「剃る場合はどこまで処理すればいいの?」
デリケートゾーンのムダ毛は、自分では見えにくくて処理方法も人それぞれなので正解がわからず不安になりがちです。アンダーヘアを剃ることには、メリットもあれば注意すべきデメリットも。
そこで今回は、アンダーヘアを剃るために必要な正しい知識と処理方法、そして気をつけるべきポイントを解説していきます。アンダーヘアを剃るか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
INDEX
アンダーヘアを剃る前に知っておきたい基礎知識

アンダーヘアが生えているデリケートゾーンは肌が敏感なうえ、処理方法を間違えると肌トラブルの原因になることがあります。そのためアンダーヘアを剃る前に、使う道具や剃る範囲などの基礎知識について知っておきましょう。
アンダーヘアを剃るためのアイテム
アンダーヘアを剃るには、以下のようなアイテムをそろえると安心です。
【アンダーヘアを剃るためのアイテム】
電動シェーバー:肌への負担が少なく、安全に使えるので初心者におすすめ。
カミソリ:細かい部分の処理に便利だけど刃が肌に直接触れるため注意が必要。
ヒートカッター:毛先を熱でカットするのでチクチク感を抑えられる。
清潔なタオルや鏡:剃る際に使用。とくにIラインやOラインの処理には鏡が必須。
アンダーヘアを剃るときは、自分が使いやすいアイテムを選ぶことでトラブルを予防できます。
アンダーヘアの剃る範囲
剃る範囲は人によって異なりますが、アンダーヘアの剃る範囲は主に「Vライン」「Iライン」「Oライン」の3つに分けられます。
【アンダーヘアを剃る範囲】
Vライン:ビキニラインとも呼ばれ、下着や水着からはみ出しやすい部分。整えるだけの人もいれば、全剃りする人も。
Iライン:陰部の両側でムレやニオイ対策で処理する人が増えているけれど慎重な処理が必要。
Oライン:肛門まわりの部分で自分では見えにくい場所なのでサロンでの処理を選ぶ方も多い。
アンダーヘアのどこを剃るかは、自分のライフスタイルや好みに合わせて決めるようにしましょう。
アンダーヘアを剃るタイミングと頻度
アンダーヘアを剃るベストタイミングは、お風呂上がりの清潔な状態。お風呂上がりは肌がやわらかくなっており、毛も処理しやすくなっています。
頻度には個人差がありますが、1〜2週間に1回を目安にするのが一般的。毛が伸びるスピードや肌の状態を見ながら、剃る頻度は調整するのがおすすめです。
また、アンダーヘアを頻繁に剃ると肌への負担が増えるため、必要以上に処理することは避けましょう。
アンダーヘアのデザイン
近年ではアンダーヘアを単に剃るだけでなく、自分好みに「デザイン」する人も増えています。代表的なアンダーヘアのデザインは以下の通りです。
【アンダーヘアのデザイン】
ナチュラル型:自然な形を残しつつ、整える程度でナチュラルな仕上がり。
逆三角型:シャープでスッキリとした印象の形で人気。
スクエア型・細め型:下着や水着に合わせて細くデザインする形。
ハイジニーナ:アンダーヘアをすべて剃って無毛の状態にする。ムレやニオイ対策に◎。
アンダーヘアは自分の快適さと見た目のバランスを考えながら、無理のない範囲でデザインを楽しみましょう。
アンダーヘアを剃るメリット

アンダーヘアを剃るかどうか迷っている方もいますよね。アンダーヘアは剃ることで、以下のようなメリットが得られます。
ムレやニオイの予防
アンダーヘアを剃るメリットは、ムレやニオイの予防になることです。アンダーヘアが密集していると、汗や皮脂がたまりやすくてムレやニオイの原因に。とくにIラインやOラインは通気性が悪くなりやすいため、アンダーヘアを剃ることで清潔さを保ちやすくなります。
デリケートゾーンのニオイに悩んでいた方が、処理後に「ニオイが気にならなくなった!」と感じるケースも多いです。夏場や生理中の快適さがグッとアップするのも、アンダーヘアを剃る大きな魅力。
下着や水着からのはみ出し防止
下着や水着からのはみ出し防止になるのも、アンダーヘアを剃るメリットのひとつです。
Vラインの毛が下着や水着からはみ出すのが気になる…という方も多いはず。アンダーヘアを剃ると、そうした心配が減って自信を持ってファッションを楽しめます。水着やショーツをキレイに着こなすには、アンダーヘアを見える部分だけでも処理しておくのが◎
アンダーヘアを剃るデメリット

アンダーヘアを剃るとムレやニオイの予防などのメリットがある一方で、アンダーヘアを剃ると肌トラブルのリスクがあるのも事実。トラブルを回避するためにも、アンダーヘアを剃るデメリットについても知っておくことが大切です。
肌トラブルを起こす可能性がある
アンダーヘアをカミソリやシェーバーで剃ると、肌に小さな傷がついたり炎症が起きたりする可能性があります。アンダーヘアが生えているデリケートゾーンは皮膚が薄くて外部刺激に弱いため、処理には細心の注意が必要。
アンダーヘアを剃るときはできるだけ肌への負担が少ないアイテムを使い、剃ったあとの保湿や清潔ケアを徹底しましょう。アンダーヘアを剃る際に少しでも違和感を感じたら、無理に続けずに肌を休ませることも大切です。
剃ったあと毛がチクチクする
アンダーヘアを剃った直後はスッキリしていても、数日後に毛が伸びてくると「チクチクして不快…」と感じることがあります。とくにIラインやOラインの皮膚に触れると、かゆみや刺激になることも。
こうしたアンダーヘアを剃ったあとの不快感を防ぐためには、ヒートカッターなどで毛先を丸く処理するのもひとつの方法です。さらに処理後の肌ケアをしっかり行い、ゆったりとした下着をつけるようにしましょう。
アンダーヘアを剃るのはアリ?それともナシ?

そもそもアンダーヘアを剃るのは、アリ?それともナシなのでしょうか?
ハッキリ言うと、アンダーヘアを剃るかどうかに「正解」はありません。アンダーヘアを剃ることで快適になる人もいれば、自然なままの方が自分らしいと感じる人もいます。
大切なのは「誰かのため」ではなく「自分自身がどう感じるか」です。もしアンダーヘアを剃ることで気持ちが明るくなるなら、それは素敵な選択。しかし、アンダーヘアを剃ることに少しでも不安があるなら無理に剃る必要はまったくありません。
アンダーヘアを剃るかどうかは、よく考えて決めましょう。
アンダーヘアを剃る正しい方法

アンダーヘアを安全に剃るには、準備からアフターケアまでを丁寧に行うことが大切です。とくにデリケートゾーンは肌が敏感なため、間違った方法で処理するとトラブルの原因に。
必要なアイテムをそろえたうえで、肌を清潔にしてやさしく丁寧に剃っていくことがポイントです。
以下でアンダーヘアを剃る正しい方法について詳しく解説します。アンダーヘアを剃る前に、ぜひチェックしておいてくださいね。
アンダーヘアを剃る前に用意するもの
アンダーヘアを安全かつキレイに剃るために、以下のアイテムを用意しましょう。
【アンダーヘアを剃る前に用意するもの】
電動シェーバー:肌への負担が少なく、初心者にも扱いやすい。
ハサミまたはトリマー:毛の長さをある程度カットしてから剃ると◎。
鏡:IラインやOラインの確認用に必須。
肌にやさしいボディソープやシェービングジェル:剃るときの摩擦を減らすために使用。
保湿クリームまたはジェル:アンダーヘアを剃ったあとの肌ケア用。
タオルやティッシュ:アンダーヘアの剃った毛を拭き取って清潔に保つために。
事前にアイテムを整えておくことで、スムーズにアンダーヘアの処理ができます。
アンダーヘアを剃る前の準備
アンダーヘアを剃る前には、以下のような準備をしておきましょう。
【アンダーヘアを剃る前の準備】
1. お風呂に入る:皮膚をやわらかくしてアンダーヘアの毛を柔軟にする。
2. 毛を短くカット:毛の長さが2〜3cm以上ある場合はまずはハサミでカットする。
3. 肌を清潔にする:アンダーヘアを剃る部分の汚れや皮脂をしっかり洗い流す。
4. シェービング剤を使う:カミソリやシェーバーによる摩擦を防ぐ。
しっかりと剃る前に準備をすることで、アンダーヘアを剃るときの肌負担をぐっと減らせます。
アンダーヘアの剃り方の手順
アンダーヘアを剃るときは毛の流れに沿ってシェーバーやカミソリを滑らせ、強く押し付けずに少しずつ丁寧に行うのがコツです。
さらに、以下で3つのラインの剃り方の手順について詳しく解説しますので、ぜひ参考にして剃ってみてくださいね。
Vラインの剃り方
Vラインを剃るときは、ハサミやトリマーで毛を短くカットしてからシェーバーやカミソリで理想のラインに沿って剃っていきます。剃る部分が見えにくい場合は鏡を使いながら、左右対称になるようにバランスを見るのがコツ。
カミソリやシェーバーは毛の流れに沿って上から下へ向かって軽く滑らせ、深剃りは避けましょう。あらかじめVラインのデザインを決めておくと仕上がりがキレイになります。
Iラインの剃り方
Iラインはとても敏感な部位なので、慎重に行いましょう。Iラインは自分からは見えにくいため、鏡を床に置いて足を開いて確認しながら剃っていきます。
剃るときは肌を軽く引っ張りながら、毛の流れに沿ってゆっくりシェーバーを動かしましょう。粘膜に近い部分はとくに注意が必要なので無理に剃らず、Iラインは気になる部分だけを処理するのが◎
Oラインの剃り方
Oラインは自分で確認しづらいため、鏡を使って慎重に行う必要があります。しゃがんだ状態で鏡を見ながら、毛の流れに沿ってゆっくりシェーバーを動かします。
手が届きにくい部分は無理をせず、可能であれば誰かに協力をお願いするかサロンでの処理も視野に入れましょう。
アンダーヘアを剃ったあとのケア方法
アンダーヘアを剃るときは、処理後のケアもとても重要です。
まず、剃った部分をぬるま湯でやさしく洗い流し、清潔なタオルで軽く押さえるように水気をふき取ります。そのあとは、低刺激の保湿ジェルやクリームをたっぷりと塗って肌を保護しましょう。
かゆみや赤みが出やすい人は、抗炎症成分入りのクリームを使うのも◎
また、処理直後は締めつけの強い下着や摩擦の多い服は避け、肌にやさしい素材を選ぶようにしましょう。
アンダーヘアを剃る際の注意点

自己処理は手軽な反面、肌トラブルのリスクも高いです。とくに、デリケートゾーンはほかの部位よりも敏感なため、注意しておきたいことがあります。
ここでは、アンダーヘアを剃る際の注意点について解説しますので、剃る前にしっかり確認しておきましょう。
カミソリよりも電動シェーバーを使うほうが◎
カミソリは刃が肌に直接触れるため、どうしても刺激が強くなりがち。とくにデリケートゾーンのような敏感な部位では、肌荒れや切り傷のリスクが高くなります。
そのためアンダーヘアを剃るには、電動シェーバーを使うほうがおすすめ!
電動シェーバーは刃が直接肌に触れない構造になっており、負担を最小限に抑えて安全に処理できるのが特徴です。初心者や肌トラブルを避けたい方には、アンダーヘアを剃るなら電動シェーバー一択といってもよいでしょう。
肌トラブルが起きたときの対処法
アンダーヘアを剃る前に、肌トラブルが起きたときの対処法について知っておくことが大切。
アンダーヘアを剃って「赤み、かゆみ、ヒリヒリ感」が出たときは、まずは肌をしっかり休ませましょう。その際に冷たいタオルで冷やすと症状が和らぐのでおすすめです。
次に敏感肌用の保湿クリームで肌を整え、炎症がひどい場合は市販の抗炎症薬を使うのも◎
それでも症状が改善しない場合は、皮膚科を受診するのが安心です。自己判断で刺激の強い薬を使わないように注意してくださいね。
剃らないほうがいいケースがある
肌が極度に乾燥している、かぶれや炎症がある、体調がすぐれないときなどは、処理を避けたほうがいいでしょう。また、生理中は雑菌が繁殖しやすくて肌も敏感になるため、できれば避けたほうが安心。
アンダーヘアを剃るときは無理に処理せず、肌の状態が落ち着いてから行うことが大切です。自分の体調や肌の調子を最優先に考えて判断しましょう。
もっと楽にアンダーヘアを処理したいなら脱毛も検討してみよう

「毎回の処理が面倒」「肌トラブルが不安」そんな方には脱毛サロンでのVIO脱毛も検討してみましょう。
プロの手で行う脱毛は仕上がりがキレイなだけでなく、自己処理の手間から解放されるのが大きな魅力。将来的に自己処理の頻度を減らしたい方には、VIO脱毛がおすすめです。
VIO脱毛のメリット
VIO脱毛はカミソリや電動シェーバーで剃るのと違い、施術を重ねると毛が薄くなったり生えにくくなったりするのがメリット。
毛が薄くなることでアンダーヘアの処理がラクになるため、長期的な肌負担も軽減されます。ハイジニーナ(無毛)にしたい方から自然に整えたい方まで、希望に合わせたデザインが可能なのもVIO脱毛のメリットです。
脱毛サロン選びのポイント
VIOはとてもデリケートな部位なので、サロン選びは慎重に行いましょう。脱毛サロン選びのポイントは以下の通りです。
【脱毛サロン選びのポイント】
・VIO脱毛の実績が豊富か
・痛みに配慮した脱毛機を使用しているか
・スタッフの対応が丁寧で相談しやすいか
・料金体系が明確か
とくに、痛みが不安な方には「SHR方式(蓄熱式)」を採用している脱毛サロンがおすすめ。やさしい光で徐々に毛を減らしていくため、痛みが少なくて肌にやさしい脱毛が可能です。
アンダーヘアを剃るか迷ったら脱毛も選択肢に入れて相談してみよう♪

「アンダーヘアを剃るか」「そのままにするか」「脱毛をするか…」どの選択も間違いではありません。大切なのは、自分の心と体が「快適」と思えるかどうかです。
「自己処理は面倒だけど、見た目は気になる」「肌が弱いから毎回剃るのは不安」そんな気持ちがあるなら脱毛という選択肢もアリ!
脱毛サロン「ラココ」では、痛みの少ないSHR脱毛を導入しており、VIO脱毛も人気が高いです。「VIO特化モード」によって短時間で施術ができ、敏感肌の方にもやさしい設計なのが魅力。
ラココでは無料カウンセリングが受けられるため、アンダーヘアを剃るか迷っている方はお気軽にご相談ください。アンダーヘアを処理して、あなたらしく快適に過ごせる方法を一緒に見つけましょう♪
