LACOCO COLUMN

脱毛
2025.11.26
【真相究明】顔脱毛で老けるって本当なの?噂の真相を徹底解説

「顔脱毛を受けると老ける」と言われることがあります。

脱毛は肌への刺激が少なからずあるため、そのせいで老けるの?
何度も施術を受けるダメージで老けるの?
脱毛の光が原因なのでは?

さまざまな理由が取り沙汰されていますが、実際のところはどうなのでしょう。
今回は顔脱毛で老けるのが本当か、噂の真相に迫ってみました。顔脱毛を考えているけど、老けるならやめようかな……と考えている方、必見です。

顔脱毛すると老けると言われる噂の真相

顔脱毛をすると老けるのは本当なのか、「なぜ老けると言われているのか?」といった真相究明の視点から、以下の点を検証してみようと思います。

脱毛の光で光老化が起こる?

「光老化」という言葉があります。これは、紫外線の影響で肌の老化が加速することを指す言葉です。脱毛には全く関係ないのですが、脱毛にも「光」を使うことから、脱毛で「光老化」が起こるのではないか、という誤解が広まったと考えられます。

脱毛に使われる光の中でも、美容脱毛で用いられるIPLには、むしろ光老化を治療する効果があることがわかっています。脱毛で光老化が起こる心配はなさそうですよ。

参考:J-STAGE「Intense Pulsed Lightによる美容皮膚治療」

脱毛の熱で肌が乾燥して老ける?

脱毛に使われる光は、ムダ毛の黒い色に反応して熱を作ります。この熱を使って脱毛を促すのですが、熱はムダ毛の発毛組織だけでなく、その周辺にも伝わります。

特に医療レーザーのように強い出力のものは、作られる熱も高温になるため、しばらく皮膚に熱がこもることも。するとどうしても肌が乾燥してしまうんです。これを放置すれば乾燥が進んで、小ジワの原因になることはあるでしょう。

もちろん一時的なことなので、きちんと保湿ケアすれば問題ありません。脱毛の熱で老けるというのは、少し心配しすぎかもしれませんね。

肌のバリア機能が低下して老化が進む?

脱毛の熱が肌にこもって乾燥が加速すると、肌のバリア機能も低下します。バリア機能は肌から潤いを逃がさないようにしたり、外的刺激から守ったりする役割があるため、機能が低下すれば確かにさまざまな肌トラブルにつながります。

小ジワや大ジワ、たるみが生じれば老けて見えるでしょう。しかし、脱毛による乾燥は一時的なもので、保湿すればバリア機能の低下も防げます。脱毛に起因する一時的なバリア機能の低下で、肌老化を招く心配はなさそうです。

毛穴が広がって老けて見える?

顔脱毛を受けると一時的に毛穴が広がって見えることがあります。これも、主な原因は脱毛の熱による肌の乾燥。乾燥肌で毛穴がパカッと開いてしまい、「ファンデーションが毛穴落ちする!」なんて経験がある方も多いのでは?

加齢とともに頬がたるむと、たるみに引っ張られて頬に涙型の毛穴ができますが、これがあると老け見えします。確かに顔脱毛で乾燥すれば、頬の毛穴が開くことはありますが、これも一時的なもの。顔脱毛後はとにかく保湿を忘れなければ、ちゃんと毛穴も元に戻ります。

シミが浮き出て老けて見える?

脱毛のレーザー光がシミに作用することで、メラニンの排出が促されてシミが濃く見えることがあります。これは脱毛に使用されるレーザーや光の中に、シミに作用するものがあるため。しばらくすれば薄くなるので、シミが浮き出て老け顔になってしまう!と心配する必要はありません。

顔脱毛で老けることはない!でも注意すべき点が

顔脱毛が直接老ける原因になることはありません。しかし顔脱毛後のケアを怠ると、本当にシワやシミが増えて老け顔になる可能性もあります。顔脱毛を受けるなら、以下の点には特に注意してくださいね。

顔脱毛中の紫外線ダメージには注意が必要

脱毛中は紫外線ケアに特に気を付ける必要があります。脱毛に使用されるレーザーや光は、肌へのダメージを最小限に抑えてはいるものの、全く影響がないわけではありません。そのため、脱毛中の肌はデリケートに傾きがち。そんな肌状態のところへ、紫外線が届くと、ダメージも大きくなりシミやシワを作る原因になります。

顔脱毛でムダ毛のないツルツル美肌になれても、シワやシミが現れれば台なし。脱毛に通っている間は、日焼け止めや日傘、サングラス、マスクなどを使ってしっかりと紫外線から肌を守りましょう

ただし、脱毛に行く日に日焼け止めを使用するのはNGです。日焼け止めが毛穴に入り込むと取れにくく、施術の妨げになります。別のアイテムで紫外線からガードするようにしてくださいね。

脱毛中に乾燥は厳禁!十分な保湿を

顔脱毛中の乾燥は、肌にさまざまなダメージを呼び込み、老ける原因になります。脱毛中の保湿によって、肌状態がどうなるかを調べた研究では、脱毛後保湿したほうが潤いを保つことができ、ターンオーバーを正常に保てることがわかっています。

ポイントはたっぷりと丁寧に保湿することです。もしいつものスキンケアでかゆみなどが生じる場合は、敏感肌用などに切り替えてもいいでしょう。アロエベラやカモミール、ナイアシンアミドなど、鎮静効果のある成分が配合されているスキンケアなら、早く肌を落ち着かせてくれます。

参考:J-STAGE 日本レーザー医学会誌/46 巻 (2025-2026) 2号「レーザー脱毛時における皮膚症状の変化とスキンケアの有用性の検討」

脱毛の効果は保湿で変わる!気になる方はこちらの記事もチェック♪

脱毛前の自己処理は24時間前までに

脱毛前には自己処理が必要です。レーザーや光の熱は、毛の黒い色素に反応して熱を作るため、長いムダ毛があると火傷などのリスクがあるためです。

しかし施術直前に自己処理すると、自己処理のダメージが肌に残ったまま施術を受けることになるため、肌荒れのリスクが高まります。そのため、自己処理は24時間前までに終わらせ、肌を保湿して整えておくのがおすすめです。

レチノール配合のスキンケアの使用は1~2週間前までに

レチノールが配合されているスキンケアを使用しているなら、注意が必要です。レチノールは皮膚にトラブルがある際に使用すると、過敏症を起こしやすく、炎症などの原因になることがあります。脱毛の種類によって異なりますが、顔脱毛を受けるなら使用は1~2週間前までに留めましょう。くわしくは、脱毛を受けるクリニックやサロンに相談することをおすすめします。

顔脱毛なら老けるどころか若々しさをアップできるかも?メリットを紹介

顔脱毛で老ける心配はなく、むしろ若々しさのアップにつながるさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、くわしく紹介しますね。

肌がトーンアップして若見えする

顔のムダ毛がなくなると、肌がトーンアップして見えます。顔のムダ毛は細かいとはいえ無数に生えているので、どうしても肌色をくすませてしまいます。毛の影も肌に映るため、実はお顔って本来の肌色より随分くすんで見えているんです。

脱毛すればムダ毛の色や影によるくすみが一掃されるので、ワントーン明るい透明感のある若々しい肌を手に入れられますよ。

毛穴の開き、黒ずみリスクが軽減する

脱毛でムダ毛がなくなると、毛を支えていた毛穴は自然と引き締まります。毛穴が引き締まれば、自然と毛穴に皮脂や古い角質がたまるリスクも低減します。つまり毛穴の開き黒ずみに悩む必要がなくなるということ。

小鼻や頬、額や顎先などの毛穴トラブルに悩んでいたなら、脱毛によって解消できるかもしれませんよ。毛穴トラブルの根本原因がムダ毛にあった……なんてことは実はよくある事実なんです。

脱毛で毛穴が引き締まる?気になる方はこちらの記事もチェック♪

肌触りがすべすべになる

顔のムダ毛はとても細かいので、なくてもあってもあまり変わらないと思われがち。しかし脱毛してとりのぞいた後のすべすべ感を知れば、脱毛して良かったと思うはずです。それくらい、顔の産毛を脱毛するとしないでは肌触りが全く異なります。

肌にざらつきを感じたことはないという方でも、脱毛後は「私の肌ってこんなにツルツルだったんだ」なんて思うくらい劇的な肌触りの変化を感じる方もいますよ。

化粧ノリが良くなる

肌がすべすべになれば当然化粧ノリも良くなります。ムダ毛というファンデーションのノリを邪魔するものがなくなるので当然と言えますが、実際に脱毛すると、毎日のメイクが楽しみになるくらい化粧ノリが良いと感じられますよ。

脱毛によって毛穴も引き締まっているので、ファンデーションの毛穴落ちリスクも低減。顔脱毛には、まるでプロの手にかかったようなベースメイクが自然と仕上がるメリットがあります。

自己処理の手間がなくなる

脱毛すれば、自己処理が不要になるメリットもあります。自己処理の場合、例えばカミソリならすぐに生えてくるので数日に1度は処理が必要です。脱毛テープで毛根から引き抜いても、3週間くらいすればまた処理しなければなりません。

しかし、脱毛なら長くムダ毛が気にならない状態を保てます。「頻繁に自己処理するのは面倒、でもやらないと顔のムダ毛がはずかしい…」と、もう自己処理を頑張る必要はありませんよ

顔脱毛はしないほうがいいと言われる理由

顔脱毛にはメリットがたくさんあります。毛穴レスな美肌を目指したい方にも、肌をトーンアップさせたい方にも、自己処理が面倒な方にも、本当に顔脱毛はおすすめです。しかし顔脱毛はしないほうがいいという声も聞かれます。それはなぜなのか、理由をくわしく見ていきましょう。

ほかの部位の脱毛より時間がかかるから

顔脱毛は、ほかの部位の脱毛に比べて時間がかかる傾向です。これは、顔のムダ毛が他のムダ毛と比べて細かいから。産毛のように細い毛はレーザーや光が反応しにくく、太い毛と同じように熱を作ることができません。そのため、十分にダメージを与えられない場合があるんです。

結果として脱毛が進みにくく、他の部位と比較して時間がかかることがあります。なかなか脱毛が進まないと、「効果がなかったのでは?」「意味がないのでは?」と不安に襲われることもあるでしょう。これが「顔脱毛はしないほうがいい」と言われる原因になっているんです。

脱毛の種類によっては、顔の産毛のように細かい毛の脱毛を得意としているものがあります。顔脱毛を受ける際は、産毛の脱毛に対応している脱毛を選ぶことが大切ですよ。

顔脱毛は痛みを感じやすいから

顔は刺激を感じやすい部位。当然脱毛の施術にともなう痛みも、強く感じることがあります。「こんな痛い思いをするならやめる」「お顔に痛い施術をするなんてそもそもやめたほうがいい」という意見が出るのももっともです。

ただ、エステなどで行われる美容脱毛は、産毛の脱毛も得意で、痛みがあまりないという特徴があります。そのため、脱毛の種類さえ選べば、痛みに対して過剰に警戒する必要はなくなるんです。「顔脱毛は痛いからやめたほうがいい」というのは、もう古いのかも。

美容脱毛に使用される光には、肌のターンオーバーを促したり、保湿力や弾力をアップしたりする働きのある光も含まれています。脱毛するだけで光エステを受けられるのと同じ効果が得られるので、むしろおすすめですよ。

気になる部分が施術できない可能性があるから

顔脱毛と一口に言っても、実は細かくパーツ分けされているんです。その細かく分けたパーツの中でも、目の周囲やもみあげは施術できないとしているクリニックやサロンが多い傾向です。理由は、誤って目にレーザーや光が入り、失明するリスクを避けるため。もみあげは、太い髪の毛に近く、レーザーや光が反応しすぎて火傷などのリスクがあるためです。

安全上仕方がないとはいえ、例えば「眉間のムダ毛が濃くて、眉がつながっているように見えるから脱毛したい!」と思っていても、対応していなければ顔脱毛の意味がなくなってしまいます。

このように、顔脱毛とひとくくりにしても、施術できる部位とできない部位があります。またクリニックやサロンによっても、できるできないがあるため、自分の希望する部位の脱毛に対応しているクリニックやサロンを選ぶことが大切です。

眉間の脱毛に対応している脱毛が知りたいならこちらをチェック♪

肌トラブルのリスクがあるから

脱毛にはレーザーや光の熱を使うため、赤みや火照り、かゆみなどの肌トラブルが生じるリスクがあります。もちろん、できるだけトラブルのないよう出力などを工夫しながら行いますが、個人差があるため絶対にトラブルがないとは言い切れないのが実情です。

もしトラブルが気になるなら、もともと出力がやさしい光を使用する美容脱毛のほうがおすすめかもしれません。

硬毛化のリスクがあるから

顔脱毛には硬毛化のリスクがあると言われます。硬毛化とは、脱毛後に脱毛する前より太く濃い毛が生えてくる現象のことです。原因はわかっていませんが、硬毛化は産毛のような細かい毛が生えている部分で起こりやすい傾向があります。

一説には、「産毛が苦手なレーザー脱毛で無理に産毛を脱毛したこと」「そのために出力を抑えて発毛組織に中途半端なダメージを与えたこと」などが、硬毛化の原因ではないかと考えられています。

硬毛化のリスクはさほど高くありませんが、もともと産毛に対応している脱毛なら、よりリスクは低くなるでしょう。

ニキビ肌に施術できない場合があるから

脱毛の種類によっては、肌状態によって施術ができないものもあります。ニキビやアトピー肌がさらにダメージを受ける可能性があるため、顔脱毛はやらない方がいいと言われるのも無理はありません。

しかし脱毛の種類によっては、ニキビ肌でも施術可能なものがあります。むしろニキビが落ち着く、肌ケア効果まで期待できるものもあるため、カウンセリングなどを利用し、肌状態とあわせて顔脱毛が可能か相談しておくとよいでしょう。

顔脱毛で老ける心配はない!もっと美肌を目指したい方こそ顔脱毛にトライ!

顔脱毛で老ける心配はありません。むしろ顔脱毛にはさまざまな美肌効果が期待できるため、美肌を維持したい、化粧ノリをよくしたいと考えているなら顔脱毛はおすすめですよ。

ラココで提供している美容脱毛には、美肌作りに働きかける光も含まれています。肌のくすみが気になっている、ハリ感が欲しい、シミを何とかしたい、そんな方の悩みにまでアプローチ可能。もちろん顔の産毛にも対応しています。痛みもほとんどありません。顔脱毛が気になっているなら、ぜひラココにご相談くださいね。