しかしお顔にレーザーや光を当てて肌荒れすることはないのか、不安に感じる方もいるはず。もしかしたら既に、顔脱毛による肌荒れで悩んでいる方もいるかもしれませんね。
顔脱毛による肌荒れには原因があります。そしてもちろん防ぐこともできますよ。本記事でくわしく解説していきますね。
INDEX
顔脱毛後に肌荒れ症状が見られる原因
顔脱毛にはさまざまな方法があります。大きく分けると医療脱毛で用いられるレーザー脱毛、美容脱毛で用いられる光脱毛です。いずれも肌に対して光やレーザーを照射し、毛の黒いメラニン色素に反応する熱エネルギーを利用して、発毛に関わる組織にダメージを与える仕組みです。
脱毛後の肌荒れは主にこの熱が原因。発毛に関わる組織だけでなく、毛穴周辺の皮膚すべてに影響を及ぼすため、肌トラブルにつながることもあるんです。
顔脱毛後に見られる肌荒れの種類
顔脱毛によってどのような肌荒れ症状が見られるか、くわしく解説していきますね。
乾燥
施術に使用されるレーザーや光の熱によって、肌の水分が奪われると乾燥しやすくなります。顔は体の中でも皮膚が薄く、もともと乾燥しやすい部位。施術後の保湿ケアが十分でないとさらに乾燥が長引き、そのままバリア機能が低下して、慢性的な乾燥状態になることもあります。施術後のデリケートな肌に紫外線を浴びることも、乾燥がひどくなる原因です。
赤み（紅斑）
医療脱毛のように出力の強いレーザーを使った脱毛を受けた場合、毛穴の中で作られる熱も高温になります。この熱により毛根周辺の皮膚が軽い炎症を起こすと、赤みとなって現われます。ひどい場合は腫れや火傷のような症状が出ることも。大抵は数日程度で落ち着きますが、まれに炎症が続き治療が必要になることもあります。
かゆみ
顔脱毛の後にかゆみが生じることもあります。これは脱毛の熱による乾燥や刺激が原因。かゆいからといってかいてしまうと、傷がついたりそこからさらに炎症が起きたりすることもあるため、絶対にかかないようにしましょう。
ニキビ
顔脱毛は本来、ニキビの改善につながる施術です。ムダ毛があると毛に皮脂や汚れが絡まって毛穴に詰まりやすくなります。そこでアクネ菌が増殖するとニキビに。しかし脱毛でムダ毛が毛根からなくなれば毛穴でアクネ菌が増殖する原因が減るため、ニキビができにくくなるんです。とはいえ脱毛の刺激で肌のバリア機能が低下すれば、アクネ菌が増殖してかえってニキビができることもあります。
毛嚢炎
ニキビと似た症状に毛嚢炎があります。毛嚢炎とは毛穴で炎症が起こり、そこで黄色ブドウ球菌などの常在菌が増殖している状態。小さく赤いポツポツがいくつもできている、発疹のてっぺんに凹みがあって中心に黒っぽい膿があるなら毛嚢炎です。
痛みや熱感をともなうこともあるうえ、見た目の問題にも直結するのでお顔にできるとなかなか深刻。自然に治るものではありますが、ひどい場合は皮膚科に受診する必要があるでしょう。
顔脱毛で肌トラブルを回避するポイント
顔脱毛で肌トラブルが起きないようにするためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
肌にやさしい脱毛を選ぶ
お顔はデリケートな部位のため、できるだけ肌にやさしい脱毛を選びましょう。医療脱毛に使用されるレーザーと美容脱毛に使われる光では、肌へのダメージが大きく異なります。
医療レーザーもお顔に照射する場合は出力を調整し、無理のないよう施術を行いますが、もともとのパワーが違うのでどうしても不安が残ります。
そもそも産毛の脱毛は美容脱毛の得意とするところなので、「肌にやさしい＝効果がない」と心配する必要はありません。自分の肌と相談しながら、負担の少ない方法を選ぶようにしましょう。
施術後の保湿ケアを十分に行う
どのような脱毛方法で顔脱毛をしても、施術後の保湿ケアは欠かせません。熱のこもった肌は放っておくと乾燥が進むため、たっぷりと丁寧に保湿することが大切です。普段使用しているもので問題ありませんが、もし使ってみていつもと違う刺激を感じるようなら、アルコールやパラベンフリーなど、デリケート肌用のものに切り替えてみるのもおすすめです。
セラミドやヒアルロン酸など、肌にもともと存在し、保湿効果の高い成分が配合されたスキンケアだと、肌にやさしくたっぷりと保湿できますよ。化粧水、乳液、肌状態によってはクリームも使い、水分が逃げないようしっかりふたをしてあげましょう。
顔脱毛後の肌トラブルがどうしても心配なら、早めにデリケート肌用のスキンケアに切り替えておくのも一つの方法です。脱毛後に急に変えたことで起こる肌トラブルの心配もなく、施術後も継続してデリケート肌用のスキンケアを使用できるので、肌負担を最小限に抑えられますよ。
施術後の洗顔、使用アイテムに注意
施術後の洗顔にも注意しましょう。ごしごし洗いは絶対にNGです。十分に洗顔を泡立て、泡を転がすように洗いましょう。泡の立たないミルクタイプの洗顔を使用するのもおすすめですよ。
一方でスクラブ入りなど角質ケア効果があるものは肌への刺激が強いため、脱毛後の使用は控えましょう。少なくとも施術から2週間程度は使用しないようにしてくださいね。
施術後の紫外線対策を忘れない
脱毛による肌ダメージに拍車をかけるのが紫外線。健康な状態の肌でも、紫外線は乾燥や肌荒れ、シミ、シワ、たるみの原因になります。
脱毛で肌が敏感になっているところに紫外線を浴びると、余計に肌荒れがひどくなる可能性があります。紫外線の強い春夏に限らず、1年中UVケアを徹底しましょう。日焼け止めならSPF30～35、PA+++以上のものを選んでおくと安心です。日傘や帽子などを併用すると、より紫外線防止効果が高まりますよ。
スキンケアで落ち着かないなら迷わず皮膚科へ
赤みや腫れ、かゆみなどが落ち着かない、ひどくなるようなら、迷わず皮膚科を受診しましょう。赤みや毛嚢炎が治るまでに時間がかかると、色素沈着を起こすこともあります。色素沈着するとなかなか元に戻らないため、早めの受診がおすすめですよ。
医療脱毛の場合は、施術を受けたクリニックに相談してみてくださいね。
顔脱毛の肌荒れが心配ならやさしい脱毛を選ぼう
顔脱毛は自己処理の手間を省けて、毛穴レスなつるつる肌を目指せる魅力的な施術です。しかし肌荒れが心配、既に肌荒れに悩んでいるなら、脱毛の種類から検討してみることも大切ですよ。
脱毛サロンラココでは、お顔の産毛脱毛に効果的なSHR方式の脱毛を提供しています。数ある脱毛の中でもとにかく肌にやさしい光を使うのが特徴。やさしいけれど、必要な部分にはしっかりダメージを与えるので、ヒゲのように目立つ口周りのムダ毛もお顔全体の細かい産毛もまるっとスッキリさせられます。アトピーの方でも施術可能なので、顔脱毛したいけど肌荒れが心配な方は、ぜひラココの脱毛を体験してみてくださいね。