角栓は軽く洗顔をしたくらいでは取り除けないため、徐々に蓄積してますますざらつきがひどくなる……なんてこともあります。ではこの角栓、どうすれば取れるのでしょう?
今回はあごの角栓ができる原因と、自分でも解消できるセルフケア方法を解説します。実は角栓の予防に効果的な顔脱毛についても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
INDEX
あごの角栓はどうやってできるの?
あごの角栓はいつの間にかできているので、「なぜ?」「何が原因?」と気になる方もいるでしょう。まずはあごの角栓がどうしてできるのか、その原因を解説しますね。
あごの角栓の原因①肌の乾燥
あごの角栓ができる原因の一つは肌の乾燥。肌が乾燥するとふっくらとしたハリ感がなくなります。野菜でもお肉でもみずみずしければハリがありますが、乾燥させるとしぼんで小さくなりますよね?あの感じ。
乾燥してハリ感を失うと、毛穴が開いて目立つようになります。毛穴が開けば雑菌や古い角質が入り込みやすくなり、結果として角栓を作ってしまうんです。
あごの角栓の原因②間違ったスキンケア
間違ったスキンケアもあごの角栓を作る原因になります。以下のようなスキンケアに心当たりありませんか?
・ゴシゴシ力を入れてこする
・洗顔後何も付けない
・化粧水しか付けない
・クレンジングを使わずメイクも洗顔料で落としている
【ゴシゴシお手入れはNG】
力を入れてお手入れすると、肌にものすごく負担をかけます。またクレンジングや洗顔はゴシゴシこすったからといって汚れが取れるわけではなく、逆に汚れを毛穴に押し込んでしまうかも。
【保湿しないはNG】
乾燥は角栓の原因になるため「洗顔後何も付けない」「化粧水だけ」というのもNG。十分な潤いを与えて、肌のバリア機能を保つことが角栓予防には欠かせません。「化粧水だけ」というお手入れも注意が必要。化粧水の主な成分は水なので、化粧水を付けた直後は潤っているように感じても、時間とともに乾燥してしまうんです。
【クレンジングを使わないはNG】
きちんと汚れが落とせていないことも、角栓の原因になりますよ。クレンジング効果のない一般的な洗顔料のみでメイクを落としている場合、多くの油性の汚れが残っているかも。毛穴に入り込んだメイク汚れは、油性汚れに強いクレンジング剤でなければ落としきるのは難しいんです。
あごの角栓の原因③ターンオーバーの乱れ
肌の表皮はおおよそ1カ月程度かけて生まれ変わりを続けています。これをターンオーバーといいますが、このサイクルが乱れると古い角質がうまくはがれ落ちなかったり、早く剥がれてしまったりして毛穴に詰まることがあるんです。
ターンオーバーは紫外線や摩擦などの外的刺激、乾燥、睡眠不足などが原因で乱れやすくなります。寝不足が角栓の原因になっているかもしれないなんて、ちょっと驚きですよね。
あごの角栓を取り除くために押さえておきたいセルフケアのポイント
あごの角栓をなんとかしたいなら、毎日のケアを見直して見ましょう。角栓を取り除くためのセルフケアのポイントを紹介しますね。
角栓には皮脂の油分が含まれている!クレンジングでしっかり浮かせて
角栓は皮脂と角質などが混ざって詰まったもの。つまり油分が含まれているため、洗顔量だけでは落としきれません。油汚れはクレンジング剤の得意とするところなので、丁寧になじませ、浮かせて落としましょう。
【おすすめのクレンジング】
クレンジングの中でもオイルクレンジングが最適ですよ。ただ一般的なオイルクレンジングには界面活性剤が含まれており、肌状態によっては肌の油水分を落としすぎる可能性もあります。オイルの中でも油脂(動植物由来の油)クレンジングなら油膜がしっかりと肌を包むためしっとり感があっておすすめ。角栓も浮かせやすいですよ。界面活性剤が入っていないものもあるため、チェックしてみてくださいね。
【角栓落としのクレンジングのポイント】
1度目のクレンジングは通常通り使ってメイクを落としましょう。拭き取りか洗い流しかはクレンジングの種類によるため、確認して適切な方法で落としてくださいね。水気を取ってから、今度はあごだけクレンジングします。2度のクレンジングで、頑固な角栓も取れやすくなりますよ。
クレンジング前にホットタオルで温めて、角栓を柔らかくするのもおすすめです。クレンジングの後は保湿力の高い洗顔料で洗いあげてくださいね。
十分な保湿で毛穴周りをふっくらさせて毛穴を引き締める
クレンジング&洗顔ですっきりさせたら、すかさず保湿します。何も付けていない時間が長ければ長いほど乾燥は進み、毛穴が開く原因にもなるため「水気を拭いたらすぐスキンケア」と覚えておきましょう。
化粧水でたっぷりと水分を補い、そのあとふたをする役割のある乳液やクリーム、バーム、オイルなどを使用しましょう。肌はもともと水分と油分の両方が、バランス良く満たされていることで健康的な肌を保っています。「化粧水だけで十分」と思うこともあるかもしれませんが、油分も補うことが余計な皮脂の分泌を防ぎ、角栓防止にも役立つため、ぜひ取り入れるようにしてくださいね。
あごの角栓をケアする際の注意点
あごの角栓をケアする際に押さえておきたい注意点を紹介します。
無理に角栓を押し出さない
ざらざらする角栓が気になり指やピンセットなどを使って、無理に押し出した経験はありませんか?角栓を無理矢理押し出すと、毛穴周りの皮膚がダメージを受けてほかの肌トラブルにつながる可能性があります。
また角栓を取ったあとにすっぽりとあいた毛穴には汚れなどが詰まりやすく、さらに角栓を作る原因になることも。取れそうで取れない角栓は気になりますが、無理に取り除かないようにしてくださいね。
ゴシゴシこすらない
肌への刺激は乾燥やターンオーバーの乱れを招く原因。角栓がなかなか取れないからとゴシゴシ洗顔すると、かえって角栓を作る原因になりますよ。過度な刺激はメラニンの過剰な生成を促し、色素沈着やシミの原因になることもあるんです。一度でなんとかしようとせず、時間をかけてゆっくりきれいにするイメージでやさしくケアしてくださいね。
あごの角栓をなんとかしたいなら、実は脱毛が有効
あごの角栓をなんとかしたいなら、実は「脱毛」もおすすめ。毛が生えていると、当然ながらその分どうしても毛穴は開きます。そして毛の周りに皮脂や汚れがまとわり付いて、角栓につながるんですね。しかし毛がなくなれば毛穴は自然と引き締まり、角栓もできにくくなるんです。
さらに脱毛で使用される光には肌の代謝を良くする作用も期待できるため、乱れたターンオーバーも整いやすくなりますよ。毛穴を引き締めるためにはスキンケアも大切ですが、あわせて脱毛も検討してみてくださいね。
あごの角栓が気になるならスキンケアとあわせてラココで顔脱毛にトライ!
あごの角栓がなかなか取れない、何度も繰り返すなら、顔脱毛も検討してみてください。ラココではSHR方式の痛みのほとんどない脱毛で、顔の産毛もすっきりケアできます。脱毛マシンから放たれる光は肌を活性化する効果まで期待できるので、ターンオーバーの乱れを改善するのにも役立ちますよ。
施術後は生コラーゲン配合のローションでたっぷりと保湿ケア。角栓や毛穴が気にならないむき卵のような肌を目指したいなら、ぜひラココにご予約ください!