身に厚みが出やすい傾向があります。そのため、筋トレだけに頼ったダイエットを行うと、必要以上に筋肉がつきすぎてかえって体がガッシリしてしまい、女性らしいボディラインが損なわれてしまう恐れがあります。
女性らしさを残しつつスッキリとした理想的なボディを目指すためには、筋トレだけでなく有酸素運動と組み合わせて脂肪を落とすことが大切です。前述の通り、有酸素運動は7割程度、筋トレは3割程度のバランスで行いましょう。
姿勢・むくみ・ラインを味方に理想のボディへ

骨格ストレートの女性は、本来のメリハリボディを生かしたファッションやダイエットをすることで、無理に華奢に見せなくても女性らしい魅力的なボディに仕上がります。体質的に筋肉がつきやすいため、ダイエットする際は軽めの筋トレを取り入れつつ、有酸素運動メインで脂肪を落としていくのが理想的です。
また、むくみが生じるだけでも見た目がゴツく見えやすいため、食生活の改善やストレッチ、リンパマッサージなどでむくみを予防・改善するのも効果的です。骨格ストレートでお悩みの女性は、骨格ストレートならではの特徴を生かし、適切なダイエットで理想的なボディを目指しましょう。
