LACOCO COLUMN

スキンケア
2024.12.11
毛穴を閉じるにはどうしたらいい?種類別のおすすめケア方法を徹底解説!


「頬と鼻の毛穴が気になる!」
「毛穴って閉じるの?」
頬や鼻にできることが多い毛穴は、プツプツと目立ちやすいので悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな毛穴が閉じるには、どうしたらいいのか気になりますよね?
そこで今回は、毛穴の種類別におすすめのケア方法について解説します。あわせて毛穴が開く原因についてもご紹介してますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

そもそも毛穴って必要なの?

頬や鼻にできやすい毛穴。毛穴が開いているとプツプツ目立つし、ファンデ落ちもしやすいので「毛穴なんて必要なの?」って思ってしまいますよね。しかし、毛穴には皮膚の保護や体温調整をするために必要な役割があるのです。

毛穴のなかには皮脂を分泌する皮脂腺があり、分泌された皮脂は皮脂膜となって皮膚表面の水分蒸発を防いで乾燥から肌を守ります。そして「冷やすと毛穴が引き締まる」という話を聞いたことはありませんか?実際に、暑いときより寒いときのほうが毛穴は閉じています。それは、毛穴が閉じることで体温が逃げるのを防ぐ防衛反応なのです。

プツプツした見た目や、ツルツル肌に憧れるためワルモノにされがちな毛穴。しかし、うるおいのある美肌や健康な体を保つためには、なくてはならない大切な器官の1つです。

毛穴が開いてしまう原因とは?

毛穴が閉じるためのケア方法を知る前に、まずは毛穴が開いてしまう原因について知っておきましょう。毛穴が開いてしまう原因は、主に以下の5つが挙げられます。

・過剰な皮脂
・洗顔・クレンジング不足
・乾燥
・加齢
・ストレス

それぞれの原因について詳しく解説しますので、自分の毛穴が開いてしまった原因がどれなのか確認してみてくださいね。

原因①過剰な皮脂

毛穴が開く原因としてまず考えられるのが、過剰な皮脂分泌によるもの。毛穴のなかには「皮脂腺」があり、皮脂はその皮脂腺から分泌されます。つまり、皮脂は毛穴からでてきているのです。そのため、皮脂が過剰に分泌されると毛穴が押し広げられて毛穴が開いてしまいます。

過剰に皮脂が分泌されると毛穴が開くだけでなく、不要な角質がたまって角栓ができてしまう可能性もあるので注意が必要です。

原因②洗顔・クレンジング不足

洗顔やクレンジング不足も、毛穴が開く原因として考えられます。洗顔やクレンジングは皮脂や不要になった角質、メイクなどを落とすために行うもの。洗顔やクレンジングを適当にササっと済ませていると、毛穴に汚れが残って蓄積する可能性があります。そして、蓄積された汚れが毛穴を押し広げて毛穴が開きやすくなるのです。毛穴が開かないようにするには、毛穴に汚れを残さないことが大切。しかし、過剰に洗いすぎると肌トラブルを起こす場合があるので気をつけましょう。

原因③乾燥

毛穴が開く原因には、じつは肌の乾燥も関係しています。「過剰な皮脂じゃなくて、乾燥が原因なの?」って思う方もいますよね。皮脂が過剰に分泌される原因の1つが肌の乾燥なのです。そもそも皮脂は、肌が乾燥しないように皮脂膜をはって肌のうるおいを守る役割があります。そして肌は乾燥すると、肌のうるおいを守るために過剰に皮脂を分泌するのです。その結果、乾燥すると毛穴が開きやすくなってしまいます。

原因④加齢

加齢も毛穴が開いてしまう原因の1つです。若いころは気にならなかったのに「年齢を重ねるとともに毛穴が開いてきた」と感じている方も多いのではないでしょうか。加齢にともない、肌のハリや筋力が衰えて毛穴が開いてしまう場合があります。さらに、皮脂も年齢を重ねるとサラサラ感が減って毛穴につまりやすくなり、毛穴が開く原因になってしまうのです。

原因⑤ストレス

ストレスも、毛穴が開きやすくなる原因となっています。ストレスがたまって睡眠不足になったり、食生活が乱れたりすると皮脂が過剰に分泌されやすくなる場合が。毛穴が開かないようにするには、過剰に皮脂が分泌されないようにすることが大切です。さらに睡眠不足やストレスは、肌のターンオーバーを乱して肌トラブルの原因になる可能性があるので注意しましょう。

知っておきたい毛穴の種類

ひとこと「毛穴」といっても、毛穴にはさまざまな種類があります。

【毛穴の種類】

・開き毛穴
・詰まり毛穴
・たるみ毛穴
・クレーター毛穴
・黒ずみ毛穴
・乾燥毛穴

それぞれの毛穴の種類について、以下で詳しくみていきましょう。

開き毛穴

開き毛穴は、丸い形に穴が開いたような状態の毛穴。開き毛穴は、主に皮脂の過剰分泌が原因でできやすくなります。そのため、皮脂の分泌が活発なTゾーンや頬、鼻などにできることが多いです。

毛穴が開いていると、毛穴のなかで皮脂と角質が混ざって角栓ができて毛穴がさらに開いてしまう場合も。さらに開き毛穴を放置しているとニキビができる原因になる可能性もあります。

詰まり毛穴

詰まり毛穴は、毛穴に残った皮脂と剥がれ落ちた角質が混ざってできた「角栓」がつまった状態の毛穴です。詰まり毛穴ができる主な原因は、過剰な皮脂分泌によるもの。そのため、皮脂の分泌が多い鼻によくできやすいです。毛穴につまった角栓を取り除くとポッカリ穴が開いた状態になりやすく、酸化すると黒くなる場合もあります。

たるみ毛穴

たるみ毛穴は、毛穴が楕円形やしずく形に細長く開いている状態の毛穴のことをいいます。たるみ毛穴の主な原因は、加齢にともなう肌のハリと弾力の低下。年齢を重ねていくと、肌のハリと弾力を保つために必要な「コラーゲン」と「エラスチン」が減少していきます。そして、皮膚のたるみとともに毛穴も開いてしまうのです。

たるみ毛穴は頬やほうれい線の近くにできやすく、頬を持ち上げたときに毛穴が目立たなくなったらたるみ毛穴を疑いましょう。また、急激に痩せたときにもたるみ毛穴ができることがあります。

クレーター毛穴

クレーター毛穴は、その名のとおりクレーターのように毛穴部分が凹んだ状態の毛穴のことです。クレーター毛穴ができる原因はニキビ。ニキビができたときにニキビをつぶしたり、炎症が悪化したりしたあとにできやすくなります。クレーター毛穴はニキビ跡の1つで、セルフケアでは基本的になくすことは難しいでしょう。

黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴は、毛穴が黒っぽく見える状態の毛穴です。黒ずみ毛穴の原因は、主に「メラニン」「うぶ毛」「角栓」の3つがあります。

原因特徴
メラニン過剰なメラニンが原因で毛穴の入口が色素沈着して毛穴が黒くみえる
角栓毛穴にできた角栓を放置して酸化すると黒くなって毛穴も黒くみえてしまう
うぶ毛毛穴のなかに残ったうぶ毛によって毛穴が黒くみえる

黒ずみ毛穴のなかで多いのが、うぶ毛タイプの毛穴。とくに、顔のうぶ毛をよく剃る人に多くみられます。うぶ毛タイプの黒ずみ毛穴は、脱毛をすると改善する可能性が高いです。

乾燥毛穴

乾燥毛穴は、ズバリ肌が乾燥して毛穴が目立ってしまっている状態です。肌は乾燥すると肌を守るバリア機能が低下し、肌内部の水分を保ちにくくなってしまいます。肌の水分量が減ると肌のハリも失われ、毛穴周りの凸凹が目立ってしまうのです。その結果、毛穴が開いているようにみえてしまいます。

毛穴が閉じるためにおすすめのケア方法

ここでは、毛穴が閉じるためにおすすめのケア方法について解説していきます。どの方法も難しくなく、すぐに実践できるものが多いです。ぜひチェックして、実践できそうなものを試してみてくださいね。

やさしく丁寧な洗顔とクレンジング

まずおすすめしたい方法は、やさしく丁寧な洗顔とクレンジングです。洗顔とクレンジングの方法が間違っていると、肌にダメージを与えて皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。以下のポイントを参考にして、肌に負担をかけないやさしい洗顔とクレンジングを心がけましょう。

【やさしい洗顔とクレンジングのポイント】

・洗顔料やクレンジングは低刺激なものを使う
・洗顔料はしっかり泡立てる
・洗顔料やクレンジング剤はやさしくなじませる
・顔を洗い流すときは30〜32℃程度のぬるま湯で流す
・洗い残しがないようにしっかり洗い流す
・タオルで押さえるようにして水を拭く

肌にやさしい洗顔とクレンジングで余分な皮脂や角質をためないようにすれば、毛穴も開きにくくなります。

保湿ケアをする

毛穴ケアに欠かせないのが、肌をしっかり保湿すること。肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌されたり、毛穴が目立ちやすくなったりするからです。そのため、洗顔したあとは化粧水で肌にうるおいを与えて、乳液やクリームで油分を補って肌の水分が逃げないようにしましょう。

肌の水分と油分のバランスが整うと、肌のバリア機能も高まって乾燥しにくくなります。その結果、うるおいのある肌になって毛穴も目立ちにくくなるでしょう。

毛穴タイプに合ったスキンケアを使う

スキンケア化粧品には、さまざまな種類があります。そのなかから、毛穴のタイプに合った成分が入ったスキンケアを使うのが毛穴ケアに効果的。毛穴のタイプにおすすめの成分は、以下の通りです。

毛穴タイプおすすめの成分
開き毛穴ビタミンC誘導体・ビタミンB6・グリチルリシン酸2K・ライスパワーNo.6・ナイアシンアミド
詰まり毛穴ビタミンC誘導体・乳酸・グリコール酸・酵素
たるみ毛穴レチノール・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体・ヒアルロン酸
黒ずみ毛穴(メラニンによるもの)ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチン・ナイアシンアミド
乾燥毛穴セラミド・ヒアルロン酸・グリセリン・ヘパリン類似物質

紫外線対策をする

紫外線対策をしっかりすることも、毛穴ケアではとても重要。紫外線は「シミ・しわ・たるみ・乾燥」など、さまざまな肌悩みの原因の1つです。そして紫外線によるダメージは、すべての毛穴タイプの原因につながっています。そのため毛穴ケアのためには、日焼け止めを塗ったり帽子をかぶったりして紫外線対策をすることが大切です。紫外線は季節を問わず1年中降り注いでいるので、紫外線対策は毎日するようにしましょう。

食生活や生活習慣を見直す

毛穴ケアには、食生活や生活習慣を見直すことも大切です。

偏った食事は、肌トラブルの原因に。そして脂っぽい料理をよく食べると、皮脂量が増加して毛穴も広がりやすくなってしまいます。できるだけバランスの良い食事を心がけ、ビタミンやミネラルを豊富に含むものを食べるのがおすすめです。

さらに、よく夜更かしをする人は注意が必要。肌の再生と修復は、主に睡眠中に行われています。睡眠不足は肌トラブルやストレスを引き起こす可能性が。しっかり睡眠をとることで、毛穴の開きにくい肌づくりをしましょう。

脱毛をする

脱毛をすることも、毛穴ケアをする際におすすめです。とくに、毛穴のなかのうぶ毛が原因である黒ずみ毛穴には効果絶大!毛穴のなかにムダ毛があることで毛穴が目立つので、脱毛をして毛がなくなれば毛穴も目立ちにくくなるでしょう。さらに脱毛をすると毛穴が引き締まり、毛穴が目立ちにくくなる効果も期待できます。

逆効果になってしまう毛穴ケア方法

お手入れのやり方によっては、毛穴が閉じるどころか逆効果になってしまう場合があります。良かれと思ってやっているのに、逆効果になってしまうのはイヤですよね。そこで、ここではやらないほうがいい毛穴ケア方法について解説します。もしも「いつもやってる!」と思った方は、控えるようにしましょう。

洗顔をやり過ぎる

皮脂や毛穴につまった角栓が気になって、1日に何回も洗顔をしていたりしませんか?

たしかに、皮脂や角栓は毛穴が広がる原因です。しかし、洗顔をやり過ぎると肌が乾燥して皮脂が過剰に分泌され、毛穴トラブルが悪化する可能性があります。洗顔のやり過ぎは毛穴が開く原因になるため、洗顔のやり過ぎには注意しましょう。

また、洗顔の回数だけでなく洗浄力の強い洗顔料やゴシゴシ擦るように洗うことも、毛穴が開く原因になるので注意が必要です。洗顔は、朝晩1回ずつ程度洗うようにしましょう。

角栓を押し出してとる

毛穴につまった角栓が気になるからといって、角栓を無理に押し出してとるのはNGです。角栓を無理に押し出すと、肌を傷つけてしまう場合も。傷ついた肌が炎症を起こすと、メラニン量が増えて色素沈着の原因になってしまう可能性があります。毛穴が色素沈着すると、毛穴が黒っぽくみえて目立ってしまうでしょう。

さらに、何度も角栓を押し出していると毛穴が広がってしまう場合もあるので注意が必要です。毛穴トラブルが悪化しないように、角栓は無理に押し出してとらないようにしましょう。

毛穴パックをする

剥がすタイプの毛穴パックは、できればやらないほうがいい毛穴ケア方法です。剥がすタイプの毛穴パックは、剥がすと一気に角栓が取れるので効果が目に見えてスッキリしますよね。しかし、パックを剥がすときに角栓だけでなく、毛穴周りの角質も一緒に剥がれて肌が傷つく可能性があります。

さらに剥がすタイプの毛穴パックは、使用後に毛穴が開いたままになる可能性があるので注意が必要。もしも剥がすタイプの毛穴パックをした場合は、引き締め効果のある化粧水で肌を整えるようにしましょう。

毛穴ケアには脱毛サロンがおすすめ!

毛穴の種類には開き毛穴や詰まり毛穴、たるみ毛穴や黒ずみ毛穴など、さまざまなものがあります。そして毛穴が開く原因も、過剰な皮脂によるものや加齢にともなう肌のたるみなど、さまざまです。

そんな開いた毛穴が閉じるように、日々のお手入れを頑張っている方も多いでしょう。

しかしお手入れを頑張っていても、なかなか「毛穴が閉じる気配がない」と、悩んでいませんか?

毛穴が閉じる気配がないと感じている方には、脱毛サロンでの脱毛がおすすめ!脱毛をすると、うぶ毛が原因の黒ずみ毛穴だけでなく、毛穴の引き締まり効果によって毛穴が目立ちにくくなることも可能です。毛穴で悩んでいる方は、ぜひ脱毛サロンでの脱毛も検討してみましょう。

脱毛で毛穴が閉じるかも?気になる方は「ラココ」へGO!

毛穴が開く原因には、さまざまなものがあります。毛穴とは、字のとおり毛が生えてくる穴のこと。そのため、脱毛をして毛が生えてこなくなると、毛穴はキュッと引き締まります。毛穴が完全に閉じることはありませんが、脱毛をすると毛穴はかなり目立たなくなるでしょう。毛穴ケアとして脱毛が気になった方は、脱毛サロン「ラココ」にご相談を!

毛穴の目立たないツルツル美肌になりたい方は、ぜひラココの脱毛を体験してみてください♪