LACOCO COLUMN

ボディ
2024.8.26
ボディソープが乾燥肌の原因になるって本当?正しい洗い方や入浴後のケアを紹介

「お風呂からあがるといつも肌が突っ張る感じがする」

「肌が乾燥してかゆい」

このように、お風呂上がりの乾燥で悩んでいる方も多いでしょう。実はこの乾燥の原因は、「ボディーソープ」にあるかもしれません。

本記事では、ボディーソープが乾燥の原因になる理由を詳しく解説します。乾燥肌さん向けのボディーソープの選び方や、正しい洗い方などについてもまとめていくので、ぜひ参考にしてみてください。

ボディソープが乾燥肌を招く2つの原因

ボディーソープが乾燥肌を招くと言われているのには、以下の2つの原因が考えられます。

・洗浄力が強いボディソープを使用している
・ゴシゴシと身体を洗っている

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

洗浄力が強いボディソープを使用している

基本的にボディーソープには、肌の汚れや垢を落とすために洗浄成分が含まれています。ボディーソープによって含まれている洗浄成分は異なりますが、洗浄力が強い成分が入っていると肌に必要な皮脂まで落として乾燥を引き起こすことがあります。

特に、石鹸系や高級アルコール系のボディーソープは洗浄力が強い傾向にあるため、乾燥肌で悩んでいる方にはおすすめできません。洗浄力が強い方が体がきれいになると考えている方も多いでしょう。しかし、洗浄成分がマイルドなボディーソープなら、不要な汚れをしっかり落としながらも、肌に必要な皮脂は残してくれるので乾燥を予防できるのです。

ゴシゴシと身体を洗っている

肌の汚れを落とそうと、ゴシゴシこすって身体を洗っていませんか?タオルでゴシゴシ力を入れて洗うと、肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を招いてしまいます。

特に、肌は摩擦のダメージを受けやすいです。摩擦のダメージを受けると皮膚が傷ついてバリア機能が低下し、より乾燥を引き起こす可能性が高まります。

また、デリケートゾーンは身体の中でも皮膚が薄く、とても繊細な場所です。汚れを落とそうとゴシゴシこすると、バリア機能が低下して逆ににおいや黒ずみの原因となるので注意しましょう。

乾燥肌向けのボディーソープの選び方

乾燥肌の方の場合は、乾燥肌向けのボディーソープを選ぶことが大切です。

・洗浄力の強さ
・保湿成分が含まれているか
・低刺激設計か
・泡立ちのよさ

上記の4つのポイントに合わせて、自分に合ったボディーソープを選んでみてください。

洗浄力の強さ

まずは洗浄力の強さをチェックしてください。洗浄力が高すぎるとより乾燥を悪化させてしまうので、マイルドな洗浄力のあるボディーソープがおすすめです。とは言え、具体的にどの成分が良いのかなど迷ってしまいますよね。

ボディーソープのパッケージには成分が記載されています。成分表をチェックし、以下の成分が記載されているものを選んでみてください。

アミノ酸系

・~グルタミン酸
・~アラニン
・~グリシン
・〜アスパラギン酸

など

ベタイン系

・〜ベタイン

上記の成分は洗浄力がマイルドながらも、肌の汚れをしっかり落としてくれます。本来肌に必要な皮脂も守ってくれるので、乾燥肌の予防につながるでしょう。

保湿成分が含まれているか

ボディーソープによって含まれている成分は異なります。乾燥肌を悪化させたくない場合は、保湿成分が配合されているボディーソープを選びましょう。おすすめの保湿成分は以下の通りです。

・ヒアルロン酸
・セラミド
・グリセリン
・コラーゲン
・スクワラン
・ジグリセリン
・BG
・DPG

など

低刺激設計か

乾燥肌の方はすでにバリア機能が低下している傾向にあるため、低刺激かどうかも重要なポイントです。洗浄力が強すぎたり、刺激成分が含まれていたりするボディーソープを選ぶと、乾燥だけではなく赤みやかゆみなどを引き起こす可能性があります。

できるだけ、下記のような刺激成分が配合されていないものを選びましょう。

・香料
・パラベン
・界面活性剤
・防腐剤

など

無添加のボディーソープは他の商品と比べると費用が高くなりますが、お肌への負担を抑えられるのでおすすめですよ。

泡立ちのよさ

泡立ちの良さも重要なポイントです。泡立ちが良いと肌に加わる摩擦も減らせるため、乾燥肌さんにはおすすめだと言えるでしょう。

泡立ちが少ないと肌をゴシゴシこすりながら洗ってしまうため、ダメージが加わりやすくなります。泡立ちの良さは実際に商品を使ってみなければ分かりませんが、SNSなどで口コミをチェックしてみると良いでしょう。

乾燥肌さんのおすすめのボディーソープの使い方

乾燥肌でも、体を清潔に保つために毎日体を洗いたいものです。しかし、過剰に洗いすぎると肌に必要な皮脂まで落として、逆に乾燥を悪化させてしまうかもしれません。乾燥肌の方は、以下の2つのポイントに意識して体を洗ってみてください。

・乾燥が気になるところはお湯で流すだけでも問題ない
・優しく洗う

それぞれのポイントを詳しく解説します。

乾燥が気になるところはお湯で流すだけでも問題ない

スネや腕など特に乾燥が気になる場所は、お湯で流すだけでも充分です。特に、スネや腕などは皮脂腺が少ないため、汚れにくい部分です。お湯で流すだけでも汚れは十分に取り除けますし、臭いを発する心配もありません。

一方で、背中や胸などは皮脂腺が多いため、ボディーソープを使って汚れを落とす必要があります。汚れが溜まりやすいデリケートゾーンや手足なども、ボディーソープを使って汚れを落としていきましょう。

優しく洗う

乾燥肌の方がボディーソープを使って体を洗う場合は、とにかく「優しく丁寧に」を心がけてください。できればタオルや体を洗うネットを使うのではなく、手や綿などのお肌への負担が少ないタオルを使いましょう。

まずは泡立てネットでしっかり泡立てて、手のひらに乗せて優しく撫でるように洗いましょう。撫でるだけでは汚れは落ちないと思っている方もいますが、それは大きな間違いです。逆にゴシゴシこすると肌に負担がかかり、さまざまな肌トラブルを引き起こしやすくなるので注意してください。

乾燥肌さん向けの体の正しい洗い方

肌にやさしいボディーソープを使っていても、正しい洗い方をしなければあまり意味はないでしょう。ここからは、乾燥肌さんの正しい体の洗い方をご紹介します。

1.お湯の温度を36度~38度に設定する
2.ボディソープをしっかり泡立てる
3.泡でやさしく洗う
4.かけ湯で流す

上記の工程を詳しく解説していきます。

①お湯の温度を36度~38度に設定する

お湯の温度は36〜38度と人肌程度にしてください。お湯が熱すぎると、肌に必要な皮脂が流れ出て、乾燥しやすくなります。寒い冬の時期はついつい温度を高く設定してしまいがちですが、より乾燥しやすくなるので注意が必要です。冬の時期は最初に5分程度お湯を出しておいて、浴室を温めておくと良いでしょう。

②ボディソープをしっかり泡立てる

泡立てネットなどを使って、ボディーソープをしっかり泡立ててください。手のひらに乗せて逆さまにしても、泡が落ちない程度が目安です。

また、100円ショップなどでも販売している「ホイッパー」を使うと便利です。少量の水とボディーソープを入れて、ポンプを複数回上下させるだけで密度の高い泡ができるので、ぜひ活用してみてください。

③泡でやさしく洗う

十分に泡立てたら肌に乗せて、優しく撫でるように洗ってください。「泡で洗うこと」を意識すると、わかりやすいかもしれませんね。

④かけ湯で流す

最後はすすぎ残しがないように、かけ湯でやさしく洗い流してください。長時間泡に触れていると、どんどん肌の水分が奪われてしまうので、体を洗ったらすぐに洗い流します。シャワーの場合は水圧が強くなりやすく、肌に負担がかかる場合があります。特に敏感肌の方は少しの刺激でも反応しやすいので、注意してください。

乾燥肌さんの入浴後の正しい体のお手入れ

体を洗った後は、その後のお手入れも欠かせません。時間が経てば経つほど肌の潤いは奪われてしまうので、入浴後はすぐにお手入れする必要があります。具体的なお手入れのポイントは以下の2つです。

・体の水分を優しく拭き取る
・すぐに保湿ケアを行う

体の水分を優しく拭き取る

お風呂上がりは、ゴシゴシとタオルで擦りながら水分を拭き取っていませんか?ゴシゴシと拭き取ると摩擦のダメージが加わり、肌にとっては大きな負担となります。

タオルを押し当てるように水分をやさしく拭き取るのが重要なポイント。押し当てるだけでも水分はしっかり拭き取れるので、安心してくださいね。

すぐに保湿ケアを行う

お風呂上がりはとても乾燥しやすい状態です。お手入れが遅れるほど、お肌の潤いは奪われてしまうでしょう。乾燥を防ぐためにも、入浴後はすぐに保湿ケアを行うことが大切です。

乾燥で悩んでいる方は、保湿成分が豊富に含まれているクリームや、油分の多いクリームなどでケアするのがおすすめ!ただ、夏の時期はベタベタ感が不快に感じることもあるので、季節で使い分けるといいでしょう。

ボディの乾燥におすすめのボディミルク&バター

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また、クリーミーな質感ながらもべたつきがないため、一年中使いやすいのも魅力です。

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ラミティシリーズはラココや銀座グラティアの店舗でご購入いただけますので、お気軽にお問合せくださいませ。