LACOCO COLUMN

脱毛
2024.12.20
介護脱毛とは?介護脱毛のメリット・デメリットや必要性、選び方のポイントを解説

「介護脱毛」をするべきか、気になってきませんか?

高齢化社会が加速する日本では、介護認定を受けている方のうち、常時おむつが必要な要介護3以上に認定されている高齢者の方は、2024年5月末の時点で230万人以上、この数は年々増えている傾向です。

参考:厚生労働省「介護保険事業状況報告(令和6年5月分)」

こうした介護が切り離せない状況のなか、介護をする方の負担を少しでも軽減できればと介護脱毛をする人が増えているといいます。今回は介護脱毛とは何か、介護脱毛の種類やメリット・デメリット、そして本当に介護脱毛は必要なのかなど、介護脱毛について網羅的に解説します。

INDEX

介護脱毛とは

介護脱毛とは将来介護を受けるときのことを考えて、デリケートゾーン(VIO)のアンダーヘアを脱毛することをいいます。Vはビキニライン、Iは陰部、Oは肛門周りのことですが、VIO全てを脱毛する方もいれば、Iゾーンや Oゾーンだけという方もいます。

なぜ介護脱毛が必要とされているの?

介護脱毛がトレンドになりはじめたのは2010年頃。以降、介護脱毛をしたいと考えている人や実際に介護脱毛をする人は、年々増え続けているといわれています。実際に自分の親の介護を経験したことで、介護脱毛を真剣に考えるようになった方も少なくありません。

また自分自身の体の衰えを感じ、介護をリアルに意識しはじめる年代になってから、介護脱毛をはじめたという方もいます。そのため実際に介護脱毛を受けているコアな年代層は40代以上。一般的に脱毛をはじめる年代は10~20代が多い傾向ですが、介護を見据えて脱毛をはじめる方の年齢層は比較的高めです。

ちなみに介護の現場で、アンダーヘアの処理を介護士や医療従事者が行うことは基本的にありません。それに常時おむつを使用していると蒸れなどで肌トラブルを起こしやすいので、カミソリなどでの除毛するのもリスクが高いでしょう。

つまり、介護を受けるようになってからアンダーヘアを何とかしたいと思っても、なかなか難しいということ。こうした背景から、介護脱毛は必要と考えられるようになってきているのです。

介護脱毛の種類

介護脱毛が可能な脱毛方法は主に3種類あります。それぞれの特徴を紹介しますね。

医療レーザー脱毛

クリニックで行われる医療脱毛は、強い出力のレーザーで毛根にダメージを与えるため脱毛効果が高く、永久脱毛が望める脱毛方法です。毛周期にあわせて通う必要があるため、施術回数に対して、脱毛が終わるまで時間がかかる傾向にあります。また施術中にゴムを弾いたような痛みを感じるのが特徴。VIOなどのデリケートゾーンは特に痛みを感じやすいかもしれません。

サロンの光脱毛

脱毛サロンなどで提供されている光脱毛は、光の力を利用し毛根部分のバルジ領域をあたためてダメージを与えることでムダ毛を生えにくくする脱毛方式です。医療脱毛より出力が弱いため、痛みを感じにくいのが特徴。永久脱毛効果はありませんが、繰り返し施術を受けることでほとんどムダ毛の目立たない状態を目指せますよ。

ニードル脱毛

基本的には医療機関で行われる脱毛で、電気針を毛穴に直接差し入れて電流を流し、毛根にダメージを与える脱毛方法です。ムダ毛を1本ずつ処理するためとても時間がかかりますが、確実な脱毛効果が得られるとされている方法です。ただし痛みがかなり強い点、また1本1本施術をするため時間がかかり広範囲の施術には向いていない点がデメリットです。医療レーザー脱毛やサロン脱毛では難しい白髪の脱毛も可能ですよ。

介護脱毛のメリット

介護脱毛をすると、介護を受ける側、介護をする側の双方でさまざまなメリットがあります。

清潔を保ちやすい

介護脱毛のメリットとして、最初に挙げられるのが清潔を保ちやすい点でしょう。アンダーヘアに排泄物が絡みつくと取りにくく「手早く清拭できない」「汚れが残ったままになる」ことがあります。排泄物の汚れが残れば雑菌が繁殖する原因に。

介護脱毛によりアンダーヘアがない状態であれば、おむつ交換時の清拭もしやすく、清潔な状態を保ちやすいメリットがあります。介護する側にとっては、ささっと拭き上げて新しいおむつに交換できるため、おむつ交換時の負担が減るでしょう。介護を受ける側としても、何度も陰部を拭かれたり、確認されたりする恥ずかしさを低減できるメリットがありますよ。

陰部の肌荒れ予防

排泄物の汚れがアンダーヘアに残ったままになると、雑菌が繁殖し肌がかぶれる原因になります。尿に含まれるアンモニアや便に含まれる細菌は、肌への刺激が強く皮膚に大きな負担がかかります。そもそもおむつはとても蒸れやすく、肌はいつもデリケートな状態。そこに刺激の強い排泄物が長時間付着することになれば、かぶれるのも当然ですよね。介護脱毛をすれば、アンダーヘアに排泄物が絡まったままになる心配がなく、おむつかぶれなどの肌荒れを低減できるメリットがありますよ。

おむつ特有の臭い軽減

アンダーヘアに汚物が残ったままになると、雑菌が繁殖し嫌な臭いの原因になります。おむつを日常的に使用するようになると、排泄物特有の臭いがおむつ内だけでなく部屋中に広がってしまうことはどうしても避けられません。しかし介護脱毛により汚物が毛に絡んで残ることがなくなれば、こうした嫌な臭いを少しは軽減できるかもしれませんよ。

介護脱毛のデメリット

一方で介護脱毛には、いくつか押さえておきたいデメリットもあります。

永久脱毛した場合また生やすことは難しい

介護脱毛に限ったことではありませんが、医療レーザー脱毛やニードル脱毛などで永久脱毛をした場合、また生やすのは難しくなります。VIO全てのアンダーヘアを脱毛したものの、「やっぱり恥ずかしい」「Vラインは少し残しておけばよかった」など、実際に脱毛をしてから後悔することがあります。

介護脱毛は気になるもの後から後悔しないか不安なら、「光脱毛でムダ毛が細く気にならない程度に脱毛する」「Vラインは少し残しておく」といった選択肢もありますよ。

アンダーヘアの脱毛は痛みがともなう

VIOは皮膚が薄くもともとデリケートな部位のため、脱毛の刺激を感じやすい傾向にあります。そのため痛みの強い医療レーザー脱毛やニードル脱毛だと、「痛みに耐えられず脱毛完了まで続けられない」という方も。

ただ、光脱毛なら痛みをほとんど感じない方式で脱毛できるため、「介護脱毛をしたいけれど痛みがいや」なら光脱毛も検討してみてください。ちなみにラココの脱毛は痛みをほとんど感じることのないSHR方式の光脱毛。もちろんアンダーヘアのような太い毛にも対応しているので、痛みのない脱毛を受けたいならおすすめですよ。

施術時に恥ずかしい

VIOの脱毛は恥ずかしいという点もデメリットでしょう。施術中はレーザーや光の照射場所を確認しながら施術する必要があるため、スタッフに陰部を見られるのは避けられません。

しかしこれはあまり気にしすぎる必要はないかもしれませんよ。施術を行うのはプロ。慣れているため、施術を受ける側が思っているほど気にしていません。また専用の紙ショーツやタオルなどで基本的には隠し、必要な部位だけ確認しながら施術するため「ずっと見られっぱなし」「足を開きっぱなし」といった心配をする必要もないのです。

保険適用にはならない

介護脱毛というと何か特別な脱毛のように感じ、クリニックで行えば保険適用になるのでは?と考える方もいるでしょう。結論からいうと、介護脱毛は保険適用されません。これはどこで施術を受けても同じで、たとえ介護を見越した脱毛だとしても、脱毛は治療目的ではなく美容目的となるため、医療保険が適用になることはないのです。脱毛はどうしても費用のかかる施術のため、保険適用にならない点はデメリットといえるかもしれませんね。

介護脱毛は必要ない?介護現場の人はどう見ている?

介護脱毛については「本当に必要なの?」という意見も耳にします。では実際介護現場ではどのように捉えられているのでしょうか。

アンダーヘアがないと確かに楽

そもそもアンダーヘアはあるのが当たり前。2010年頃から介護脱毛の需要が徐々に増えてきたとすると、現在既に介護を受けられている方は脱毛していない方のほうが多いと考えられます。

そんな現場でも、できるだけ不衛生にならないよう工夫しながら介護をしているのが現状のため、介護脱毛していないからといって介護士や医療従事者の方が極端に困ることはないでしょう。

しかし「ないと確かに楽」という声は聞きます。それはそうですよね。自分自身のことでも、例えば生理のときに「アンダーヘアがなかったらさっときれいにできるのに」と思ったことがある方は多いはず。介護脱毛を済ませておけば、介護をする方の負担を軽減できるのは事実といえそうです。

尿路感染の不安

高齢者施設などで介護のプロがお世話をしている場合でも、高齢者の尿路感染による救急搬送はよくあるといいます。尿路感染とはおむつの中などで繁殖した雑菌が、尿道や膀胱、腎臓に入ることで炎症が起きる症状。重篤な場合は炎症が全身に広がって、命に関わることもあります。

おおむね排泄に関することが原因と明確なため、おむつ内をできるだけ清潔に保つことは介護の現場で重視されています。おむつかぶれなどの皮膚疾患だけでなく、こうした重篤な病気につながる可能性もあるため、「少しでもきれいを保つ」のに役立つ介護脱毛は、介護現場でも友好的に捉えられているといえそうです。

アンダーヘアは年齢とともに薄くなるから必要ないはウソ?

アンダーヘアは年齢とともに薄くなるため、介護脱毛は必要ないという話もよく聞きます。確かにアンダーヘアを含め体毛は年齢とともに徐々に薄くなるため、脱毛していなくても介護を受ける頃にはほとんど毛がないという方もいます。

ただ、これは個人差があるもの。いくつになってもしっかり生えている方もいるため「年齢とともに薄くなるから介護脱毛は必要ない」と手放しではいえなさそう。「自分自身の不快感を軽減したい」「介護をする方の負担を少しでも軽減したい」という目的で介護脱毛を検討しているなら、自然任せにすることには注意が必要かもしれませんね。

介護脱毛は早めにはじめるのがおすすめ!その理由は?

介護脱毛をはじめるタイミングは意外と遅く、60代ではじめたという方も多いといいます。しかし実は介護脱毛はできるだけ早めにはじめるのが吉。その理由を解説します。

白髪が生えると脱毛方法の選択肢が狭くなるから

医療レーザー脱毛や光脱毛では白髪を脱毛することはできません。これはレーザーや光が、ムダ毛のメラニン色素に反応して熱エネルギーになるためです。白髪にはメラニン色素がほとんどないため、施術を受けても白髪だけ残ってしまいます。

白髪を脱毛するには、いまのところニードル脱毛が有効とされています。しかしニードル脱毛は強烈な痛みがともなう脱毛方法。そのため介護脱毛は、白髪が増えてニードル脱毛しか選べなくなる前にはじめるのがよいとされているのです。

乾燥やシワで脱毛がしにくい、肌荒れの原因になる

加齢とともに肌は弾力を失うと、シワやたるみが出やすくなりますよね。肌の保水力も低下し、乾燥しやすくなる方もいます。VIOゾーンも例外ではありません。VIOゾーンの皮膚がたるんでシワができたりすると、脱毛機のレーザーがうまく当たらずスムーズに脱毛できない可能性があります。

また脱毛後はレーザーや光の熱で肌が乾燥しやすくなりますが、もともと乾燥している場合、さらに乾燥や肌荒れがひどくなることも考えられます。年齢を重ねるごとに脱毛時の肌負担が増える可能性があるため、できるだけ早めに開始するのがおすすめですよ。

完了までに時間がかかるから

脱毛はどの方法を選んでも、ある程度の時間がかかります。例えばVIOの脱毛は、医療レーザー脱毛で1年~1年半程度、サロン脱毛は2年程度といわれます。そのため来月までに済ませたいといった、短い期間で脱毛を済ませることはできません。あとからあわてないために、早めにはじめるのがいいといわれているのです。

介護脱毛は自分でもできる?

介護脱毛に通う時間が取れない、費用がかかるのもネックという方の中には、「自分で脱毛すればいいのでは?」と考える方もいるでしょう。自分でできる介護脱毛にはどのような方法があるか見ていきましょう。

カミソリや脱毛クリーム

カミソリや毛抜き、脱毛クリームや脱毛ワックスなど、セルフ脱毛ができるアイテムはいくつかあります。ただし押さえておきたいのが、これらはいずれも「除毛」しかできないということ。

カミソリや脱毛クリームは、皮膚の上に出ているムダ毛だけを一時的に取り除くための手段。毛抜きや脱毛ワックスは根元からムダ毛を抜き取るものの、やはり効果は一時的です。脱毛のように、「もう生えてこない」「ほとんど目立たない」といった状態にはできないため、介護脱毛には不向きといえるでしょう。

家庭用脱毛器

近年家庭用脱毛器は目まぐるしい進化をとげ、自宅でも脱毛効果が得られるものも多くあります。家庭用脱毛器の多くは、サロン脱毛のように光を照射して脱毛を促す仕組み。自宅で使っても安全であるために、脱毛サロンなどで使用される光と比べると出力がかなり抑えられています。そのため医療レーザー脱毛やサロン脱毛と同じような効果が期待できるかといわれれば、疑問が残るのが正直なところ。

そしてもう一つの問題は、VIOゾーンを家庭用脱毛器で脱毛するのはなかなかの労力が必要な点です。見えにくい部位を鏡を駆使して確認、痛みを抑えるために照射部位を保冷剤で冷やし、さらに鏡で確認しながら光を照射する……のはかなり大変。

しかも家庭用脱毛器はあくまで一時的に減毛するのが目的で、永久脱毛やムダ毛がほとんど気にならなくなるまで脱毛できるわけではありません。そのため介護脱毛という点では、不向きといえそうです。

介護脱毛どこで受ける?クリニックやサロン選びで押さえておきたいポイント

介護脱毛を受けるクリニックやサロンを選ぶ際、何を基準にすればいいかわからないという方も多いのでは? 以下のポイントを押さえておくと、自分にぴったりのところを選びやすくなりますよ。

永久脱毛を選ぶか、ほとんど気にならない状態にするか

介護脱毛を受けるところを選ぶなら、永久脱毛を目指すか、ほとんど気にならない状態を目指すかが、まずポイントになります。永久脱毛なら医療レーザー脱毛、ほとんど気にならない状態を目指すならサロン脱毛が選択肢。とはいえクリニックのレーザー脱毛も、完全な永久脱毛を保証するものではなく、何かの原因で生えてくる可能性がある点には注意が必要です。

痛みの有無

医療レーザー脱毛は出力が強く、高い脱毛効果が期待できる点がメリットです。一方で施術の痛みがネック。施術に通い続けることができなければ脱毛は完了しないため、痛みに弱いという方が医療脱毛を選択するのは少し勇気がいるかもしれません。

サロン脱毛の場合、照射される光の脱毛方式によっては多少痛みをともなう場合もありますが、医療レーザー脱毛のような強い痛みを感じることはないため、「とにかく痛いのは無理」という方はサロン脱毛を検討してみましょう。

自分に合っていて通いやすそうか

クリニックや脱毛サロンの雰囲気、スタッフの様子なども脱毛を受けるところを選ぶ際に見ておきたいポイントです。介護脱毛はデリケートな部位の施術のため、施術を受けるなら快適で信頼できるところがいいですよね。「ホームページで施術内容や雰囲気を確認する」「実際にカウンセリングを受けてみる」などして、自分に合っていて通いやすそうかどうかチェックしてみましょう。

予約が取りやすいか

予約の取りやすさも見逃せないポイントです。脱毛は定期的に通う必要があります。しかしなかなか予約が取れないと、せっかくの脱毛が台無しになってしまうかもしれません。「オンラインでいつでも予約できる」「施術時間が短く、1日にたくさんの人の施術が可能」など、予約が取り得やすいかどうかも見ておきたいポイントです。

介護脱毛するならラココの光脱毛がおすすめ

介護脱毛なら「ルミクス脱毛ラココ」がおすすめ! 初めて脱毛を受ける方も脱毛経験がある方も、ラココの光脱毛なら満足していただけるはず。ラココの脱毛についてくわしく紹介しますね。

ラココの介護脱毛なら痛みがほとんどない

ラココの脱毛の特長は「痛みがほとんどない」点です。ラココで使用している脱毛機はIPLという光をSHR方式で照射することができます。このSHR方式の光はゆるやかで刺激が少なく、照射してもほとんど痛みを感じることがありません。じんわりと毛根部分をあたため、発毛の指示を出すバルジ領域にダメージを与えて脱毛を促します。施術中もあたたかいと感じる程度のため、リラックスしながら施術を受けられますよ。

ラココの介護脱毛なら短期間でアンダーヘアが気にならない状態に

ラココの介護脱毛なら短期間で「アンダーヘアが気にならない」「自己処理が必要ない」といえる状態を目指すことができます。早い方なら半年程度。1回の施術時間は約30分のため、トータル的にも多くの時間を費やすことなく理想的な状態を目指せるでしょう。

施術を繰り返すことで徐々にムダ毛が薄くなり、目立ちにくくなってきますよ。程よく脱毛することで介護の邪魔にならず、「全部抜いてしまうのはちょっと……」というニーズにも答えることができます。

ラココの介護脱毛なら肌荒れの心配がない

ラココの光脱毛に使われる光は出力がおだやかなため、肌へのダメージが少ないのもメリットです。デリケートなVIOゾーンをいたわりながら、しっかりと光を届けるため、施術後に肌が赤くなったり荒れたりする心配がほとんどありません。

またラココでは施術後に生コラーゲン配合のローションで保湿ケアをするため、乾燥の心配もありませんよ。施術を受けたことでむしろ美肌が目指せるのも、ラココがおすすめなポイントです。

介護脱毛は介護される側にもする側にもメリットがある!介護脱毛するならラココにお任せ!

介護脱毛はおむつ替えや清拭の際の手間を軽減するのに有効な一つの方法です。介護を受ける側としてもいつも清潔でいたいですし、介護をしてくれる方にできるだけ面倒はかけたくありませんよね。

介護脱毛を検討しているなら痛みの少ないラココの脱毛がおすすめですよ。ラココのスタッフがお気持ちに寄り添いながら、丁寧で恥ずかしくない施術を提供します。「介護脱毛をはじめようかな」と思ったら、ぜひお気軽にラココにご予約くださいね。