しかしいざプールに行くとなると気になるのがメイク。ぬれたら台なしになるとわかっていても、やっぱりすっぴんで出かけるのは勇気がいります。
そこで今回はプールに行く際の落ちにくいメイクを伝授。アイテム選びから、落ちにくいメイク術まで紹介するのでぜひチェックしてみてくださいね。
INDEX
プールに行くときメイクはどうする?メイク選びのポイント

プールでぬれても全く落ちないメイクというのは難しいですが、ある程度落ちないように工夫することは可能です。まずは押さえておくべき、プール用メイク選びのポイントを解説しますね。
日焼け止めはマスト
プールは遮るものが少なく直接日差しが降り注ぐうえ、紫外線は水面で反射するためとても日焼けしやすい環境です。水に潜っても紫外線を遮る力は少なく、やはりUV対策は欠かせません。
プールなど夏のレジャーを楽しむ際は、SPF30以上、PA+++以上を目安に紫外線防止効果の高い日焼け止めを用意しましょう。
ウォータープルーフ仕様のアイテムを選ぶ
プールでぬれても落ちないメイクをするには、ウォータープルーフタイプのアイテムを選ぶのがマストです。
日焼け止めももちろんウォータープルーフタイプを用意したいですが、ファンデーションや下地などのベースメイクの他、アイカラー、アイライナー、マスカラ、アイブロウなどもウォータープルーフでそろえることは可能です。色味やテクスチャーなど、選択肢はある程度限られますが、プールで遊んでいる最中にメイクがドロドロに……とならないためにも、まずはウォータープルーフ対応のアイテムを選んでおきましょう。
こすれや表情の動きに強いアイテムを選ぶ
アイカラーやアイライナー、マスカラなどのポイントメイクには、こすれや表情の動きによるヨレに強いアイテムもあります。いわゆるロングラスティングといわれるアイテム。少なくとも目元だけはしっかりメイクしておきたい、という方にもぴったり。普段使いもできるので、この機会に取り入れてみては?
ティントタイプのアイテムを使う
ティントタイプのアイテムを使って、メイク落ちを防ぐ方法もあります。ティントには「染め付ける」という意味合いがあり、実際、染めたように長時間しっかりと色が残ります。
食事をしてもこすっても、もちろんプールでも落ちにくいので、レジャーでは重宝するアイテム。ティントリップなら、1日きれいな色づきを楽しめます。眉ティントは前日から仕込んでおく必要があるものもあるので、使い方に注意しながら取り入れてみましょう。
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プールメイクをテクニックで落ちにくくする方法

プールメイクを落ちにくくするには、ウォータープルーフなどアイテムの特性だけでなく、テクニックでもある程度落ちにくくできます。
パウダーでさらさらに整える
汗皮脂に強いタイプのフェースパウダーを使って、しっかりとメイクを留めましょう。パフを使って肌表面がさらさらになるくらいつけ、余計な粉はブラシで払っておきましょう。小鼻や目の際、下まぶたなどメイクの崩れやすい部分は余計な油分が残らないよう、特に丁寧につけてくださいね。
眉メイクの維持にもパウダーは重要。眉を描く前に毛の中までしっかり仕込んでおくと、きれいに描けるうえ持ちも良くなります。
薄づき仕上げを心掛ける
プールに行く際のメイクは薄づき仕上げを心掛けましょう。厚塗りになるとどうしても崩れやすくなります。崩れ方も汚くなってしまうので、薄くつけてしっかり密着させるのがポイントですよ。
マスカラは下地も使って、つけまつげ・カラコンはお休みで
マスカラは下地と合わせて使うと、より滲みにくくなります。カール力もアップするので、プールでもぱっちりした目を維持したい方にはおすすめです。
水がかかったり人と接触したりする可能性の高いプールでは、つけまつげはお休みしておきましょう。いくら接着力の高いものを使っても、取れてしまったらかなりショックですからね。
カラコンも同様に、プールに行く際はお休みしましょう。取れてしまう可能性だけでなく、室外の暑い環境で過度に乾燥し、張り付いて取れづらくなり眼球を傷付ける原因になることもあります。取れたときや何かトラブルが起きた際にリカバリーが大変なアイテムは、初めから使用しないのがポイントですよ。
メイク崩れ防止スプレーを使う
メイクの仕上げにメイク崩れ防止スプレーをかけておくと、メイク持ちがさらにアップします。メイク崩れ防止スプレーとは、成分が肌をコーティングしたり、余計な油水分を飛ばしたりすることでメイクの密着力を高めるアイテム。
メイク崩れ防止スプレーを使用する際は、お顔から15cm程度離してまんべんなくスプレーし、乾くまで触らずに待ちましょう。暑い季節はひんやりした使い心地のものを使うと、引き締め効果が高まって化粧持ちもさらに良くなります。
プールメイクは落としにくい!クレンジング選びのポイント

プール用に落ちにくいメイクをしたのはいいものの、落とすときが大変というデメリットがある点は押さえておきましょう。フィルムタイプのように、水にも皮脂にも強いのにお湯でさっと落とせるものもありますが、基本的にはいつものクレンジングだと落とすのに時間がかかります。
クレンジングに時間がかかりすぎたり、落ちないからとゴシゴシしてしまったりすると肌への大ダメージ。プールメイクをするときは、落とすときのことも考えて専用のクレンジングを用意しておきましょう。
ポイントメイクリムーバーは必須
目元や口元は皮膚が薄くデリケートなため、落ちにくいプールメイクは必ずポイントメイクリムーバーを使って落としましょう。
マスカラは特に落ちにくいので、専用のものがおすすめ。マスカラの形をしていて、ピンポイントでまつげになじませられるリムーバーがおすすめです。マスカラだけ先に落としてから、ポイントメイクリムーバーを目元全体に使うと、無理なくきれいに落とせますよ。
ただし、サラッとしたタイプはラメやパールを絡め取るのが苦手な傾向。とろみがあるとラメやパールと絡みやすいので、メイクのタイプに合わせてリムーバーのテクスチャーも選びましょう。
落としにくいプールメイクにはオイルクレンジングがベスト
ウォータープルーフ仕様のメイクや、SPF値の高い日焼け止めはとにかく落ちにくいので、クレンジング効果の高いオイルタイプを選びましょう。特に日焼け止めは、レジャーで1日つけていると、乾燥の影響もあって肌に張り付いたようになり、キメの間に入ってなかなか取れないことがあります。
ゴシゴシこすると肌への負担になるのでやさしくが基本ですが、皮膚を伸ばすなどして細かい部分まで丁寧にクレンジングしてくださいね。
なお、ボディは普段使っている洗浄料でOKとしている日焼け止めも多いですが、取れにくい場合はクレンジング料を使用することをおすすめします。断然早くきれいに落とせますよ。
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【プールメイクの注意点】プールによってはメイクNGの場合も

プールによっては、そもそもメイクをして利用することをNGとしている場合があります。メイクをしてプールに入ると少なからず落ちてしまい、それが水質の悪化につながるためです。誰もが快適に利用できるようにするためのルールなので、きちんと守るようにしましょう。お出かけ先が決まったら、メイクについてルールがないか事前に確認しておくと安心です。
プールへ行くなら落ちにくいメイクで自分らしく楽しもう

プールメイクは、落ちにくいウォータープルーフタイプを使い、いつもより少し控えめに仕上げるのがポイントです。フェースパウダーでベースメイクをしっかり密着させ、ポイントメイクが滲むのを防ぎましょう。
クレンジングはポイントメイクリムーバーと、よく落ちるオイルクレンジングのコラボがマスト。スッキリ落とした後はいつも以上にたっぷりと保湿してあげてくださいね。
