また、「顔脱毛を始めたけれど、痛くて続けられない」という方もいるかもしれません。
そこで本記事では、顔脱毛の痛みの程度や、痛みを感じやすい部位、施術方法ごとの痛みの違い、痛みを軽減するための方法を詳しく解説。
痛みを正しく理解し、安心して顔脱毛を始めましょう。
INDEX
顔脱毛は本当に痛い？実際の痛みの程度を解説
顔脱毛は、他の部位と比べて痛みを感じやすいと言われています。これは、顔の皮膚が薄く敏感で、神経も集中しているため、少しの刺激でも痛みにつながりやすいことが理由です。
しかし、多くの場合、我慢できないほどの痛みではありません。たとえば、痛みの程度は以下のように表現されます。
・輪ゴムでパチンと弾かれるような痛み
・熱い針でチクッと刺されるような感覚
・油がはねたときのような熱い刺激
痛みの感じ方には個人差があるため、中には「涙が出るほど痛かった」という人もいますが、これはまれなケース。
「痛すぎて続けられない」というほどの強い痛みを感じる方は少数派で、「我慢できるレベル」「最初は驚いたけど、すぐに慣れた」といった感想が多く聞かれます。
顔脱毛でとくに痛いのはどこ？部位ごとの痛みの違いを比較
顔脱毛は全体的に痛みを感じやすい部位ですが、その中でも痛みを強く感じやすい部分と、比較的そうでない部分があります。
とくに痛みが強いと言われるのが「鼻下や口周り」「目の周辺（眉間や眉毛周り）」です。その一方で、「頬やフェイスライン、あご」は痛みが少ない傾向があります。
その理由と痛みの程度を具体的に見ていきましょう。
鼻下や口周り
鼻下や口周りが痛みを感じやすい理由は、皮膚が非常に薄く毛細血管が密集し、神経も集中していること。脱毛機の照射エネルギーが肌の奥に伝わりやすいため、刺激が強くなりやすく、「電気が走ったような強い痛み」と表現されることもあります。
目の周辺（眉間や眉毛周り）
目の周辺も、皮膚が薄くデリケートで神経も多いため、刺激が強くなりやすい部分。皮膚が薄く繊細であることに加え、感覚神経が多く敏感なためです。施術は目を保護しながら慎重に行われますが、それでも「チクッとした鋭い痛み」を感じる場合があります。
頬やフェイスライン、あご
逆に、痛みが少ないとされているのが、「頬やフェイスライン、あご」。皮膚がやや厚く、毛細血管も少なめなため刺激が伝わりにくいことが理由です。とくに頬の部分は、痛みへの不安が少ない部位と言われています。
事前に痛みの強い部位を理解しておけば、心の準備ができて、脱毛時のストレスを軽減できます。痛みが心配な方は、あらかじめスタッフに相談するのがよいでしょう。
脱毛方法で顔脱毛の痛みはどう変わる？方法別に詳しく解説
顔脱毛の痛みは施術方法によって大きく違います。一般的には出力が強いほど痛みも強くなりますが、最近では痛みを抑えて高い効果が出せる方法も登場しています。
代表的な方法ごとの痛みを紹介します。
医療レーザー脱毛
高出力レーザーで毛根を破壊するため、輪ゴムで弾かれたような鋭い痛みがあります。とくに顔の皮膚は薄いため、刺激を強く感じやすいと言われています。
ただし、最近では痛みを軽減した「蓄熱式レーザー」もあり、こちらは比較的痛みが穏やかです。
光脱毛（IPL方式）
エステサロンで一般的な方法で、レーザーより低出力のため痛みは比較的軽いのが特徴。「パチンとした軽めの刺激」と表現されることが多く、痛みがそれほど強くないため、初心者向けです。
光脱毛（SHR方式）
最近サロンで人気を集めている脱毛方法で、弱いエネルギーを広範囲に連続照射するのが特徴です。痛みはほとんどなく、「じんわりと温かさを感じる程度」と表現されます。
痛みに敏感な方や、これから顔脱毛を検討している方はもちろん、現在IPL方式で施術を受けていて痛みに悩んでいる方にもおすすめの方法です。
顔脱毛の痛みを和らげる方法を解説！施術前後にできる対策6選
顔脱毛の痛みは、施術前後の工夫によって軽減することができます。具体的にどのような方法が効果的なのか、順に確認していきましょう。
施術前にしっかりと保湿ケアを行う
肌が乾燥していると、バリア機能が低下して痛みを感じやすくなります。そのため、施術の前日までにヒアルロン酸やセラミドを配合した化粧水・乳液を使って、肌を十分に潤しておくのがおすすめです。
ただし、施術直前（前日の夜〜当日の朝）は油分が多いクリームの使用を避けましょう。油分が毛穴に残ると、脱毛効果が落ちる場合があるからです。
UV対策を徹底し日焼けを避ける
肌が日焼けするとメラニン色素が増え、これに脱毛機の熱エネルギーが強く反応。そのため、痛みを強く感じることがあります。
脱毛期間中は以下のようなUV対策を徹底しましょう。
・外出時は日焼け止めを必ず使用
・日傘や帽子などで紫外線を防ぐ
・万が一日焼けをしたら、肌を冷やして鎮静
生理中や体調不良の時期は脱毛を避ける
生理中や体調不良のときは、ホルモンバランスや体調の変化で肌が敏感になり、痛みを感じやすくなります。痛みに不安がある方は、生理期間中を避け、体調が安定している日に施術を受けるのがおすすめです。
施術前のシェービングを丁寧に行う
脱毛前のシェービングが不十分だと、長く残った毛に強く反応して痛みが増す場合があります。シェーバーで丁寧に産毛を剃り、剃った後はしっかり保湿して肌のコンディションを整えておきましょう。
冷却ジェルを積極的に活用する
脱毛サロンでは、冷却ジェルや冷風機能を使うことで肌の感覚を鈍らせ、痛みを和らげる方法が一般的。とくに、施術後は冷たいタオルや保冷剤でクールダウンすると、痛みや赤みの軽減に効果的です。
施術中は痛みを我慢しない。「痛い」と感じたらすぐにスタッフに伝える
施術中に痛みが気になったら、我慢せずスタッフにすぐに伝えましょう。その場で照射の強さを調整したり、照射スピードを落としたりと、痛みを和らげるための対応をしてもらえますよ。
また、施術中に緊張すると痛みを強く感じやすくなると言われています。深呼吸をしてリラックスすることも大切なポイントです。
痛いほうが顔脱毛の効果が高い？知っておくべき痛みと効果の関係
SNS上などで、「痛いほうが脱毛効果が高い」という話を聞いたことがあるという方も多いと思います。しかし、痛みの強さと脱毛効果は必ずしも比例しません。順を追って説明します。
「痛みの強さ＝脱毛効果」ではない
レーザーや光を照射したときの熱が神経を刺激することが、痛みの主な原因です。つまり、痛みを強く感じたからといって、必ずしも毛根にダメージを与えているわけではありません。
実際、多くの医師や専門家も、「痛みの強さと脱毛効果は直接関係しない」と明言しています。
出力が高いと効果は高まるが、副作用も増える
高出力のレーザーなどを使えば、毛根を強く破壊するため効果は早く現れます。しかし、同時に強い熱刺激が生じて痛みも強くなります。
さらに、出力が強すぎると以下のような副作用のリスクも。
・肌の赤みや炎症
・火傷や色素沈着などの肌トラブル
・強い痛みによる施術への抵抗感
出力が強いと必ずしも良いわけでないと覚えておきましょう。
最新の脱毛技術の中には、痛みが少なくても効果が得られるものも
最近では、SHR方式のように、痛みを大幅に抑えながら十分な脱毛効果を得られる技術が普及してきました。実際、「SHR脱毛で半年後には自己処理が不要になった」と効果を実感している方も多くいます。
現在、従来の脱毛方法で顔脱毛をしていて、どうしても痛みが気になるという方は、SHR方式への切り替えを検討してみるのもよいかもしれません。
実際のところ痛みはどう？顔脱毛経験者のリアルな体験談をチェック
最後に、顔脱毛を受けた方のリアルな口コミや体験談を紹介します。実際に施術を受ける際の参考にしてください。
「かなり痛かった」という感想
少ないながらも、顔脱毛の痛みが「想像以上だった」という声はあるようです。
| 「鼻下が特に痛いと聞いていましたが、実際に施術したら電気が走ったような激痛。思わず声が出ました」 |
| 「医療脱毛でVIOより顔が倍くらい痛かった。早く終わってほしいとずっと思ってました」 |
「それほど痛くなかった」という感想
一方で、耐えられる範囲の痛みだったという意見も多数寄せられています。
| 「VIOに比べれて、顔脱毛は全然我慢できる痛みでした」 |
| 「最初は少し痛かったけど、慣れたら気にならなくなりました」 |
| 「ヒゲの濃い部分に少し痛みはありましたが、全体的には医療脱毛よりずっと楽でした」 |
顔脱毛の痛みを正しく理解して、安心して顔脱毛を始めよう
顔脱毛は、施術方法や部位によって痛みが異なりますが、多くの場合は我慢できる範囲の痛みです。また、事前の保湿ケアや脱毛方法の選択など、適切な対策を取ることで痛みを和らげることができます。
ラココでは、痛みを抑えながら十分な脱毛効果を得られるSHR脱毛を採用しています。痛みが比較的強いと言われる顔脱毛も安心です。
顔脱毛が気になるけれど痛みへの不安がある方、またIPL方式の施術を受けていて痛みに悩んでいる方も、ぜひ一度ラココにご相談ください。自分に合った脱毛法を見つけ、ツルツルの美肌への一歩を前向きに踏み出しましょう！