本記事では、背中のブツブツの種類や見分けるためのポイント、適切な対処方法を解説します。
INDEX
背中のブツブツ、実は4種類もある

あまり知られていませんが、背中のブツブツは大きく分けて次の4種類があります。
・毛孔性角化症(角質詰まり型)
・毛嚢炎(感染・炎症型)
・ニキビ(皮脂詰まり型)
・汗疹(汗詰まり型)
毛孔性角化症(角質詰まり型)
毛孔性角化症とは、古い角質が毛穴に詰まってザラザラした手触りになる状態で、背中にできるブツブツの原因であることが多いです。
ターンオーバーの乱れや乾燥によって、古い角質が毛穴に蓄積することが主な原因で、特に10代~20代の若い女性に起りやすいです。
特に背中は衣服や髪の毛の摩擦、洗うのが難しいなどの理由で、ターンオーバーが乱れやすい部位であり、毛孔性角化症が起こりやすくなっています。
毛嚢炎(感染・炎症型)
毛嚢炎とは、毛根を包む「毛嚢」が細菌に感染した状態です。毛穴を中心に赤く痛みのある出来物ができるのが特徴で、膿を持つことも多いです。
皮脂の過剰分泌や汗・蒸れが原因になりやすく、ムダ毛の自己処理の際にシェーバーで肌が傷つき、そこから細菌が皮膚に浸入して毛嚢炎を起すこともあります。
特に背中は自己処理が難しい部分のため、カミソリの傷から毛嚢炎になる人も少なくありません。
ニキビ(皮脂詰まり型)
背中のニキビは顔にできるニキビと同様に、汚れや過剰分泌された皮脂が毛穴に詰り、アクネ菌が増殖することで引き起こされます。
背中は顔と同じく皮脂汗腺が多いほか、衣服の摩擦や蒸れ、洗い残など、ニキビの原因因子が多くあるため、できやすい部位となっています。
汗疹(汗詰まり型)
汗疹は「汗腺」という汗の出口が詰り、皮膚の下に汗がたまることでできる発疹です。赤みや痒みを伴うことが多いですが、透明な水ぶくれ状になることもあります。
夏場に多くみられる症状で、基本的には汗をたくさんかいた後に拭き取らず、衣服の中が蒸れたままに過ごしていることが原因になりやすいです。
自分の背中のブツブツを見分けるチェックポイント

背中のブツブツを見分けるには、次のポイントに注目してみましょう。
・痛み・かゆみの有無
・赤み・膿の有無
・季節性の有無
・発生場所
・背中のセルフチェックのやり方
なお、背中は自分では見えづらい場所のため、基本的には家族などに見てもらうのが一番です。セルフチェックをする場合は、姿見や合わせ鏡を上手く活用しましょう。
痛み・かゆみの有無
毛嚢炎は痛みやかゆみを感じることが多いです。重度のニキビも痛みを感じる場合がありますが、かゆみを伴うことは少ないため、かゆみがある場合は毛嚢炎と考えられます。
一方で毛孔性角化症は、さほど強い痛みはありません。もし痛みを強く感じる場合は、毛嚢炎かニキビの疑いが強くなります。
赤み・膿の有無
背中のニキビは赤みや膿を持つことがあります。一方、毛孔性角化症の多くは肌色で膿はなく、ブツブツも小さなものが広範囲にできるのが特徴です。
背中のニキビはぽつんとできることが多く、中心に芯や膿があります。このチェックポイントを踏まえて、自分の背中のブツブツを判断してみましょう。
季節性の有無
大量に汗をかく夏場にできるブツブツは汗疹の可能性が高く、乾燥しやすい冬場は毛孔性角化症の可能性が高いです。
夏場では「汗疹に似ているか」、冬場は「毛孔性角化症に似ているか」で考えてみると、自分の背中のブツブツを見分けやすくなるでしょう。
発生場所
背中のブツブツは発生場所で見分けることもできます。
| 場所 | 考えられる原因 | 理由 |
| 肩甲骨周辺・背中の中央・首~肩にかけて背中上部 | ニキビ | 皮脂分泌が活発衣服の摩擦や蒸れ洗いにくい |
| 肩甲骨付近 | 毛孔性角化症 | 衣類による摩擦が激しい乾燥しやすい |
| 肩甲骨周り・腰付近 | 接触性皮膚炎(かぶれ) | 下着による摩擦や締め付け |
上記の表は絶対ではないため、症状と比較しながら判断してください。
背中のブツブツのタイプ別の基本対処

背中のブツブツは、タイプによって基本的な対処法が異なります。
・毛孔性角化症:保湿+角質ケア
・毛嚢炎:シェーバーによる自己処理の見直し
・ニキビ:洗い方の見直し
・汗疹:通気性の良い服・汗をこまめに拭く
ニキビと決めつけて誤った対処をすると、悪化する可能性もあるため注意しましょう。
毛孔性角化症:保湿+角質ケア
毛孔性角化症は、保湿や角質ケアで肌のターンオーバーを整えることでブツブツを目立たなくできる可能性があります。
特に尿素やサリチル酸は硬くなった角質を柔らかくする効果が期待できるため、これらが配合されたものを検討してみてください。
毛嚢炎:シェーバーによる自己処理の見直し
背中の毛嚢炎の原因の多くは、ムダ毛の自己処理中による傷のため、怪我をしやすい自己処理は止めるのが望ましいです。ムダ毛処理は家族に協力してもらうか、サロンで脱毛するのも良いでしょう。
ニキビ:洗い方の見直し
背中ニキビの原因の多くは、しっかり汚れを落とせていないことです。背中は洗いにくい部分ですが、長めのブラシやタオルを使うなどして、汚れをきれいに落としましょう。
また、トリートメント類の油分が付着してできることも多いため、洗髪を済ませてから身体を洗うなど、洗う順番も見直してみましょう。
汗疹:通気性の良い服・汗をこまめに拭く
背中の汗疹は、汗をそのままにしたり、蒸れたりすることで起ります。こまめに汗を拭く・衣服を着替えるなどして、汗が身体についたままにしないように心がけましょう。
また、ブツブツをかきむしると痛みが出たり、長引いたりする場合があります。我慢できない場合は冷却したり、汗疹用の市販薬を使ったりして、かきむしらないようにしましょう。
背中のブツブツを悪化させないためのNG習慣

背中のブツブツを悪化させないために、次のような習慣を見直しましょう。
・熱いシャワーやナイロンタオルでのゴシゴシ洗い
・洗髪剤のすすぎ残し
・汗をかいたまま着替えない
・油分の多いボディクリーム
熱いシャワーやナイロンタオルでのゴシゴシ洗い
入浴時に熱いシャワーを浴びたり、ナイロンタオルでゴシゴシ洗ったりすると、背中の皮膚が乾燥や摩擦でダメージを受けます。
悪化させる可能性があるため、たっぷり石けんを泡立てて、手のひらで優しく洗いましょう。手洗いで物足りない場合は、柔らかい素材のタオルやスポンジの使用がおすすめです。
洗髪剤のすすぎ残し
トリートメントやコンディショナーの成分が背中に付着したままだと、油分が背中の毛穴を詰まらせてアクネ菌の増殖を招くため、ニキビの原因になります。
そのため、トリートメント・コンディショナー後にしっかり背中を洗い流すことを意識してみましょう。
汗をかいたまま着替えない
汗をかいたらシャワーで洗い流し、乾燥した清潔な衣服に着替えましょう。シャワーや着替えができない場合は、背中の汗を拭き取るだけでも効果があります。
汗や蒸れを予防するために、綿素材などの通気性のよい衣類を身につけることも大切です。
油分の多いボディクリーム
油分の多いボディクリームは、毛穴を詰まらせて雑菌が増殖しやすい環境を作り出します。特に毛嚢炎の代表的な原因菌であるマラセチア菌は皮脂や油分を好むため、さっぱりした使用感のローションや、「ノンコメドジェニック」の商品に変えるとよいでしょう。
背中の自己処理も見直しを

背中のブツブツを予防・改善するには、自己処理の見直しも必要です。
・カミソリの自己処理は毛嚢炎の原因
・プロに任せるのもおすすめ
・LACOCOのSHR方式で肌負担を軽減
カミソリの自己処理は毛嚢炎の原因
先にも触れたように、背中は自分では見えづらく凹凸も多いため、ムダ毛の自己処理が難しい場所です。カミソリが肌を傷つけてしまい、毛嚢炎になるケースも少なくありません。
セルフのムダ毛処理に不安がある場合は、家族に協力してもらうなど、別の方法を検討しましょう。
プロに任せるのもおすすめ
サロンでプロに任せれば、怪我の心配が少なく、きれいに仕上がりやすくなります。特に、背中は薄い産毛のため脱毛の効果も表れやすいです。
カミソリやシェーバーで剃る頻度も減るため、怪我による毛嚢炎のリスクを抑えられます。また、ムダ毛がなくなると毛穴に汚れや角質がたまりにくくなるため、ニキビや毛孔性角化症の予防にもつながるのもメリットです。
LACOCOのSHR方式で肌負担を軽減
LACOCOの採用するSHR方式脱毛は細い毛にもしっかり作用し、背中の産毛にも高い脱毛効果を期待できます。
さらに弱い熱を繰り返し与える「蓄熱式」で優しい光をあてるため、すでに背中にブツブツがある人でも比較的ダメージは少なく抑えやすいのもメリットです。
背中のブツブツで皮膚科を受診すべきサイン
背中のブツブツで次に当てはまる場合は、皮膚科を受診すべきです。
・背中全体など広範囲にブツブツが広がっている
・強い痛み・かゆみ・熱感がある
・ジュクジュクした膿がある
・2週間以上で長期化している
上記以外にも不安に思うことがあれば、躊躇わずに医師に相談しましょう。
まとめ:自分のブツブツを知って、正しくケアしよう

背中のブツブツは原因によってケアの方法が異なりますが、「清潔」「適度な保湿」はすべての症状に共通する対処法です。
予防・改善するには、自己処理を脱毛に切り替えるのもよいでしょう。LACOCOでは産毛にも効果が期待でき、ダメージも比較的軽めなSHR方式を採用しています。
背中のシェービングにも無料で対応しているため、ブツブツが気になる方は一度気軽に相談してみてください。
参考文献
▶︎毛孔性角化症
